警察に限らず、役人気質が根底に存在しているのでしょう。
概ねの民主主義国家では、役人は公僕ですが、我が国ではお役人様で、特権階級ですから。
その特権階級を保全するために、お役人様が考えた方法は、隠ぺい,密室化など、ロクなものではありません。
本来は、役人は「不正や過ちを犯してはいけない」が、「不正や過ちを犯さない」「犯すワケが無い」「もし犯したら、揉み消しちゃえ!」と進化を遂げ、隠ぺいや密室化などを辿っています。
更に警察と言う組織は、物理的手段を有す特殊な国家権力で、少なくとも物理的な面では、軍隊に次ぐ強権で、おまけに各種国民を規制する法律の中でも、刑罰を伴う刑事を取り扱う専門組織です。
物理的にも法的にも、かなりの国家権力を発揮するのが警察と言う組織です。
その一方で・・失礼ながら幹部を除けば、知性や知力はさほど要求されません。
その結果は、考えるまでも無いでしょ?
もう一つ言えますことは、主権者たる国民にも、問題がありますね。
少し上述しましたが、警察など役人は公僕であって、一般の国民は、彼らとは対等以上の関係です。
警察も当然、行政サービスですから、国民が正しく使役すべき存在です。
それが国民と警察の関係であるべきでしょ?
ところが、警察の立場から言えば、基本的に普段はどちらかと言うと嫌われ者で、事件に巻き込まれるなど、困った時だけ、警察を利用したり、警察に依存したりされちゃうワケで・・・。
あるいは、「ゴキブリを何とかして!」など、ワケの判らない通報まで受ける始末。
「公務員(特に警察官)を見れば、その国の民度が判る」などとも言いますが、警察官を見れば、その国の民度が推し量れるのですよ。
私は日本の警察を、「世界でも類を見ないぐらい腐敗」とまでは思いませんが、質問者さんがそう感じると言うことは、質問者さんは無意識にでも、日本と言う国を「世界でも類を見ないぐらい腐敗している」と感じている部分があるのではないですかね?
他の回答者さんがご指摘の通り、海外の警察官は、半ば公然とワイロを要求しますが、日本の警察は、少なくとも表向きの体裁は整えていますので、多少はマシだとは思います。
表向きの体裁も気にしなくなったら、「もうお終い」でしょう。
しかしその反面、水面下で悪いことをするので・・・。
隠微だし、巧妙化や悪質化とか、組織化・体質化など、より根深い問題になっている点は、疑い様は無いですね。
お礼
市民はもっと問題意識持つべきですよね。 回答ありがとうございました。