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アメリカ人の人生観とは?文化について知ろう
- アメリカ人は、「周囲の目を気にせず、あるがままに生きる」と言われています。自信過剰は普通であり、ポジティブな人が多いと言われています。
- 一方、日本では自信過剰な人は忌み嫌われる傾向がありますが、アメリカでは自信過剰は普通とされています。
- アメリカ人は、周囲の人のことを気にする必要がなく、自分自身を大切にする傾向があります。アメリカの文化は、日本とは異なる視点から人生を楽しむことが重要視されています。
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確かに、そういうイメージを持っている日本人は少なくありませんが、ちょっと誤解していると私は思うんですよね。 そもそも、日本では「自信過剰な人」が忌み嫌われているのではなく、「自信過剰にふるまう人」が忌み嫌われているのです。一方、米国でも「自信過剰にふるまう人」はあまり好かれませんが、「自信をアピールすること」は良いことだとされています。 例えば、日本でも米国でも、常に「オレってダメだぁ」と思っている人よりは、たとえ人には言わなくても「うん、オレ、できるかも」と思いながらハツラツと生きている人のほうが好ましいと思われているのではないでしょうか。 ただし、日本では、隣のおばさんに「仕事、儲かってるんだって?」と言われても「おかげさまで、なんとかやってます」と言うものですが、アメリカでは「はい、先月、昇進しました」と自分をアピールできるのが美徳とされています。ちなみに、「おかげさまで、なんとかやってます」もmodest(控えめ)で良いともされていますが。 >「周囲の目を気にすることなく、あるがままに生きている」「あるがままに人生を創造する」 でも米国だって、空気読めない人は嫌われますよ。ただ、「個性」は美徳とされていて、「没個性」はいけないとされています。したがって、多少の偏見には負けずに、自分が正しいと信じたことは、偏見を払拭してやろうという思いで頑張ってやるべきだ、というような風潮が、特にリベラルな西海岸や、東でも大都会では強いです。 でも日本でだって、そういう風潮はありますよね。実際にはそこまでやろうとしない人が多いですが、特に最近の教育は個性を重視しますので。 >僕は、アメリカ人はポジティブな人が多いというイメージを持っており、 で、そこが誤解なのですが、米国では自信や個性を「アピール」するのが美徳だとされているので、表ではポジティブに「ふるまう」人が多いし、ポジティブにふるまえない人は逆に、なかなか表に出てこないのです。米国にも引きこもりはいるし、自信のない人や、自国を嫌って隣の芝生が青く見えてばかりいる人が、インターネットをのぞいただけでも大勢いますよ。 >周囲の人のことを 日本ほど気に掛けないので これはまったくの誤解ですね。米国では社交がものすごく重視されています。「男は寡黙に」なんて通用しませんし、開拓史があるので助け合いの精神も重視されています。 ただ、日本も米国も広いです。そう、日本も広いんですよ。山や川に隔たれているし、どちらの国でも、国内の地域や風習によって、人の性格や生き方や価値観は大きく異なります。ですので、ここまで申してきたことも、全国民にだいたい通用するかというと、そうでもないのです。やっぱり、日本でも米国でも、田舎の人が閉塞感を感じているのは同じですし、都会の人がギスギスしていると感じる国民も少なくありません。 それともうひとつ。私を含めて、海外在住経験がある人はとかく、“外国”のほうが自由だと思いがちですが、それは自分が(日本人という)「外国人」だからだと私は思うんです。外国人だと周りは、外国人だという理由で、さまざまなことを大目に見てくれるし、「外国人だから他と違うのだな」と勝手に解釈して、型にはめようとしないのです。 これは実は、日本に住んでいる外国人に対しても言えます。外国人に対しては、古今東西、偏見や差別もありますが、良い意味で放っておかれるという利点と、放っておかれるがために、現地の本当の価値観を学ぶ機会が薄れるというデメリットもあるのです。 ご参考までに。
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- ichiiken
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アメリカ人は日本人から比べると確かにポジティブな人が多いと思います.アメリカ人と言ってもヨーロッパ系、ラテン系、アフリカ系、アジア系などと色々なカルチャーがあるので一言では言えませんが...日本人が言う自信過剰ですが、自分の事に自信を持っていると言うのは良い事では有りませんか? 私はかえってなぜ自信過剰が悪いのか分かりません.自分で自信が有ると言えない、又は有ると言うと周りからたたかれる様な社会がちょっと変なのでは...
