組織を作っても支持者がいなければ意味がありません。
基本的には後援会会長、副会長がいて、市各地区をブロックとした長、その下に後援会入会者(有権者)がいます。
総務・会計担当は別に設けます。
ただ市議選に出たいといっても、「動く組織・働く組織」を作っておかないと無理です。
選挙にあたっては、数種類もの届出書類の作成及び提出があります。
ざっとあげるだけでも、「候補者届出書」「宣誓書」「所属党派証明書」「通称認定申請書」「選挙事務所設置・異動届」「出納責任者選任届」「報酬支払い届出書」「個人演説会開催申出書」「選挙立会人者届出書」などが必要です。
それ以外にも、「選挙公報原稿作成掲載申し込み」「選挙運動用自動車運転手雇用契約書」「燃料供給契約書」「ポスター作成証明書」・・・等々を出さなければいけません。
これらを作成するスタッフ、選挙運動用自動車の審査に立ち会うスタッフ、公示日にくじ引きをする・書類を選管に提出するスタッフ、ポスターを貼るスタッフ、ウグイス嬢、運転手、選挙後に「収支報告書」を作成・提出するスタッフ、事務所常駐スタッフが必要です。
それと選挙運動用自動車の手配・改造、ガソリンスタンドとの折衝も必要です。
選挙ではかかった費用のうち、ポスター作成費、運転手およびウグイス嬢人件費、ガソリン代、選挙運動用自動車の手配代金などは公費負担となります。
ガソリンスタンドとの折衝というのは、代金は後払いということですからそれを了承してくれるところを探すということです。
また、後援会活動と選挙準備活動、選挙活動を分けた費用管理も求められます。
そういうスタッフの確保ができるのか?管理が出来るのか?書類を作ってくれるスタッフがいるのか?・・・そういうことを全て考えて、実行できる目算が立たなければ無理かと思います。