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シンジゲートローンとは(外国籍企業(ケイマン諸島)の債権)

格付けがBB-以下の 企業において債権が発行できずに シンジゲートローンを組むとありますが そもそもシンジゲートローンとはどのような 仕組みのローンかご存知なら教えてください。 私が注視している企業がシンジゲートローンで 資金調達をして且つ、謄本に聞いたことのない 外国籍企業(ケイマン諸島)の債権が登記されていたという情報を得ました。 資金需要が逼迫している証拠ではないかと考えています。 どなたか、見識をくださるよう希望いたします。

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  • HAL007
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回答No.1

シンジケートローンは協調融資のことです。 ここ数年銀行のリスク分散の観点からシ団を結成して 融資する案件が増えいます。 本来なら大規模なファイナンスに使われるものが、数億円でも 結成される様な状況になっています。 ローンの仕組としては幹事行が融資条件を各銀行に提示して 融資銀行を集めて融資する方法を取ります。幹事行は融資 以外に手数料収益があるため収益増強の観点からもシンジケート ローン組成に動いて居るようです。 (国際金融での幹事行の決定は入札方式ですが、国内の 場合は、 メイン・準メイン行辺りが提案する形が多いのでは?) ケイマンは、伝統的なタックスヘブンで利用される国です。 大手銀行は殆どケイマン諸島に現地法人を持っています。 ケイマン諸島にある法人と言っても住所は地元の弁護士事務所や 公認会計士の事務所になっていて社長以下社員は現地にはいない ペパーカンパニーです。ですから、ケイマンに設立された企業名が 出て来ても、それだけで怪しいと見る事にはなりません。 BB-でも債券は発行出来ると思いますが、上述の様に銀行側の 事情から債券発行よりも有利な条件提示をしたからSローンに なったと考える方が自然に思えます。いくらリスク分散が出来ると 言っても銀行は融資に慎重になっていると思うからです。 銀行も貸さなくなったら終りと考えますけど・・・

tokuota
質問者

お礼

早々のご回答、誠にありがとうございます。 参考になりました。 今回のUFJの不良債権にみられるように、 日本経済のオールドエコノミーが持っている 不良債権のしつこさに改めて実感させてもらいました。 まさか、あの企業がと思うような企業が負の遺産を抱え込んでいる可能性は否定できないのではないでしょうか 。 改めて、ありがとうございました。 又、よろしくお願いします。

tokuota
質問者

補足

ありがとうございます。 良く、わかりました。 1年以内の有利子負債は四季報にでていますが、 長期の有利子負債はでていません。 転換社債等であれば、四季報の資本移動で確認できました。 決算報告がでてから長期の借り入れ残の増加傾向を確認していく他はないでしょうか。 借り入れの目的が健全な設備投資なら前向きに捕らえられますが、その辺のアドバイスもいただけたらありがたいと思います。 資本の余剰金がマイナスで有利子負債が売上高より 大きい会社は要注意ではありますよね。 シンジゲートローンは銀行団による融資で リスクを分散して幹事会社が手数料をとるということ を知りませんでした。 又、1部上場企業は幾らを金利をどの位でかりているかをIRで報告する義務はないのでしょうか。 特定企業のシンジゲートローンの借り入れ高、金利、返済期日等を調べるには商業登記簿謄本を調べるほかないのでしょうか? インターネットサイト等で簡単に調べられたらありがたいと思います。 判り易い説明本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • HAL007
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回答No.2

財務諸表の見方は苦手とするところなので良いアドバイス出来ません。 詳しく見た事がないのですが有価証券報告書が数百円で販売されて います。法令に基づく報告書なので決算報告や四季報以上の情報は あると思いますが意味のある情報があるかは知りません。 やはり早い情報は経済新聞を丹念に読むのが一番早い情報では ないでしょうか?

tokuota
質問者

お礼

早々のご回答ありがとうございます。 今回のUFJの不良債権問題等 なにが起こるかわからなと実感いたしました。

tokuota
質問者

補足

有価証券報告書は いつごろに、どこで販売しているか ご存知でしょうか?

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