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ふそうのバスのステアリングの違い
三菱ふそうトラック・バス製の、 「エアロスター」(街中の路線バスタイプ)は、ステアリングホイールが 二本スポーク、ほぼ横一文字のような感じです。 ところが「エアロクイーン」「エアロエース」(観光・高速バス用)は、 乗用車のような4本スポークタイプのステアリングです。 (大型トラックも後者だと思います) なぜ違うのでしょう。統一した方が製造コストが安く済む と単純に思いますが。 ご存知の方いらっしゃいます?
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富山の工場を見学した事があります。 ご存知かと思いますがバスはエンジンを除くほぼ全てが手作業に近い組み立てです。 現在、三菱ブランドのバスは全て富山(三菱ふそうバス製造)に集約されていますが以前は路線バスは富山が得意、観光、高速バスは名古屋(旧三菱自動車大江工場)が得意と外見もかなりの相違がありました。 よって一部伝聞でまったく当方の予想ではありますが工場の仕入れ部品の伝統がそのまま続いているのではないでしょうか。 しかも国内で販売されるバスは全メーカー合わせて5000台程度です、三菱ブランドで5~8車種では統一することによるコストカットの期待は薄いと思われます。 大型トラックは架装部分を除いて車輌メーカーが製造していますし車種も多いのでバラエティに富んでいるのではないでしょうか。
お礼
バス車両の製造が、エンジンを除いてはほとんど 手作業というのは知りませんでした。 しかも、出荷台数も(まぁある意味とうぜんですが) 少ない、となると、部品の共通化がもたらすアド バンテージはたかが知れている、ということなん ですね。 いすゞと日野が「JBus」を共同で立ち上げたり、 UDトラックス(旧日産ディーゼル)がバス製造 から撤退したり、という動きも、それらを考え れば合点がいきます。 ありがとうございました。