過去に電気設備業者で設計をしていたものです。
まず、一体型便器、分離型便器とも、便器は安全面から電気回路専用回路をお勧めします。
というのは、現在暖房便座だけと思われていても、便所内に暖房を設ける場合も想定されるからです。
できれば、1階、2階とあるのでしたら、それぞれ、専用回路にしてください。
次に配管ですが、排水管は、便所等の排水、お風呂・台所等の排水、雨水等と家屋内では別配管にすることになっています。敷地害に一番近いところで、便所等の排水、お風呂・台所等の排水は一本にまとまり、道路に設置された排水溝に流されます。ただし、雨水は雨水のまま排水溝に入ります。
タンク式便器ですが、一般に水がたまっているので停電や災害等で使用しやすいようにみえますが、一度排水してしまうと、水がたまるまで排水できません。災害等のためには、予備の水を用意しておくなどの対策が必要です。