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国内経営学部卒業後、米政治系大学or大学院?
- 国内経営学部卒業後、20代半ばの弟がアメリカの教養系大学に入り直したいと考えていますが、4年も大学に行く必要はあるのでしょうか。また、リベラルアーツに触れられる大学を経て大学院に進むことは可能なのでしょうか。
- 弟は経営系学部を卒業し、現在は歩合制営業職で活躍しています。しかし、本来興味があった政治学の専攻を追求したいと思っており、アメリカの大学でリベラルアーツを学びたいと考えています。
- 弟の具体的な興味は、ファシズムの経済的功罪や各国共産主義の変遷、リーダーの政治的意思決定、軍事政権史、集団児童心理学などです。彼は自分の興味に基づいた学問を追求したいという強い思いを持っています。
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回答への補足を読みました。 私自身、リベラルアーツの学部を修了して今の人生を送っていますが、リベラルアーツの学部教育に対して過度な期待をし過ぎのように思います。リベラルアーツを受講して、却って興味の範囲がさらに拡散する可能性だってあるのではないのですか?リベラルアーツに行けば何とかなる…と考えるのは、辞めた方が良いです。 20代後半になって社会人経験も積んでいれば、せめて自分の興味を文字や図表にまとめ、人に説明することくらいは最低限必要だと思います。一人でできないというなら、お金を払って留学カウンセリングをしている会社のカウンセリングを受けたらどうですか? 少なくとも学部に余計に1、2年行くよりは近道でしょう。 ただ20代後半になっても自力でそれができないなら、海外留学すべきではないと私は思います。
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- ohioan4506
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こんにちは。アメリカの大学院を修了した者です。 他の方と同じように、回り道をせずに大学院に入ることを考えてはと思います。 願書提出に最低限必要なテストはTOEFLなので、それが最初ではないでしょうか。まず自分がTOEFLでどれぐらいが取れるかを知らないといけないと思います。大学院の場合は、GREというテストがありますが、数学は中学レベルなので、日本人には簡単だと思います。 アメリカの大学院では社会学系は、学生でも学部時代の専門が多少異なっているという場合がよくあります。弟さんが具体的に、興味があるものを挙げておられるので、その一つから、研究対象を広げていくといいと思います。そうすると、今は木の幹や枝が見えなくて葉っぱだけが見る状態でも、一つ、芯となるものが決まれば、木の幹、枝がしっかりしてくると思います。 フレキシブルな点では、私の周りでは、院のある授業を取る前に、学部のこのクラスを取ってほしい、と教授に言われ、院に在籍しながら学部の授業を受けていた友人もいたり、他の友人でも、付属の語学学校に行かなかったこともあるのですが、そこでライティングの授業を一つ受けてほしい、とこれも教授に言われて取っていたこともあります。院に入っても、学部レベルのある授業を取る必要がある、と教授が判断すれば、そういうことがあり得ます。 日本とアメリカの大学、大学院の異なる点で大きなものは成績(GPA)です。アメリカでは学期ごとに成績が出ます。各学期で一定以上(例えば4の評価中3.5)の成績を維持することが求められています。教授も学期の最初にシラバスという授業を進めていく上での予定表と、成績のつけ方を記したものを配付します。授業中の積極性、課題提出、テストの点など細かく成績のパーセンテージがかかれています。これがアメリカの学生が必死で勉強するといわれる所以です。 教授はオフィスアワーという、学生が質問に来られる時間を設けています。教授に何もかも丸投げということはないと思いますが、質問をする、というのは大事だと思います。在学中やアメリカでの生活で、質問上手になったという実感があります。 アメリカでは留学生という立場になるので、日本のように自由ではなく、いろいろ制限される、というのも知っておく必要があります。というのも、学生ビザで滞在することから、留学生は最低限の単位数の登録が求められます。授業をサボって全くでずに単位を落とすと、成績維持ができず、キックアウトは免れません。