30年前に見た資料では「ニューナンブM60」の他に
回転式 S&W M10(ミリタリー&ポリス)、M1917 など
コルト デテクティブスペシャル、M1917 など
自動式 コルト ベストポケット、M1911A1(ガバメント) など
ブローニング ベイビー(ベストポケットのブローニング版)、M1910 など
が制式とされていたようです。
実際は、銃本体は勿論、補修部品や弾の供給(回転式.38スペシャル弾は警察庁でリロード(再装填)しています)、教育の共通性などから、現在に至るまで制服警官はニューナンブが主流になっているようです。
また、ニューナンブ以外で、30年前の資料にある銃は、当時、既に中古銃扱いだった(M1917、ガバメントは、不足分を補うための米軍からの供与品)ので、大半は廃棄済みで、残っていても、「持っているだけ」という状態と思われます。
私服警察官用には、ベストポケットやベイビーが使われていたようですが、コンパクト(”ベスト=チョッキのポケットに入る”と言う意味の名前です)なのは良いのですが、25口径というヒョロヒョロ弾(.22LRより威力が弱い)と5m離れたら怪しくなる命中精度で評価は低かったようです。
現在は、私服警察官用として
SIG P230JP
が採用されています(当然のことですが、全私服警察官分はありません)。
オリジナルでは独立した安全装置を持たない銃ですが、日本警察(JP)仕様は手動安全装置を設けた特別仕様になっています。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 SIG P230が使われているのは驚きでした 最近のドラマなどでも使われていますね^^