男女の身体の違いを医学的に説明すると、
<男性>
・筋肉量が多い
・皮下脂肪が薄い
<女性>
・筋肉量は少ない
・皮下脂肪が厚い
というのがあります。
体温を生むのは筋肉なので、男性は発熱量は多いです。一方、皮下脂肪というのは断熱材でもあるんですね。さして体力がないはずのデブが真冬でもフーフーいって汗をかくのは、脂肪の量が多くて熱が内にこもるからです。だから意外なことに、ボディビルダーには寒がりが多いのです。筋肉の量はとんでもなくあるんですが、脂肪が薄いから熱がどんどん逃げちゃう。
私はアラフォーなんですが、お腹が出てはいけないとすごく腹筋を鍛えたんです。腹筋を鍛えたというか、体重を落として脂肪を減らし腹回りを鍛えたのです。そしたら、痩せて見た目はかっこよくなったんだけど、お腹が冷えちゃって冷えちゃってしょうがなくなったんです・笑。お腹に筋肉はあるんだけど、寒くてしょうがない。だから今の季節はもう厚着だから大丈夫なのですが、春秋の微妙な季節は腹巻をしていました・笑。中高年になるとお腹周りに脂肪がたまるようになるのですが、これはお腹を冷やさないための意味もあるんだなと、人体のメカニズムの偉大さを思い知りましたよ。
だからこれ、私は男だから男から見た印象なのですが、案外に体幹部は暖かいのではないかと思います。だけど筋肉量がないですから、手足のような末端は冷えるんだろうなという印象です。あと女性は全般的に男性に比べてストレスに強いですから、「気合」と回答している女性もいますが、要するに気合で乗り切れちゃうんだと思います。
ちなみに、遭難などの極限状態となると女性の方が生存率が高いというのは常識となっています。脂肪は断熱材であると共にエネルギー源でもあるんですね。で、筋肉の量は少ないから少ないエネルギーで脂肪を断熱材とすることで保温することが可能。つまり効率がいいのです。一方男性は筋肉量は多いから発熱はできるけど脂肪が少なくて放熱してしまうため余計にエネルギーが必要⇒脂肪を消費することで発熱⇒脂肪が減ってさらに放熱してしまう、という悪循環に陥るため生存率がググッと下がってしまうのです。女性は子供を生み育てるという役目があるので簡単に死なれると困るのですが、男性は極端な話子種をズドンと撃ったらあとはもう用なしなのですぐ死んでも構わないのです。
お礼
父も母も冷えには強い方なんですが、私だけが極端に弱いんです。 「一体誰の血を引いたのかわからない」と母も嘆いてます(笑)