今までの雇用保険(通称、失業保険)に加入していた期間や退職理由などによって、給付要件が異なります。
また、だれも、あなたの給付がありますよと知らせることはなく、自分からハローワーク(職業安定所)に手続きをすることでもらえる制度です。ただし、会社を退職した際などに受け取る資料などをそろえたうえでハローワークで求職活動のための手続きを行うことで、給付についての説明等があるはずです。
あなたがそれらの書類をしっかりと見せたうえで相談し手続きをしているのでしたら、給付の対象になる見込みがなかったということかもしれませんね。
ご自身で無知と言われていますが、世の中の法制度や優遇制度などの多くは、知っている人のための制度であり、知らなければ誰も手をさしのばしてくれるものではないと理解すべきです。
失業給付の制度なんてものは、インターネットにゴロゴロと情報があります。間違った情報やあいまいな表現のものもありますが、そのような情報を精査したり、窓口でしっかりと相談することが重要でしょう。ですので、無知のままでいることは、損をすると感じることにもなるのです。知識を得ようとする人、知識を持っている人を利用できる人ほど得なのですよ。
私の回答で7カ月という質問を無視しているのは、失業給付を受けるかどうかはあなたの権利ではありますが、その権利行使は自由ということです。単純に給付を受けなかったからと言って掛け捨てとなるような制度ではなく、雇用保険関係の給付を受けずに再就職すれば、条件はありますが加入期間は通算されるという制度であり、加入期間の長さによって給付が受けられる期間が変わるという部分もあるのです。したがって、あなたが質問で記載している契約社員での就職以前に職歴があれば、7か月で単純に考えられないということです。
あくまでも保険制度ですので、民間の保険と同じで、保険の対象となる事実を証明し請求するという手続きが必要なのですよ。それに、会社に在職している期間は会社がほとんどの手続きをしてくれているということで会社任せで意識が低い人ほど陥りやすいのです。あくまでも会社がやってくれるのは在籍期間に限られるのですからね。
手続きをされた職業安定所というところでしっかりと相談されることですね。