一番ありそうなのが、橋下氏以外の候補者が立たず選挙がおこなわれないこと。
結果、大阪市の職員が振り回され残業した分の残業代、議会が中断したことにより年間予算を暫定で処理したために高くついた分、それらが市民の税金から無駄に支払われるだけのこと。
次に起こりそうなのが、共産党または個人候補者が立って橋下氏が当選。
先の回答者さまも予測してらっしゃいますが、おそらく史上最低の投票率。
この場合、上記に加えて選挙費用が数億かかる分も、当然税金から支出。
加えて、公民館の借り上げ事業や小学校での卒業式にも影響が出て、市民の一部が不愉快な思いをしなければいけないという話。
個人的には当選しようがしまいが、府大市大の統合はともかく、都構想はとん挫しそうな気がします。
橋下氏は「反対されていて、このままでは進まない」と主張していますが、実際に反対されているのは「区割り案の絞り込み」です。
つまり都構想を実現しようとすると、実際には経費が安くならないじゃないかとか、各「特別区」の財力が違い過ぎるじゃないかという、先に解決すべき問題点があるだろうというだけです。
にもかかわらず「反対されている」と思いこむのは、問題点を明らかにしていけば解決できないことが、既に橋下氏や松井知事には分かっているのでしょう。
その状況で、住民投票まで騙しきれるとは思えません。