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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:直流の送電ロスとは?)

直流の送電ロスとは?

このQ&Aのポイント
  • 直流の送電ロスとは、電流が大きくなることによって生じる抵抗によるエネルギー損失のことです。直流では電流の大きさに比例してロスが増加するため、饋電線を太くする必要があります。
  • 一方、交流では電流の方向が定期的に変わるため、電流の大きさに関係なくロスが少なくなります。そのため、長距離や大電力の送電には交流が適しています。
  • 直流の場合、電流の大きさが増えると抵抗も大きくなります。この理屈を理解するためには、電気の基礎知識が必要です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ImprezaSTi
  • ベストアンサー率26% (534/1995)
回答No.1

その認識は、かなり間違いです。直流・交流によるロスの違いではありません。また、基本的に電圧による抵抗値の変化はありません。(但し、電流による発熱によって、抵抗値が変化する場合を除く) まず、基本的なところ。機器の消費電力は、電圧×電流 で表され、電圧=電流×抵抗ですので、これを代入すると 機器の消費電力(配線での損失)=電圧×電流=(電流×抵抗)×電流 =電流^2×抵抗 で 配線の損失は、配線に流す電流の2乗に比例するのです。(抵抗は固定値のため、電流による変化はしない) →よって、配線でのロスを極力少なくするには、電圧を上げて、電流を少なくすると良いのです。  次に、直流で電圧を上げる方法は、交流の様にトランスを設置して・・・・・と、そう簡単には出来ないので、昇圧のし易さから交流が選ばれているのです。(発電所から需要家までの送電経路)  但し、送電での絶縁を考えると、交流電圧の波高値は電圧×√2倍の電圧が掛かるので、直流よりも電圧が高くなります。 →この結果から、本州~北海道の送電はケーブルで対応するので、絶縁電圧を大きくするためにはケーブル被覆の厚みが厚くなって場所を取るので、絶縁被覆が薄くて済む直流送電が選定されています。 いろいろな特性を考慮して、送電時は、交流・直流が選ばれているのです。

enqu-ID-VF
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 大変良く理解できました。 「交流電圧の波高値は電圧×√2倍」 の部分も含め、電気屋さんでは常識のレベルだったんですね。 ググってもなかなかサクッとまとめてあるQ&Aがなかったので質問してみたのですが、大正解でした。

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その他の回答 (1)

  • unagi-pie
  • ベストアンサー率41% (166/397)
回答No.2

多分、ですが。 >直流だとそういうロスが生じ、交流だとそのロスが少ないのか 直流か交流か、が直接の理由でなく、 交流だと電圧が 2,5000V での送電が可能だが直流だと 1,500V 程度、というのが理由だと思います。 直流の時は 25,000V という高い電圧でない理由は正確には知りませんが トータルで大きなデメリットがあるのでしょう。 送電時に電圧を高くすると電流を減らせます(同じエネルギーを送れる)。 電流が減れば電線の電気抵抗による電圧降下、つまり電線でロスする(熱になる)量を減らせます。 >アンペア数が高くなると抵抗が大きくなる 電線の抵抗が大きくなるのでなく、電流が多ければ電線でのロス量も多い、という事です。

enqu-ID-VF
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 先の回答者さんも近いことを書かれていましたが、お二人の回答を合わせ読んで、とてもしっかり理解できました。 とても勉強になりました。

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