全く自信がありません。あくまでも推測に基づくものなのでそれをきちんと認識した上で読んでください。
あまり語られないことですが、1991年の湾岸戦争以前のイラクは、石油で経済が潤っていて中東地域ではトップレベルの高医療国家(九割の国民が医療サービスを享受、九割五分の子供が予防接種を受けていた)だったそうです。一人当たりのGDPも戦前は2000ドルを超えていた(現在のタイが同程度)そうです。
それが戦争によって医療施設や水供給・下水・電気供給システム等のインフラが破壊され、さらに経済制裁によって経済が破壊され、国民生活がズタズタにされた状態でさらに戦争をやったわけです。
ネットで少し調べてみましたが、私の推測どおり、やはり1991年の湾岸戦争以前はストリートチルドレン問題はイラクには無かったそうです。結局、戦争によって経済をはじめとする社会システムが破壊された結果が、ストリートチルドレンの発生に繋がっていると考えて間違いないでしょう。
味噌はここです。イラクのストリートチルドレン問題は一朝一夕に解決する単純なものではありませんが、破壊された社会システムが再構築されれば解決する可能性もあるということです。ここが他のストリートチルドレン問題を抱える国々との決定的な違いだと思います。つまり、早期にストリートチルドレン問題に取り組めば、被害の拡大の抑制や早期解決を目指す事も全く不可能ではないのではないか、というのが私の推測です。
よって、回答は「役に立った」となります。ちなみに、ユニセフはイラクでストリートチルドレンが増加していると言っているそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 >あくまでも推測に基づくものなのでそれをきちんと認識した上で読んでください。 お気になさらないでください。 これは仕方のないことです。 私はある掲示板での「役に立たない」 という発言が気になって今回の質問をしました。 また、そのことについて誰も反論しないことに疑問を感じたのです。 こうしていろんな人の意見を聞くと大いに参考になります。