留学生はキャンパス内でのみ週に20時間以内の就労が認められていますが、これも留学生オフィスで手続きを取る必要があります。アメリカの場合は、学生ビザに関わらず、ビザに関して厳しいので、その辺も理解が必要です。 話がそれましたが、大学院ではアメリカ人の学生はアシスタントシップを取るのが一般的です。留学生はアシスタントシップはキャンパス内での就労になるので、可能です。理系の場合は外部からのプロジェクトで学部や学科、研究室が資金を持っていることあり、大学院生にはアシスタントシップ(ティーチングアシスタント:TA、リサーチアシスタント:RA)がつくので、理系の留学生では自費留学の方が珍しいぐらいです。私は社会学系でしたが、外部からのプロジェクトがあり、RAになったり、TAの時には、他の言語学部で日本語のTAをして、言語学部からお給料、授業料免除は自分の学部、という具合でした。私の友人には、自分の専門のTAの他に、数学のTAもかけもちをしていた、というつわものもいます。 長くなりましたが、留学の準備はある程度の期間を費やすことになるので、早くテストを受けるなど進めていくほうがいいと思います。大学院もそうですが、秋入学以外にも春学期(1月初め)の入学を受け付けているところも多いので、自分の専門に近い教授をインターネットで探して(専門の学会:Associationなど)、その教授の論文を読むなどして絞るといいと思います。
お礼
ありがとうございます。
- sapisapi
- ベストアンサー率50% (14/28)
社会人を7年近く経てから、北米の大学院に留学中の者です。 海外の大学院はやはり日本の院よりずっとハードルが高いので、普通なら20代半ば以降の方にあまりお勧めはしません。 ですが、質問者さんの弟さんは自分の勉強したいことをかなり具体的に見通したてていること、それに「10万円を手にパリへ渡り、2年間、自分が描いた絵を訪問販売して自活していた変わり者」という実績も考えると、個人的には応援する方に一票入れます。ただリベラルアーツの学部に今から中途編入で通うのは賛成しません。大学院からの入学の方が一般的ですし、学生層も洗練されています。院から入るようにして下さい。 質問者さんはお金を出さないことに加え、あとは以下のことを要請可能なら要請・提案してみたらいかがですか?? 1.大学院に行く、学者になりたいというなら、研究計画書(プロポーザル)があって然るべき。というか、ないと院には入学できません。プロポーザルを書いて貰い、見せて貰う。 2.海外の院にはお金を貰いながら通っている学生が沢山います。本当に熱意や素質があるなら、奨学金の一つや二つ位獲得して来るべきです。このため、「奨学金を獲ったら留学」というようなハードルを設けて貰う(何より本人のためになると思います)。 3.英語力も重要。TOEIC900点は、あまり十分な英語力とは言えません。TOEFLで110点位獲って貰ってから留学して貰う。 4.上記1.~3.を全て追求しているうちに年を重ねてしまえば、それはそれで問題なので、タイムリミットを20代の内等と設定しておく。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
プラクティカルなアドバイスをありがとうございます。 1、これについては、解答者さんのようにうまく言えませんでしたが、計画みたいなものはあるのか?と言う感じで聞いたことはあります。 しかし、私が気にしているのは、ここが最大の問題だと思うのですが、弟自身の提案力のなさと言うか、依頼心の強さです。 なんというか、あれがしたいこれがしたいと興味が拡散しており、ふろしきをひろげてバラバラバラと色んなものがでてきてしまう感じなのです。本人もとても悩んでおり、計画書的なアウトプットにまとめあげることができないとのことです。 弟曰く(1)興味の拡散を収斂し専攻を見極めること(2)アウトプットと企画(計画)力をつけること の為にリベラルアーツに触れることが重要だ、と思い込んでいるようです。 なんというか、それこそが依頼心の強さだと思うのです。 きっと大学院に行っても「どうしよう、どうしたらいいですか」と教授に聞きまくってうっとうしがられる感じ。 パリで絵を売っていたということから、一見たくましくバイタリティがあるように思えるわけなんですが・・・私にも「こうしたいああしたい」と延々と繰り言をすることで、どうも相談しているような感じなのです。
お礼
ありがとうございます。