• 締切済み

起業の融資、担保として将来貰える予定の遺産をあてる

皆さんこんにちは。 私はある知人から会社を譲ってもらう話をいただきました。 経緯は省きますが、1000万円ぐらいの価格で会社と顧客とノウハウを譲ってもらえる話になっています。 質問の要旨は1000万円の資金調達について、銀行から融資を引き出す場合に、現在存命で健康十分な生活をしている両親からの将来の遺産を担保に借り入れる事についてです。 銀行は担保さえあれば貸す業種だとは理解しているので、そこはあまり心配していないのですが、担保の確保についてお聞きしたいです。 遺産相続を期待しているのは家と土地です。 兄が居ますので、私の取り分は単純に兄弟の数で割った割合になると考えています。 仮に今現在の査定額で2000万円あったとして、半分の1000万円が私の取り分です。 この相続予定の家と土地を担保に借り入れる為にどうすれば良いでしょうか? 銀行の融資担当者に相談するのも良いのですが、まずは皆さんのお知恵を拝借させていただければと思います。 ご回答お待ちしております。

みんなの回答

  • ojisandes
  • ベストアンサー率34% (33/95)
回答No.3

計画に無理がある起業です。 譲って貰う会社の財務状況、決算書などの精査、決算書から見えない簿外債務などしっかり調べた上での企業ですか? 質問の内容から推察すると大火傷の上、大惨事になりそうです。 将来相続予定の不動産では融資はおりません。 仮に、その不動産を現在の所有者が物上保証して融資がおりたとしてもあなたが相続するまでに事業が傾いたら、元気なご両親は不動産を失います。 リスクが大き過ぎます。 どうしても起業を考えるなら、このサイトではなく専門家に起業相談をお勧めします。 冷静な判断をしてください。 質問者様の求める回答ではなく申し訳ありません。

penguin1979
質問者

お礼

>計画に無理がある起業です 資金繰りの件でそのように回答されているのでしょうか? 資金繰りに関しては複数の案がありますので、1候補としてのこの案を相談させていただいたにすぎません。 >譲って貰う会社の財務状況、決算書などの精査、決算書から見えない簿外債務などしっかり調べた上での企業ですか? 当然です。

  • ymzimss
  • ベストアンサー率69% (327/469)
回答No.2

融資を受けるための組み立てを考え直した方がよろしいかと思います。 「銀行は担保さえあれば貸す業種だとは理解しているので、そこはあまり心配していない」とのことですが、まずここが誤りです。銀行はノンバンクではありませんから、始めから担保処分ありきで融資はしません。 銀行の判断順序は、以下の通りです。 (1)資金使途:何に使う資金なのか 本件は、M&Aに伴う資金ですから、使途ははっきりしています。ただ、その金額算定が正しいのか、その根拠は何かを当然確認されます。対象企業の価値を算定したデューデリジェンスがあれば、それを開示する必要があります。無ければ金額根拠は何かを問われます。そして、対象企業の3期分の決算書提出を求められ、銀行の目で算定もすると思います。実態企業算定を行い、純資産はどの程度か、当該企業の10年分のCFはどの程度か等1,000万円の金額の妥当性を探る訳です。 (2)次に返済財源:どうやって返してもらうのか 1,000万円の融資を受けたら、どう返済されるのでしょうか。イメージがありますか。現在の事業からの利益償還をされるのか、M&Aした事業から利益償還するのか(すぐに軌道に乗せられるのでしょうか)、大口の売掛金が入ったら一括返済をされるのか、貸付金があってそれを返資にするのか等財源は何かを示す必要があります。それにより、何年掛るのかが導きだされます。 (3)そして担保:返済が長期になるのであれば、返済の確からしさを補完するために担保が求められます 担保にも段階があって、不動産に対する本登記による担保設定。通常はこのパターンですが、融資対象企業の信用力が認められれば、仮登記や登記留保ということもあります。仮登記であれば、謄本の表題部に登記するだけで、費用も少なくて済みます。登記留保は、登記に必要な書類を銀行に預けるだけで、いつでも登記ができるようにしておくだけです。但し、権利書や印鑑証明(3ヵ月毎提出)が預け放しになります。 返済の確からしさに不安があるからこそ、担保を求めるのですから、通常は本登記が主流です。不動産担保は登記してこそ第三者に対抗できます。従って、将来の担保に依存する考え方はありません。銀行は遺産相続後の担保を当てに融資することはないということです。 (4)最後にメリット:この融資をして銀行にとってどんなメリットが期待できるのか 利息収入以外にどんなメリットがあるのかということです。中小企業育成に資する、将来性のある業種の育成に繋げられるとか、社会的に求められる事業であるとか、M&Aで雇用維持にも貢献できるとか、銀行のイメージアップにも繋げられるとかです。逆に言えば、レピュテーション(風評)リスクがあるものには融資しません。(融資することによって、銀行のイメージが損なわれるものには融資しない) 銀行に相談に行かれる前に、(1)(2)を詰めることをお勧めします。その上で(3)については、ご両親に担保提供者になっていただき(説得して了解を得ておく)、担保設定が可能な状態にあることを予め押さえておくべきだと思います。((4)は銀行の判断ですが、アピールできるものがあれば準備しておく。)

