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原子力は無くすべき?

最近、原子力発電をなくそう等の意見をよく聞きます。 その一方で、先日学校に企業説明にきた会社は原発は日本に不可欠とおっしゃっていました。 原発反対の人は原発がなくなったあとのことを考えての言動なんでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.17

原子力発電所の立地などに関する法整備はいわゆる安全神話が作り上げられる以前にできていたので、過酷事故についても「あり得ないこと」ではなく、ある確率で起こりうるものとして想定しています。そのため、立地の条件には過酷事故の際に定められた時間内に定められた範囲から住民を避難させる手段が確保されていることが求められ、人口密集地の近くには作りにくい理由の一つとなっています。アメリカでは大都市近郊にも原子力発電所がありますが、有事の避難については考慮されていて、例えば主要な道路にある橋やトンネルの強度なども考慮されています。過酷事故が起きても田舎の少数の人なら犠牲になっても構わないというのではなく、人口が少なければ避難が必要となった際に間に合う可能性が高いということなのです。住民の避難が必要となる事態は自然災害やテロなど様々な要因が考えられますが、確率的にはそれらの中で原子力災害は比較的小さなものに過ぎません。リスクの大きさは被害規模と発生頻度(確率)の積で決まりますが、私たちの「感覚」はリスクを正確に判断することはできません。安全な、つまりよりリスクの小さな社会を目指すには、感覚に惑わされず、定量的なリスク評価に基づく判断が必要です。 なお、情報が少ないため誤解の多いところですが、日本が他国と締結している原子力協定には使用済燃料の引き受けは含まれていません。放射性廃棄物の貯蔵や処分に関する技術や役務の提供は含まれているので、そこからの誤解でしょう。そもそも、廃棄物を含む核物質の国境を越えた移動は2国間の協定だけで自由になるものではありません。色々な情報を批判的に見るのは良いことですが、事実の認識が不正確だとせっかくの批判も意味を成さなくなります。 また、これもよく誤解されているところですが、寿命を終えた原子炉の廃止措置や高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する「技術的な」課題はほぼ解決済みです。諸外国でも最終処分の計画が予定通り進んでいないのは全て政治的なプロセスで躓いているからで、技術的な問題ではありません。 各国の原子力政策は細かいところで違いはありますが、お互いに参考にし合っているので、基本的なところはだいたい似通っています。日本の政治が信用できないという人も少なくないようですが、日本だけが特殊なことをしているわけではないのです。 原子力に賛成するにせよ反対するにせよ、私たちの生活に欠くことのできないエネルギーの問題を真剣に考えるのはとても良いことです。せっかく考えるのなら、その辺に転がっている不確かな情報を鵜呑みにせず、1次情報を確認する手間を惜しまず、正確な情報を基に考えるようにしたいものです。

その他の回答 (16)

  • habataki6
  • ベストアンサー率12% (1182/9781)
回答No.6

動力発電でいえば蒸気でタ-ビンまわすだけですよ もっと簡単にいうとお湯わかすだけなんですよ、お湯 沸かすのに命の心配する必要なんてないことに 気づいてくださいね。 根拠として東京に原発ないではありませんか、未来の 暗いエネルギ-ということではありませんか。笑い  企業はグロ-バルとかいっていませんでしたか 言い換えると守る気なんてないのですよ、都合が 悪くなると都合の良い地域に移転するということですよ 捨てられた地域は困るのではありませんか。    

