「質流れ」を、「無関係の他人に質草が行ってしまい、元金と
所定の利息を用意しても、請け出しを拒否されてしまう」と
解釈されるなら、それはありません。質草を引き継いだ店舗
は、借りた時点の元金と利息、並びに引き継ぎ先の店舗の
所定の利息さえ用意すれば、質草の請け出しを拒否すること
はありません。
また、「知らない店舗に質草が行ってしまい、その場所が分か
らないまま利息だけが増える」こともありません。閉店までに
「質の契約を終了する」=「新たな店舗と契約を結ぶ」ことです
から、引継ぎ店の住所と名前はちゃんと連絡されます。
ただ、「引継ぎ先の店舗の利息が、質入れ先の店舗の利息と
違って、用意した金では足りない」という可能性はないわけ
ではありません。そういう意味では「請け出し」はした方がいい
かもしれませんが、正規の質店なら、利息がそう大きく変わる
ことはないですよ。
要は「勝手に買い取り扱いになることはない」ってことですから
質草の品物は通常はちゃんと保管されます。
まあ、詐欺前提の悪質店舗・・・という話なら保証の限りでは
ないですが(苦笑)
補足
>貸付金の回収、質物の返還その他当該質契約を終了させるため必要な行為 とは何でしょうか?