penguin1979
質問者

お礼

ありがとうございます。 銀行の融資業務に関わっていらっしゃる方でしょうか? 少し乱暴な書き方をしてしまいましたが、キチンと手順を踏んで融資をお願いする事が必要だとは踏まえております。 有益だったのは >実態企業算定 初めて知った単語です。 >3期分の決算書提出を求められ 2期分で良いと思っていました。 >10年分のCFはどの程度か CFだけを10年分遡って調べるのですね。 自分のイメージでは、家族の了承を得た上で家土地を担保に融資を受ける事ですね。 今現在の家と土地を専門家に査定してもらい、兄と二人で等分、これを生前贈与で受け取れば贈与税がかかりますので、名義は親のままにして融資を受けるイメージです。 問題は融資の名目が私の事業資金ですので、相続を受けていない家土地を担保にあてても贈与にあたるとみなされて税金がかからないかと心配しています。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 残念でしょうが、現時点での相続云々は「期待」、言い換えれば「白昼夢」にすぎません。  被相続人(予定)さんが、今後、例えば誰かの連帯保証人にでもなってその誰かが夜逃げでもすれば、その土地建物は無くなります。被相続人(予定)さんが、ギャンブルや女に手を出したり、詐欺にあったり、宗教に凝ったりして財産を失うかもしれません。  そこまでいかなくても、一人暮らしを嫌ってその家や土地を売却して高齢者施設の入所権などを買う可能性は大いにあります。  質問者さんには、被相続人(予定)が連帯保証人になったり、ギャンブルを止めたり、高齢者施設の入所権などを買うのを止める「権利」はありません。  つまり、相続開始時点では、その家も土地も無くなっている可能性が山ほどあります。だから相続権は、現時点では「白昼夢」「絵に描いた餅」です。  銀行はそのような「白昼夢」を担保にしてお金を貸すことはありません。  借金するための唯一の方法は、被相続人(予定)さんを説得して、家と土地に抵当権などの担保権を設定してもらうことですね。  が、(抵当権が付くと、事実上その家も土地も売れなくなりますので)当然お兄さんが猛反対するでしょうから、彼も説得しなければなりません。キチンと同意を得ていないと、後にトラブルになる危険があるので銀行は警戒します。  また、銀行は担保権を設定してもらえば誰にでも貸すわけではありません。  なぜなら、銀行は貸したお金を「元利を"現金"で返してもらいたい」のであって、担保物件がほしいわけでは無いからです。  したがって、「本当に現金で元利を返してくれそうなのかどうか」業務計画などを詳しく調査されます。「返してくれる力はない」と判断すれば、担保があっても貸しません。  そっちのほうもがんばって、落ち度のない計画書を作ることも忘れないほうがよいと思います。  

penguin1979
質問者

お礼

ありがとうございます。 前半部分は想像していた通りです。 有益だったのは >家と土地に抵当権などの担保権を設定 >抵当権が付くと、事実上その家も土地も売れなくなります このくだりです。 >後にトラブルになる危険があるので銀行は警戒します 警戒とはどの程度の警戒でしょうか。 法的に問題無ければ融資判断に影響は無いでしょう。 もちろん兄弟間のトラブルを起こすつもりはありませんが。