主審のジェスチャ:直立両手を真横に開く の意味
2009年J1第22節(8月19日)の広島大分戦(主審:野田祐樹)、アディショナルタイムの大分最後の攻撃シーン冒頭でとった主審のジェスチャの意味を教えてください。
1-0広島優位で迎えたゲーム終盤、広島が攻め入ったところで、広島と大分の選手が交錯。広島の選手が無理に割り込んだ感もあるし、ボールとの間に割り込まれた大分の選手がその広島の選手を押して一緒に倒れてしまった感もあり、そこまでのジャッジからすると、今日の主審がどっちのボールだといってもおかしくない(と私には思える)展開でした。
するとそばで見ていた主審が明確に広島ボールを宣告しました。しかし転々と主審そばに転がったボールを大分の選手が交錯位置に素早く戻し、さらに交錯位置に来た大分の選手がボールを制止することなくクイックリスタートして攻撃を始めました。交錯直後からリスタートまで主審は関係する選手からよく見える位置で広島ボールを指し示し続けましたが、広島の選手がボールに触れることなく大分の選手によってゲームが再開しました。
すると野田祐樹主審はホイッスルを吹くことなく直立して両手をまっすぐ水平に広げるジェスチャ(T字のポーズ、あるいは十字架のポーズといえばわかりやすいでしょうか)を1,2秒間行ってからゲームの行方を見守り始めた、という展開です。
質問はこの主審のジェスチャの意味、意図です。
・広島ボールといったのは誤審だった。そのまま続けてくれ、という意味
・やめろ、とまれ、勝手に始めるなという意味
・その他
どれでしょう?
このシーン、主審がいなければ広島のファールで、大分が早いリスタートを行ったというだけに見えます。
しっかり広島ボールを宣告しておきながら、よくわからないジェスチャをやってくれたので、意味不明なんです。
草サッカーなら、主審無視で試合が展開してしまって、もし得点入ったらどうするつもりだったの?という残念ながらたまにある話、って雰囲気なんですけど、これJ1の試合です。
このジェスチャがアドバンテージを示すような両手を前に出して「どうぞ」という感じなら続けろという意味が理解できるけど、ジェスチャだけを見ると何かをやめさせたい感じ。なのにホイッスルも吹かず、何も止めませんでした。
サッカー主審のジェスチャにはある程度自由度が認められて、伝わりさえすればなんでもいい的なところもあったとは思います。とはいえ私には何も伝わってこないので、多少なりとも何か意味があるのか教えていただきたいです。よろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 すごーい。やはり意味があったんですね。 すっきりしました。