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尊厳死法と医療費・年金
- 「尊厳死法」とは、「安楽死」を法制化しようとする法律のことです。
- 70歳以上の医療費負担が増える一方で、政治家は尊厳死法によって医療費・年金を削減しようとしているのではないかとの疑念があります。
- 認められるべき尊厳死や安楽死について、政治家の真意について疑問を抱いています。
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質問者が選んだベストアンサー
私は積極的安楽死についてはまだ一考の余地はあると思いますが、消極的安楽死については賛成です。 本来なら死を迎えるべき人間を生かすということは本人に対してはかなりの苦痛を伴うはずです。 安楽死は患者のQOLを無視して延命ばかりに力を入れてきた医療に対しての抑止力になると思います。
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- elegant-orgel
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医療の現場と介護の現場からひとこと 70歳以上の2割負担ですが・・・・ これをしないと、財政がもう持たないのです。 糖尿病が悪化して、人工透析を開始(国庫補助)して、その方が、老人ホームで介護認定3以上だったとします。 軽く、このときの国の負担額は、ひとり一月に1,000,000円を超えます。 国内で30兆円の社会保障費額です。莫大な政府支出を伴います。 老人(障害者年金+介護費用+医療費)一人当たりの国庫負担率が、一月100万円を超えている現実をご存知ですか 介護の教科書をみても、QOL(クオリティーオブライフ)の実現に向けてと厚生省は提唱しますが、現場は悲惨な状況です。 日常茶飯事で、介護鬱に職員が追い込まれたりします。 介護職員の賃金が安すぎるのもその原因のひとつではありますが、 あなたは考えすぎです。 もともと、政治家たちは、地方の病院や老人ホームで、どれだけの巨額な過剰な医療や支援がおこなわれているかを知りませんから、老人ホームをいくら視察しても、なかなかその実態がみえにくいのも事実です。 安楽死を法制化することが、良いか悪いかではなく、 人工栄養剤や胃瘻に対する問題提起であると思うべきです。 病院のベッドは、植物人間の受け入れ先になってしまい、もう新規の患者さんを入院させるベッドが足りないのです。 介護の現場で、もっと悲惨なことが起きる前に、法整備する必要が出てきているだけです。
お礼
具体的な数字をあげていただきながら、丁寧なご回答ありがとうございます。 私の姉も、老骨にむち打ちながら、また、息子も介護の現場で働いているので、全く無知ではありません。それに医療費についても、「70歳以上の2割負担ですが・・・・これをしないと、財政がもう持たないのです。」……こんなことは、誰でも承知しています。 介護保険料も、制度創設時から、支払ってきましたが、まだ利用しないうちから、制度が変わってきています。今度は所得に応じて、料金が変わるとか??も……検討されているようですね。将来に対する見通しを誤ることは、どんなに優秀な政治家であっても、官僚であっても、当然あるでしょう。 しかし、政治家や官僚はそれを「意図的にやっているのではないのか?」というのが、私の質問の趣旨の一つです。年金制度にしても同じです。たしか小泉内閣の時ではなかったでしょうか?「100年安心」というようなキャッチフレーズだったと思うのですが。しかし、現実はどうですか。 こんな制度では、100年も耐えられないと分かっていて、国民を騙す、そして、改変するときには、「かえるの面に小便」……当時のことは知りませんみたいな態度で改変する……そんな政治家や官僚の態度に少し憤りを感じているだけなのですが……。 「安楽死を法制化することが、良いか悪いかではなく、 人工栄養剤や胃瘻に対する問題提起であると思うべきです。」……意味が分からないのでコメントは差し控えます。 「介護の現場で、もっと悲惨なことが起きる前に、法整備する必要が出てきているだけです。」……これも意味が分かりません。尊厳死法というのは、介護の現場の悲惨な実態を解消するために出てきた法律なのですか?
- kai22222
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尊厳死法が通っても別にかわらんでしょ この国は自殺したい奴は勝手にどうぞって国なんだから 今年も自殺者は増えるでしょうね増税したので
お礼
ご回答ありがとうございました。ご説ごもっともですね。私も、そのうちに「増える」うちの一人になるかも……(T_T)
いえ、「尊厳死法案」は、何処までが尊厳死で、何処からが延命措置かの線引き。 例えば、人工呼吸器をいつ取り外すか? それともずっとつけたままか? その選択は、医師が提示して、本人や家族が決めますが、どちらを選択しても家族は苦しみ続けます。 明解なラインのない現在では、医師の責任が問われる裁判も、何度か起きています。 こうした問題は、もっと身近で、日常茶飯事にあるんですよ。 この線を超えたら延命措置はしない方針だが、それで良いかと医師に聞かれ、家族は考えて書類にサインをするんです。 ただそのラインや説明の仕方は、医師によっても違います。 そのために、法にのっとった尊厳死のルールが必要になっているのです。 医療の進歩とともに出てきた弊害なんですよ。
お礼
ご回答ありがとうございました。少し分かりました。 たしかに「医師によっても違います」というのは、患者やその家族よりも医師のほうが困ります(患者やその家族というのは、どんな医師であっても、信頼せざるを得ないのですから)よね。要するに医師のための法律ということですか? しかし、それだったら、政治家に頼まなくたって、「日本医師会」で決めれば良いのではないでしょうか?国会議員よりも、よほど「生命」に詳しいはずなのですから。それとも日本医師会と国会議員の意向が一致したということでしょうかね。
- murakoshi0
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まー尊厳死認めなかったところで自己責任で勝手に死ねな社会に確実に進んでいってるからなぁ いっそ建前捨てて屠殺場でも作ったほうがましになるんじゃないかと思います
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私の質問の趣旨とは全くはずれていますが、大変考えさせられましたので、私が普段考えていることを纏めてみました。私は、「積極的」、「間接的」、「消極的」を問わず、質問の中でも書いたように、『本人のためにも、また、それ以上に子ども達のためにも、「尊厳死」も「安楽死」も、認める必要がある』と考えています。私が、このように考える背景の第一の理由は「私自身が、高額の医療費負担に耐えられる資産」を持っていないということがあります。経済的に余裕があれば、そもそも「安楽死」なんて気になるものでもないのではないでしょうか?あなたのご回答にある「QOL」とは、全く反対の側にある概念、あるいは、全く異次元の概念だとは思いますが。 「生きていくうえでの幸せは金では買えない、しかし、1円も金が無いのであれば生きていけない」……いつも、この狭間で、考え、そして生活しています。