お礼
そうですよね、このような社会の雰囲気では一向にいいものは生まれませんよね。 謙遜は日本のよき文化であり悪い文化でもあるといいますが、 このご時世、これからは考え直されるべきですね。
- hekiyu
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”アメリカでは自信過剰というのはいたって普通であると想像しています。” ↑ 日本人からみれば、自信過剰と思えても、それは米国人に とっては普通ですね。 根拠もないのに自信を持っている、というのが米国人です。 ”周囲の人のことを 日本ほど気に掛けないので 非難されることもないのでは と考えております。” ↑ 米国は、キリスト教の国です。 国民の90%がクリスチャンです。 このキリスト教では、個人は神と約束します。 神様との約束さえ守っていれば、他人にどう 思われようか知ったことじゃない、という風潮が あります。 これがキリスト教の個人主義と云われるものです。 米国ではこれが当たり前ですから、周囲のことに 無頓着でもあまり非難されません。 だから、テレビでもステレオでも、大音量でガンガン やったりします。 だから、満員電車で、互いに身体を動かして隙間を 作るとか、出入り口を開けてやるとかいうことが 苦手です。 「周囲の目を気にすることなく、あるがままに生きている」 「あるがままに人生を創造する」 ↑ あるがまま、というのは少し違います。 神との約束がありますから、それには拘束されます。 逆に、神との約束さえ守っていれば問題無い、と 考えます。 だから、神様の枷が外れると、歯止めがきかなくなり とんでもない犯罪を侵したりします。 また、神様を都合良く利用したりもします。 先住民の土地を取り上げ虐殺するのも「神の意志」 だとします。 これを「マニフェスト・デスティニー」といいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC ”良い意味で言われております。” ↑ 良い意味でも、悪い意味でも使われています。 自分が正しいとしんじていますから 他国のことを考えません。
お礼
ご丁寧な説明ありがとうございます。 キリスト教が密接にかかわっていたのですね。 確かに、キリスト教の考えには、よき点も悪き点もありますね。 ありがとうございました。
- deepdiver555
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アメリカ人を美化しすぎですよ。 何かあれば人から奪い取ろうとするのがアメリカ人です。 裁判多いのはそのせいです。 地面に亀裂が入っていてコケたら裁判ですよ? お前が勝手にこけたんだろ・・と普通は思いますけど金取れるとこから取ろうという根性。 アメリカ人は自信過剰ではなくできる事を出来ると胸を張って言う人種です。 出来ないトコは言いません。 マイナスを言う事によって評価を自分から下げると言うのは合理性がないからです。 出来るところを他人より優れていると強くアピールするのが普通です。 主張しないのは意見が無いからと思われますので存在意義が問われます。 それっていっつも俺は俺はって言わなくてはならない事ですよ、疲れませんか? 色んな人種が居るので基本的に無関心ですが非難されることも差別されることもいっぱいあります。 白人は有色人種を差別しますし、有色人種は有色人種同士で差別します。 自分が有利になるなら他人を非難します。 アメリカが大好きな自己責任という考えは共存と相反しますのでそこで矛盾が生まれます。 多種多様な民族を許容している国なのだから他者との共存を考えても良い筈が、個人主義崇拝も根強く共存意識は低い。 今、オバマが保険制度を作ろうとしていますが個人主義の精神に反すると議会で反発喰らってますよね。 あれが典型的な例です。 一度アメリカに1か月でも行けば判りますがセコイ奴とか見下してくる奴とかそんなのが多いです。 中には正義感が強くて優しいまともな人も居ますが、ろくな教育も受けていないアホなやつらが多いのも事実。 周囲の事を気にしないのは、都会の中だけでそれは日本も一緒です。 少し住宅街に行くと日本と同じく噂ばっかしてる奴とか近所の庭が気になって仕方ない奴とかそんなんが一杯です。 アメリカ映画やドラマみたいな綺麗ごとだけじゃないのがアメリカです。 私はおせっかいで共存意識の強い日本人で良かったと思いますけどね。
お礼
なるほど、丁寧かつ具体的な説明ありがとうございます。 確かに、アメリカ人を美化しすぎていたかもしれません。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました