未来派の画家

質問

西洋美術の未来派の画家について調べています。未来派の画家についてどんなことでも良いので教えてください。又、未来派についてのサイトなども教えていただければ嬉しいです。

回答No.3

jakyy

簡単に説明いたします。
【未来派設立宣言】
未来派1とは、909年、詩人F・T・マリネッティの未来派設立宣言に端を発する
イタリアの画家たちの芸術の革新運動です。
その主張は
「伝統的な美の概念を否定し、来るべき２１世紀の未来社会の備えうる速度と
スピード感と機械の持つ合理性を美の世界にも取り入れよう」
このようなものです。
画家ボッチョーニやセヴェリーニ、建築家サンテリア、
音楽家のL・ルッソロはその先頭に立っちました。

【ボッチョーニ】
未来派運動の先頭に立ったボッチョーニは、
運動」と「スピード」の表現をした絵画、彫刻を制作しました。
絵画『決起する都市』『弾性』、彫刻『空間のなかに連続する単一の形態』を制作しました。
http://www.physics.hku.hk/~tboyce/ap/0603exam2000/PHYS0603exam2000m.html

【セヴェリーニ】
ローマでボッチョーニを知り、バルラから点描派を学び、パリでの未来派展に出品。
「青い踊り子」などを制作しました。
http://www.nv2r.com/philosophie/Wittgenstein/Witgn104.htm

【サンテリア】
サンテリアなどのイタリア未来派の建築家が描いた前衛的な建築プランは
かなりの衝撃を建築界に与えました。
現在の建築からみても全く遜色がない出来ですね。
「未来都市Futurist Station 」がその代表作です。
http://www.mikepreston.co.uk/docs/futurist.htm

【ルッソロ】
ノイズミュージックの代表者で「騒音芸術」を提唱し、
イントナルモーリという楽器を制作。
巨大な蓄音機のようなスピーカーマシーンが沢山連なっているような音響器具で
人々の度肝をぬきました。

【1920年以降】
イタリアにはファシズムが台頭し始めると、
こうした未来派の芸術運動は自然消滅を迎えました。

【ロシアの未来派】
1910年代初め、
D.D.ブルリューク、マヤコフスキー、フレーブニコフ、クルチョーヌイフ、
V.V.カーメンスキーらを中心とする“立体未来派”と
“自我未来派”“詩の中二階”遠心分離機”などの
グループが生まれました。
それぞれ前衛的な芸術運動を始めました。
立体未来派は、過去の文学的遺産のトータルな否定を旗印に、真に自立的な芸術の創造を目ざしました。

参考URL：

http://www.b-sou.com/D-Futurism.htm,http://www.angel.ne.jp/~ganzfeld/kk/noisemusic.html

回答No.2

sophia35

度々すみません！

今、送信したものを見直したらルロッソになってました。正しくはルッソロです。ごめんなさい。訂正させていただきます。

回答No.1

sophia35

こんばんは。

今、西洋美術概論の教科書を引っ張り出して引用しようと思ったのですが、如何せんかなり長文でうまくまとめられそうに無かったので、ウィキペディアで検索した定義を紹介しますね(^_^;)下記のサイトをご参考にされてみて下さいませ。ここからそれぞれキーワードで検索すると、探しやすいと思います。

個人的にはルイジ・ルロッソなど好きですね。夭折が悔やまれます。
あと、以下のサイトにマリネッティが提唱した「未来派第一宣言」についての解説が載ったサイトがありますので、宜しければこちら併せてご覧頂けたら良いと思います。
http://www.b-sou.com/ism-Futurism.htm

ご参考になれば幸いです。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E6%B4%BE