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紙へのシルクスクリーン印刷について

シルクスクリーン印刷に挑戦したくいろいろと調べております。 実際に初めてみないと分からないこともあると思いますが、分からないことも多くいろいろと材料や機材を買う前に経験ある作家さん、職人さんの知恵をお借りできますと幸いです。質問が長くてすみませんが分かる部分だけでもお答えいただけますと助かります!宜しくお願い致します。 印刷条件: ●印刷支持体 厚手の画用紙(Tシャツなどはしません) ●絵柄サイズ A3程度 ●絵柄 写真を網点化した絵柄 ●目的 一枚の版で同じ絵柄を量産するのではなく、いろいろな絵柄を刷ったり一つの絵柄を多色刷りしてみたいです。 質問: ①(フレームの種類) フレームに紗を糊で張り感光剤を塗ったものを版にするプロセスは理解しましたが、アルミと木製のフレームがありましたがどちらがおすすめでしょうか? ②(フレームの再利用) いちど刷った版はおそらく再度使うことはありません。 その場合は紗をフレームから引っ剥がしてフレームを再利用するのでしょうか? それとも紗の感光剤を液体で溶かして紗張りのフレームは再利用するのでしょうか? 趣味のレベルなので多少の目詰まりなどは気にしませんが、作業として楽な方が自分にはよいと思っています。いろいろな絵柄を短時間で試せる方がよいです。 Tシャツくんのスクリーンは扱いが楽で良さそうですが絵柄ごとに購入しなくてはならずこれだと予算オーバーです(1枚1000円なので、、)苦 ③(SURIMACCAセット) 紗張りするのに便利そうなSURIMACCAセットという商品を見つけました。 https://surimacca.com/hantsukuru.html こちらは製版後の紗を自分で張り付けるようですが、この商品を使って自分で製版(焼き付けや感光剤を塗ったりする)作業したものを使うことはできると思いますか? ④(インクの種類) 紙にする場合のインクは油性と水性どちらが手間は少ないでしょうか? 色を混ぜ合わせたりできたり、蛍光色やツヤニスも試してみたいです。 ⑤(アマゾンスターターキット) アマゾンにスターターキットがでていました。こちらのアルミフレームは再利用できるタイプでしょうか? https://www.amazon.co.jp/dp/B07LCMMZW3/?coliid=I2CRZY61893XG8&colid=WS4YA4ZGMZR8&psc=1&ref_=lv_ov_lig_dp_it

みんなの回答

回答No.2

昔、学校でシルクスクリーン版画の実習をやったことがあります。 あと、子どもの頃、プリントゴッコで年賀状作っていました。 かなり昔のことなので、忘れている部分もあるかと… 1.学校のは木製フレームでした。 他はプリントゴッコの厚紙製ですね。 ネットで見たら写真フレームでもできるので、フレームの素材よりも大きさですね。 2.感光材を溶剤で洗い落として再利用していました。 プリントゴッコのは使い捨てです。 追加刷りのためにラップを巻いて保湿していました。 3.利用したことがないので、分かりません。 4.シルクスクリーン専用のインクか、アクリル絵具でシルクスクリーンメディウムを使った方がいいかと。 アクリル絵具のだと使用後水洗い出来ます。 でも1枚刷りだけならば水性インクでもいいかと。 刷ったらすぐに水洗いです。 油性だと紙に滲みます。 油性でなくても、シルクスクリーンに画用紙は凹凸がある為あまり向きません。 上質紙やケント紙の方がいいかと。 5.分かりません。 A3は大きいですね。 原稿はフレームよりも一回り小さいといけないので、A3の作品を作りたいのならば、それよりも大きなフレームが必要になります。 大きくなるほどフレーム(枠)は手に入りにくいし、メッシュも高額になります。 初心者ならばかなり難しいですよ。 暗室やネガ製版機とか無いと失敗しやすいかと。 感光材塗った後乾燥させなくちゃいけませんし。 実習でやったのはその半分くらいの大きさでしたが、感光材が反応しちゃうので、作業のほとんどが暗室でネガ製版機でやった記憶があります。 あと結構洗い作業が多いので、大きい版だと大変かと。 そういえばシルクスクリーン実習は普通の教室ではなくて、「シルクスクリーン室」という専用の部屋でやりました。 確か、原稿も透明フィルムにプリントしてから露光でした。 OHPシートに印刷するのですが、コンビニプリントでは利用出来ないようです。 実習では1版しか作らせてくれなかったのですが、版の上に複数のインクを置いてグラデーション状に刷りました。 プリントゴッコでは、色別に版を作ることもありましたが、細いスポンジ状のテープを貼って区切ってインクを置いていました。 感光材を使わない方法もありますが、細かいデザインには向きませんので…

quotidian
質問者

お礼

一つ一つご丁寧なご回答ありがとうございました! 非常に参考になりました!特に用紙とサイズ感については深く考えていなかったので、とても有益なアドバイスでした。確かにマンションの小さな風呂場で大きなアルミフレームを洗うのはなかなか難しそうです、、。

  • santos
  • ベストアンサー率41% (83/202)
回答No.1

ここしばらくはやっていないので、最新のことについてはわかりませんが、質問者さんと同様、趣味のレベルで、全くの独学でシルクスクリーンをちょっとだけ(Tシャツや学園祭でのポスター、チケット等何種かは制作した)やったことがあるものとしてお答えします。 ①(フレームの種類) 私は木製フレームしか使ったことがありませんが、金属製でも木製でも、ちゃんと接着剤が効くものならどちらでも変わらないかと思います。 ②(フレームの再利用) プリントゴッコのマスターみたいな簡易なものでなければ、フレームは再利用が普通ではないかと思いますが。 メッシュ(紗)の再生(再利用)については、ネットを見てみてもいろいろご意見があるようです。私は、まったくの未使用のメッシュのようにきれいに落とすのは難しそうだと思って、感光剤の除去はやったことがありませんが、メッシュのいたみや目詰まりを気になさらないのであればお試しになるのも経験として良いのではないでしょうか。費用や作業がどの程度のものかも、実際にやってみればわかると思いますし。 ③(SURIMACCAセット) このセットは網を貼っていない網戸のフレームみたいなもののようです。ゴムやローラーは網戸用そのものです。本セットを使って組み立てたフレームに別途購入したメッシュ(紗)を張る、ということのようです。それから感光剤を塗って製版ですね。 ④(インクの種類) インクは道具の手入れ等を考えても水性からのほうが楽なんじゃないでしょうか。 ⑤(アマゾンスターターキット) ②で書いたとおり、大抵のフレームは再利用前提だと思います。しかし、このアマゾンで売られているキットに入っているヒンジクリップは、割とたくさんの数を刷りたいか、版ずれなどを少なくするためとかの目的でなければ必要ないような気がしますが。 いずれにしても、独習ですと無駄がそれなりに出て、コストもある程度かかることはご認識いただきたいと思います。 どちらにお住まいかわかりませんが、公立の美術館などでは、シルクスクリーン講座をやっているところもあり、また講座でなくても機材の貸し出し(美術館のワークスペースなどで自由に利用できる)をやっているところもありますから、お調べになってみるのも手だと思います。

quotidian
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございました! すべてのアドバイス、非常に参考になりました!仰るようにシルクスクリーン講座で一度体験してこうようと思います。

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