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CPUの選び方と性能比較
- CPUの選び方と性能比較についてまとめました。
- E3とE5の違いやコア数と性能の関係について解説します。
- (2)と(3)のコア数と処理能力の関係についても考察します。
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質問者が選んだベストアンサー
会社でサーバの構築とか管理とかしてます。 その見方は、iシリーズとXeonが同じだと思ってるとそういう見方しかできませんので注意してください。Xeonは周波数やコア以外の部分でも差別化は明確ですよ。システムによっては、「この周波数が欲しいんだ!」ってのも有ったりしますし(笑)。 E3とE5ではなく、E3-1270V2とE5-1620V2で最も違うと言えるのはメモリ制御で、E3-1270V2は最大32GBまでしか使えませんが、E5-1620V2では256GBまで使えますし、E3より早いものを使えます。 GPUはどちらも内蔵してませんし(E3は型番によって内蔵しているものもある)、周波数の速度差はいくらXeonでもこの程度(5%差)では1万円の差は出ません。 ここでいうメリットは、E3は所詮デスクトップレベルのメモリ量しか使えない点です。32GB程度では、DBサーバでは正直少ないですね(せめて64GBは積みたい)。DBサーバ作るならそれほど大きくなくてもE5を選ぶメリットは大きいです。E3は...100~200人規模のファイルサーバレベルまでですかねー。DBは小さなものしか使えませんね。 で、次、(2)と(3)ですが、ここはコア数が違うので3万円は当たり前ですね。コア数は2個ですが、これはこのまま時間効率に直結します。 とはいえ、質問者さんの言うとおり、時間に余裕あるから4コアしか使わないなら、(2)使った方が良いです。安いし。メモリを32GB以上積む気が無いならもちろん(1)でもいいです。 ただ、3Dソフト1本だけの計算を行う場合でも、3D系のソフトは最大効率でマルチコアを利用するのがほとんどですが、4コアと6コアの速度差は単純に4割増し(数値上1.5倍と言っても実際には少し落ちる)と考えますと、14日かかる計算が10日で終わるわけです。のこり4日は遊べますね?この4割増しと言う速度差は3万円で4日という時間を買えるわけです。法人レベルで考えるとすごい効率ですよ。 でも、個人だったら、10日も14日も締切なければどっちでもいいわけです。ここら辺は8万円で時間を買うか、コスト重視で4万円のCPUを使うかの差。個人なら(1)を使うのが多いんじゃないですかね。法人ならこの程度の価格差なら絶対(3)を買います。超お買い得。 どれを選定するか、と言うならば、 (1)個人利用。メモリも32GBがせいぜい。コスト重視。 (2)メモリは32GB以上必須。計算速度は重視しない。 (3)メモリは32GB以上必須。計算速度は早い方が良い。 という感じになります。 マルチコアをきっちり使えるソフト(3Dソフトや解析系ソフト)ならコアが増える事の優位性は明らかですが、個人用途でマルチコアの恩恵が大きくない場合は逆にコスト高に見えるでしょう。 Xeonは法人サーバ向け、無休稼働向けとして使うことを前提としているのでiシリーズより割高設定です。これは、もう相手にしている購買層が全く違う(個人か法人か)ので、価格差について文句を言うのはナンセンス。必要ないと思ったらiシリーズでもいいし、(1)でもいいんです。 Xeon使うようなサーバはどんなDATAをどんな規模で何年使うからどれくらいのパワーが必要とか、事前に必要スペックをきちんと予測して選びます。なので、こっちの方が高い安いとか、このスペック無駄じゃね?とか、その考え方が間違い。これこれこういうスペックが必要。でも時間短縮したいから(3)、解析するわけではないから(2)という選び方をします。 なので、質問者さんも、Xeonの選定を行うならば、まず、システムの構成や削れないスペックを考えたうえでXeonを選ぶのが良いと思います。Dual構成ならE5-2xxxV2になりますしね。
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- kita_s
- ベストアンサー率45% (630/1383)
No.5です。 レノボS30確認してきましたが...確かに1650v2の方がすごく安いです。 まあ、お得、という事でいいのでは?もしくは,1650v2をレノボが大量に仕入れたことで、レノボは安く値をつける事が出来る、Intelの一押しチップなど、まあいろんな理由は考えられますが。XeonPCではこういうのは割とありますよ。元の価格がそこそこ高いので、数売れば十分ペイできますから。しかし安いなー。 さて、選定の仕方で考えれば、周波数で考えるかコア数で考えるかですね。 通常ならこの周波数差ですからコアが多い方を選ぶと思います。絶対。 ただ、選ばない理由もいくつか思いつきますね。わかりやすい例だと、単純にマルチコア対応ではないソフトを動かすからとか。Xeonの今世代では、4コア以下は無いですから、1コアあたりの周波数が一番高い奴~とかそういう理由です。 E5が欲しい、でもコア数は必要なく周波数重視ならE5-1620V2という選択肢もあります。法人用途だと、マルチコアに対応しないソフトを昔から使っているなんていくらでもありますからね。PCは老朽化で交換しなければいけない。メモリは大量に積むし、無休稼働でかなり重い処理だからXeonE5必須。でも、マルチコア対応ソフトではないから、コア数は最小で、でも周波数はできるだけ高くて安い奴=E5-1620V2という選択でしょうか。 6コア版買って仮想化とかいろいろありますが、装置の中継PCとかだと単体運用必須という事もあるので。こういうのも個人用途だと贅沢すぎてやることは少ないですけどね。i3やCeleronで良いんじゃね?とか私も思いますけどね。
