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DNS/NLBとクラスタサーバのバージョン互換
- Windows Server 2008/2012とActive Directoryのバージョン互換性について
- Active-Activeのフェイルオーバーを構成する場合、DNSかNLBを使用する方法がある
- 既存のWindows Server 2003のActive Directoryで2台のWindows Server 2008/2012をフェイルオーバー構成することは可能か
- ns1090156
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＞NLBにおいても提供されていなく、処理するサーバーは固定されないのですね。。。 アフィニティ設定によっては一応固定されますので、例えばWebサーバのSSL通信などはうまく動作します。 それよりも、ファイルの実体を何処に置くのということです。 複数のホストに接続出来てファイルの排他制御ができる共有ストレージを導入ということになるのかもしれませんが、これで全てうまくいくのかは不明です。 また、前の回答に書き忘れましたが、NLBは結構ネットワーク機器（スイッチ、ルータ）を選ぶんのですよ。 ハイエンドサーバ1台では不安なぐらいの利用者があるとのことですのでこれもちょっと不安要素です。 ＞ちなみに、Active-Activeの各サーバーOSがWindows Server 2008(R2)の場合に、 ＞考えられる選択肢は(1)DFS(この機能に関してはこれから調査します)のみでしょうか？ 申し訳ありませんが、DFS以外にはちょっと思い付きません。 DFSで要件が足りそうならば、ハードウェアコストや管理コストのメリットがあります。 スケールアウトファイルサーバは、ベースがフェールオーバークラスタなので、 高速なSANやiSCSIのストレージを導入となるとそれだけでウン百万ということになりうると思います。
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- maesen
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状況はだいたい理解出来たと思います。 ＞一方で、上記のコメントよりファイルサーバーのサービスでActive-ActiveはNGなのでしょうか。 ＞この問題とはどのようなものかを教えて頂けないでしょうか？ Active-ActiveがNGではなく、DNSラウンドロビンやNLB配下ではファイルサーバは機能しません。 DNSラウンドロビンやNLBは、単純に言うとIPレベルで行先のサーバを振り分けるだけです。 つまり単純な例ですが、ファイルを書き込んだときはAサーバだったが、読み込むときはBサーバのようなことが起きます。 このときBサーバにはファイルは無いので実際には読めないことになります。 実際にはもっといろんな問題があります。 ＞当初はMSCSでActive-Passiveの構成を考えていたのですが、 共有ストレージがあるフェールオーバークラスタとは同列には出来ないですね。 だからフェールオーバークラスタの代わりにはDNSラウンドロビンやNLBにならないです。 Active-Activeの冗長化構成のファイルサーバを構成したければ、 (1)DFSを使用する (2)Windows Server 2012の新機能であるスーケルアウトファイルサーバを構成する という選択があると思います。 ちょっと調べて見て要件に合うか確認しては如何でしょうか。 それぞれADが必須になりますが、DCの制限などについては確認していませんのでDCがWindows Server 2003のまま構成可能かは未確認です。
補足
maesenさん ご返答いただきありがとうございます。 ＞単純な例ですが、ファイルを書き込んだときはAサーバだったが、読み込むときはBサーバのようなことが起きます。 DNSのラウンドロビンにはセッション・アフィニティ機能が無さそうですが、 NLBにおいても提供されていなく、処理するサーバーは固定されないのですね。。。 Active-Activeを実現したい場合、記載いただいた(1) or (2)の選択肢が考えられるということですね。 ちなみに、Active-Activeの各サーバーOSがWindows Server 2008(R2)の場合に、 考えられる選択肢は(1)DFS(この機能に関してはこれから調査します)のみでしょうか？
- maesen
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＞Active-Activeのフェイルオーバー構成する場合、下記の考え方があるようです。 ＞ (1)DNSでラウンドロビン管理する ＞ (2)NLB(ネットワーク負荷分散)で負荷分散管理する 言葉の問題なのかもしれませんが、上記の方式はフェールオーバーを構成するための方式では無いと思いますが。。。 どちらも負荷分散方式ということになると思います。 今さら言葉の説明と言われるかもしれませんが、フェールオーバーは障害が発生した場合に待機系に切り替わるような仕組みのことだと思います。 特に(1)ではフェールオーバーしてくれないと思います。 そもそも何のサービスをフェールオーバー構成としたいのか書かれていないので、DNSラウンドロビンやNLBが適切なのかも疑問です。 一応、Q1について。 もともとWindowsのDNSサーバはデフォルトでラウンドロビンが有効になっているため、ラウンドロビンの構成は問題ないはずです。 これはWindows Server 2003も同じです。 ノードのOSには基本的に依存しません。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/748rrobinsrv/rrobinsrv.html Q2について。 NLBはADに依存する機能では無いので、 ＞既存ADはNLBサービスを構成していないので このくだりは？です。 NLBの構成自体は問題無いはずです。 ただし、構成する2台のOSバージョンが異なる構成は保証されていないと思いますのでOSバージョンは合わせる必要があると思います。 Q1,Q2ともにですが ＞Active-Activeのフェイルオーバーを構成できますでしょうか？ Active-Activeのフェイルオーバーの意味を勘違いしていませんでしょうか。 ＞どちらの質問もWindows バージョンに差異があることが問題ないかが判らなかった次第です。 ADのドメインコントローラのOSバージョンと、DNSラウンドロビンまたはNLBの構成ノードのOSバージョンが異なるけど問題無いかということであれば問題無いということになると思います。 それよりも構成ノードには何のサービスが稼働するのかの方が気になります。 たとえば、DBサーバやファイルサーバではDNSラウンドロビンやNLBの構成では問題がでますので。
補足
maesenさん 早速ご返答いただきましてありがとうございます。 言葉の使い方が曖昧な状態で質問を上げてしまい失礼致しました。 Active-Activeで提供したいサービスは「ファイルサーバー」となります。 質問時には背景を記載していなかったためお伝えさせていただきます。 当初はMSCSでActive-Passiveの構成を考えていたのですが、 利用者が増えてくる事が後日判明し、Active側のサーバー・リソースが飽和することを懸念し、 Active-Activeでリソースの分配を検討しようと考えた次第です。 ＞ADのドメインコントローラのOSバージョンと、DNSラウンドロビンまたはNLBの構成ノードの ＞OSバージョンが異なるけど問題無いかということであれば問題無いということになると はい。その事を確認したかったため、恐らく問題ないということで安心致しました。 ＞ファイルサーバではDNSラウンドロビンやNLBの構成では問題がでますので 一方で、上記のコメントよりファイルサーバーのサービスでActive-ActiveはNGなのでしょうか。 この問題とはどのようなものかを教えて頂けないでしょうか？
お礼
maesenさん ご相談にのっていただき誠にありがとうございました。 Windowsの複数サーバーにおける共有ディスク制約やNLB使用に伴うスイッチ側の制約、 DFSの要件可否などの情報整理ができました。