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(急ぎです)薬学部と工学部で進路を迷っています
長文すいません。 高校三年です 行きたい大学は東北大学で決まっているのですが、薬学部と工学部で迷っていて決められません。 病院薬剤師になりたいと思ったのですが、院卒しようと思うと8年もかかるので金銭的にも厳しいと思います。両親は好きなところへいけというのですが、どうしても気になります。 それに8年も大学にいたら就職が遅くなってさらに負担をかけてしまうと思います。仮に病院薬剤師となっても収入がそれほど高くないと聞きますし…。学部卒でドラッグストアなどに勤務、というのは避けたいです。 工学部は化学をやれるという点ではいいのですが(化学が好きなので)、研究と言われても自分が何がしたいのかわかりません。それに就職となった時にどんな選択肢があるのかわかりません。研究職についたとしたらどれぐらいの収入が得られるのでしょうか。 どうしたらいいのでしょうか。誰かアドバイスをお願いします。
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- raita_oshishi
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薬学部の院卒で製薬企業で研究職として働いております。工学部の事は存じませんので、薬学部出身としての回答をさせて頂きます。 質問者様は病院薬剤師になりたいとの事ですが、8年も通わずに6年制の薬学科を卒業し、薬剤師免許を取得することにより病院薬剤師にはなれます。 勿論採用試験を受ける事になりますが、現行の制度で病院薬剤師になるのは、ほぼ6年制(薬学科)の学生です。参考URLは東京都の求人で中途などもあるので参考になるかは分かりませんが、募集要項に院卒は無いと思います。 ご存じだとは思いますが、2006年より薬学部は4年制と6年制に分かれました。6年制は薬剤師育成コースで、6年次に薬剤師国家試験を受験します。4年制は企業等の研究者の育成コース(とは言われていますが、実際なれるのはほんの一握りです)で、大体の学生は+2年で院に上がります。 よって、質問者様が仰る様に院卒+薬剤師免許を取得するには、 (1)6年制コースを出た後に4年間の博士課程の計10年 (2)4年制コースを出た後に2年間の修士課程、その後2年間の追加教育の計8年 となり、現実的ではなく、その様な経歴で病院薬剤師になる方は少ないと思われます。 化学が好きとの事ですが、薬学部でも化学を勉強できます。と言うよりも有機化学、無機化学、分析化学、物理化学など、幅広い分野の勉強がメインになってくると思います。私も化学系の研究室を出て、仕事もその延長線上です。 就職のときには、薬剤師免許が必要ない職業としては、私の周りでは製薬メーカーは勿論、化学メーカー、化粧品メーカー、食品メーカーなどに行った人が多いですね。(ほんの稀に証券や金融などの文系職の人もいましたが) 研究職の収入は入社時の段階ではドラックストアや調剤薬局の薬剤師の方が上です。院卒となるので技術職の中では少し上かもしれません。 現在は、殆ど研究職になるのは4年+2年の修士の学生だとは思いますが、6年制の学生も研究職に就ける方もいます。そこは学生時代の研究や英語力など本人次第だと思います。 私が学生の時は入学時に研究職になりたいと言っていた方が調剤薬局に行ったり、病院薬剤師になりたいと言っていた方が企業に勤めたりなど、大学生の間に進路希望が変わる事もあります。 将来の事を高校生の頃から決めている学生なんて一握りだと思います、私も希望進路については二転三転しました。色々学びながら自分のやりたい事を明確にして行けば良いのでは無いでしょうか。 今から進路のことを真剣に考えている質問者様は、きっと学生のうちに真剣に悩んで、最終的には良い選択が出来ると思います。 受験や大学での勉強も大変でしょうが、是非、東北大学に入って頑張ってください。
- 参考URL:
- http://www.thpa.or.jp/jobs
- demerger