  • TOTOKEKKO
  • ベストアンサー率27% (44/160)
回答No.5

よく考えておっしゃっている方とそうでないかたがいると思います。 エネルギー資源は時代とともに移り変わってきましたし、これから先もそうだとお見受けします。 ちょっと関係ない話ですが、、日本はよくこれだけ原発づけで、核不拡散条約など支持できるもんだなあと思いました。実際、近隣の国に配慮して核開発を禁じられている国もあるわけです。私は日本が大好きだということは大前提だとお知りおきください。それでも、、国際的に見れば、原発だのみで近隣の国に迷惑をかける可能性があるのは日本のほうだというのが現状っだと感じています。 私は日本が大好きですし、やせ我慢だけで解決できる問題だとも思っていませんので、原発はなくすべきでも、辞め方にはステップがあるという考え方です。 外交の問題についても考えてしまいます。日本にとって、エネルギー資源の輸入というのは、新エネルギーが直近の問題の解決につながらない以上避けられない課題です。 イランと開発していた油田について、イランの経済封鎖を受けて手放さなければならなかった事態がありました。けれども、私は、第二次大戦の時アメリカ本土で差別を受け収容所にいたお年寄りとごえんがあり、イランの経済封鎖ありきというのが本当の正義なのかよくわからなくなります。わたしはあくまで日本の味方で、別にイランの味方ではありませんが、日本の不景気もエネルギー問題に対する無策も、外交上の不手際も大いに関係あるのではないかと思えてしまいます。 いろいろ考えたうえで、白か黒かと言われれば、やっぱり私は、原発はなくしていくべきだと思います。 そして、そのステップとして、中小企業の工場には優先すべきものもあると思います。国力が落ちては、どんどん国際社会の中で発言権をなくしていくわけですから。

  • hideka0404
  • ベストアンサー率16% (819/5105)
回答No.4

補足です。 石炭は、今はどんな扱いなのかを考えれば、答えはひとつです。 原子力に頼らずとも、水素で電気も作れます。 これを化学反応と言います。 それで出来るのは「水」です。 なんとエコなんでしょうか。 昔は太陽光では、夏電動しかできませんでしたが、日本では既に「光合成」が人工でできるようにパナソニックが開発しました。 これも大規模プラント化が望まれています。 問題なのは、これらの開発技術が、電力会社ではないということですね。 つまりは予算が絶望的に足りないということです。 これらの技術を、海外へパッケージで売れれば、日本は世界的にもっと貢献できるでしょう。

回答No.3

原子力の平和利用の追求を諦めようという人は、明日の人類の可能性を奪ってしまっても良いという考え方の人です。

  • hideka0404
  • ベストアンサー率16% (819/5105)
回答No.2

18世紀に蒸気機関が発明されるまで、人類は「風」と「人力」または「牛力」に頼っていました。 蒸気機関はその応用で、現在の電力はすべてそれで支えられていますが、それは近代科学で覆りました。 現在では、空中を飛ぶ様々な電波を捉えて発電することが可能になりました。 また、小さいライト程度なら、人体の熱伝導で明かりを点けることも可能になりました。 さながら魔法なファンタジーの世界です。 もはや水蒸気でタービンを回すことの方が古い考えです。 人類はタービンを回す為に、あらゆるものを燃やしてきました。 石炭・鯨油・石油・ガス・ウラン・プルトニウム・・・ それが太陽電池の開発で、熱伝導で発電可能なことが分かりました。 そろそろ200年も経つのですから、旧式の発電に頼らず、燃やすことをから卒業すべきですね。 資源が枯渇する前に変われば、少なくとも中東で戦争がなくなります。

aenahtoh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 でもそれらの技術が使えるようになるまではまだまだ年月を必要としているのでしょうね。

  • oo14
  • ベストアンサー率22% (1770/7943)
回答No.1

ケネディは月へ行こう!といい威信をかけて、実行できました。 原発を失くそうと決めたら、他国とケンカをするお金があれば、できるのではないしょうか。 後進国はたしかに不利ですが、先進国がやってきた過ちを容易にさけることもできます。 今の中国の大気汚染のことを考えると、原発のほうがましかもしれないという気になるほどです。 沖縄の話もそうですが、原発を人類で共有する気が本当にあるのか、その覚悟があるのか。 あるなら、なぜ、東京湾に、大阪湾に、誘致を言い出さないのか。 ケツは自分で拭くもの。 私は、原発もいると思っています。早い機会に脱却もしたいです。 人類が持つには原発みたいな原始的なおもちゃは、現時点では、早すぎ、 だからこそ、制御技術の確立の必要性があるのではないかと思います。

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