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5079/12273)
>S30シリーズ その選択なら1650v2で良いんじゃないです? 「3Dソフト」が12CPUまで対応していないと全力は発揮できませんけども、その状態でも3.7Gと3.5Gなんて5%程度しか差はありませんし、周辺回路が足かせになる分を考慮すれば実処理時間の差は2~3%程度でしょう。 それに引き替え多CPU対応のソフトなら6コア12スレッドをフル稼働させることができます。4コア8スレッドと6コア12スレッドならその差は単純にいって50%、周辺回路の足かせを考慮しても10~30%は高速になる模様。 http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/167/167737/ これはCore iでの比較ですがXeonにもほぼそのまま適用できるでしょう。 要するに使うソフト次第ってことです。ソフトメーカーにいくつのCPU(いくつのスレッド)まで対応か確認することが参考になるのではと思う次第。
お礼
ありがとうございました。
- black2005
- ベストアンサー率32% (1968/6046)
L3キャッシュ容量や対応メモリ数が異なるようですよ。 価格差に見合うほどの性能差は無いように思いますが・・・ 3点とも、Wikepediaに具体的な数値が公表されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Xeon#.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.86.E3.83.AB_Xeon_.E3.83.97.E3.83.AD.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B5.E3.83.BC_E5.E7.B3.BB_3
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5079/12273)
1)Core i7-3770とほぼ同等性能(定格、TBクロックが100MHz高い)にビジネス向けの仮想化やセキュリティ機能を盛り込んだもの。代わりにグラフィック機能はない。 2)Core i7-4820kとほぼ同等(同じく100MHz高い)に(以下同文 3)Coe i7-4930kとほぼ同等(定格クロックのみ100Mhz(以下同文 1と2,3ではメモリの帯域幅が倍違いますから、メモリ帯域を食う作業がメインなら動作クロックでは測れない性能差が出るでしょうね。一応3Dソフトってそういう部類のものだったかな? #もっとも、その差額でグラフィックカードを強化した方が速くなる場合も
お礼
ありがとうございました。
補足
例えば現在レノボのワークステーションでS30シリーズには E5-1650V2とE5-1620V2搭載モデルなんかがほぼ同価格で出ています。 グラボなんかのCPU以外の部分はほぼ同じ内容です。 大きな違いはCPU4コア(3.7GHz)と6コア(3.5GHz)ですが、この選択肢がどういう意味を持つのか・・・分からないのです。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2126/7992)
CPUがコア数が多いほど高額になるのは、コア数=CPUの数だからで、コア数が少ないほど安価になるのは自明の理です。 クロック数が大きいほど高性能なのも同じ理由で、クロック数が低いCPUは安価になります。キャッシュ容量が8・10・12MBと違って来るのも性能差に影響します。 問題は、どの程度の性能差になるのかで、(1)~(3)のCPUの性能差は、ソフトによって異なりますが、一般的に見ても、それほど大きなものではありません。 もっとも、シングルCPUで動かした場合、キャッシュが8MBと12MBでは性能差が1.5倍ぐらいになるはずです。他にもターボブースト時のクロックアップが異なるなどの違いがありますが、2倍を超える性能差があるわけではないでしょう。 コア数を多くしなければならないのは、サーバーやワークステーションなどの場合で、一般のパソコンでは宝の持ち腐れです。パソコン用のCPUではコア数が2~4個しかないのは、並列処理を必要とするソフトが少ないからでしょう。
お礼
ありがとうございました。
補足
すみません、一般のパソコンの話をしているわけではありません。 実際必要とした場合のことを言っています。 (1)と(3)ではグラフィックボードは同じでもパソコン価格でいうと10万円以上違っていたりします。何がそうなせるのかよく分からないのです。
お礼
ありがとうございました。 下記でベストアンサーとさせて頂きました。