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こうしたところで、 性別に応じた発言をするのは少々憚るのですが、 まぁ・・現実の世の中がそうなっている、と言う事でご容赦ください。 質問主様が女性であるならば、薬学部がお奨めです。 結婚し、出産・育児でキャリアを中断しても 薬剤師としての復職先は・・まぁ、極論、ドラッグストア勤務ということであっても あり得ます。 質問主様が男性であるならば、 自分なら 化学バイオ工学を選択すると思います。 勤務先の選択肢が広いからです。 シラバスを詳細には見ていないのでわかりませんが。 化学バイオ工学と薬学は、おそらく、重なる部分もあるので もしも化学バイオに興味が持てなければ いったん学を修めたのちに、薬学転部もできるのではないでしょうか。
若干誤解があるようですので、説明させて頂きます。 薬学も化学の一つの分野です。 ただ、薬学の場合、人間などの生命体を対象とした化学のため、特殊な知識を必要とされます。 この為に、大学としては学部を分けているだけです。 病院薬剤師ということになると、医師との意志の疎通が必要ですので、必然的に専門性が高くなってしまいます。 場合によっては、医師の治療方針を決定する際のアドバイザーとしての役割も期待されることがあります。 院卒者の採用が多いはこのためです。 学部卒でも採用がない訳ではありません。 病院勤務の場合には医師もそうですが平たく言えばサラリーマンです。 勤務した病院の経営状態いかんで給与が決まります。 大学の付属病院や国公立病院のような場合には、最先端の技術情報が常に入ってきて、それを使いこなすことを要求されます。 技術者としては、魅力があります。 薬学部を卒業して金が欲しければ、ドラッグストアーなどに勤務して、流通業者や製薬会社と人脈ができたところで、独立して薬局を開けば一生喰うには困りません。 人脈作り、資金作り、などにセッセと精を出せば金はいくらでも手に入ります。 医薬の知識を持った起業家になればいいだけの話です。 金目当てで生きるか、技術者として生きるのかという選択です。 >研究と言われても自分が何がしたいのかわかりません。 当然です。 基礎が終わった時点で、個々の専門に進むことになりますがその時点で自ずと出てきます。 研究分野などというものは、数限りなくあります。 大学の図書館や研究室には研究分野に関する情報は山のようにあります。 高校生の知識程度で決めるのには無理があります。 >それに就職となった時にどんな選択肢があるのかわかりません。 製薬会社や化学会社が採用してくれます。 語学をマスターしておけば海外企業でも採用してくれます。 機械メーカーやゼネコンなども化学系の技術者を採用しています。 化学系の技術者というのはある意味で潰しがきく技術者です。 工学部の化学科は理学部の化学科とは異なり、大半は企業へ就職ということになります。 但し、入社してしまえば、大学時代の知識や経験は全く無視されます。 他の学部を卒業してきた連中と同列で扱われます。 薬学部卒でも同じです。 企業というのは、収益を目的とした集団です。 企業が必要としない、収益に貢献しない知識や経験には何の興味も持ちません。 企業が必要とする専門知識や専門技術を持った社員はゴロゴロいます。 企業が必要とする最先端情報は常に集められています。 研究室を希望するのであれば、それなりのチャンスはあります。 但し、企業が求める物に関する研究のみで、そのテーマに興味があれば続けることはできますが、興味を示さなければ即刻配置転換となります。 十年二十年と特定の分野だけを研究開発し続けてきた連中が競争相手ですから、ウッカリはできません。 大学を出たばかりの人間に追い越されるようでは、とうの昔に首になっています。 >研究職についたとしたらどれぐらいの収入が得られるのでしょうか。 サラリーマンである以上は研究だろうが事務だろうが変わりはありません。 公的研究機関の場合も公務員としての給与です。 >院卒しようと思うと8年もかかるので金銭的にも厳しいと思います。両親は好きなところへいけというのですが、どうしても気になります。 成績さえ良ければ幾らでも奨学金があります。 私的なものから公的なものまであります。場合によっては海外のものもあります。 成績次第で、家庭教師や学習塾の教員などいくらでも可能です。 落第スレスレでバイトに精を出している連中もいます。 (就職やらなにやらで苦労はすることになるとは思います) いまから悩んでいないで、まずは合格して下さい。 退学はいつでもできます。 入学後の進路はその場その場で自ずと決まってきます。 教授連中も見ています。 学問に対して適正があると判断すれば、進路の心配などはいくらでもしてくれます。