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親に無理矢理医学部受験勧められている 国立志望高3
- 親に併願で私立医学部を受験をしなさいと言われています
- 第一志望の国立にも届くか届かないかの瀬戸際にいて、成績的にも精神的にもキツイし、受験料やなにやらを考えるとやはり無駄だと思います
- 親の言う理由はわかるけど、自分の進みたい方向は医学部ではなく研究の方が将来不確実だとしても自分の責任で挑戦したいと思っています
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質問者が選んだベストアンサー
初めまして。大学教員をしております。 私からのアドバイスとしては、国立一本で勝負するべきです。 親御さんは勘違いをしているように思われます。 まず、受験は自分のために受けるのであって、親や学校のために受けるのではありません。 自分の選びたくない進路を無理やり選ばせても、その分野で活躍することはできません。 不幸になるだけです。 もう一つの誤解は、医学部進学は決して安全な選択ではないということです。 私立の医学部には国家試験合格率を100%にするために落ちそうな学生には受けさせないという悪習があります。私の友人で質問者さんと同じ境遇だった女性は医学部を選択しましたが、医者にはなれませんでした。 質問者さんは、どれだけ研究に情熱を注げますか? 学者として成功するためには、青春の全てを研究に捧げなければなりません。 時間に換算すると年に2000~3000時間程度でしょうか。 ある程度妥協するとしても、大学3年ぐらいから継続して10年程度はそういった生活を続けないと准教授にはなれません。女性の同僚もいますが、全員独身です。そういった生活に耐える自信がありますか? また、研究の才能があるかどうかは、博士論文の段階にならなければわかりません。 もしその段階で才能がないとわかっても潰しがききません。そういったリスクも考えていますか? 研究者というのはほとんど才能の世界です。特に創造性が重要なわけですが、それは受験では測れません。そういったリスクを考慮しても学者になりたいというのであれば、親御さんを説得するべきです。 脅すようなことばかり言ってすみません。ただ、これらは進路を決めるうえで考慮すべきリスクだと思っています。学者も医者も簡単になれる職業ではありません。だからこそ重宝されるわけです。 また、大学進学後の早い段階で情熱を失った場合は就職という選択肢もあるわけですし、国立に進学した方が逆に無難だという考え方もできます。そういったロジックで親御さんを説得したらどうですか?
お礼
ありがとうございました! 予想以上の多くの回答をしていただき感謝しております。まとめて失礼致しますが、回答していただいた皆様ありがとうございました。参考にさせていただきます。