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研究室訪問のタイミングについて(人文科学系)
- 社会人が来年2月に人文科学系の博士課程を受験する際、研究室訪問のタイミングについて悩んでいます。
- 前年度に説明会参加し前期中に訪問するのが一般的だと言われていますが、この時期の訪問は非常識でしょうか。
- ただ、出願が迫っておりこの時期に行っても迷惑であったり悪い印象を与えてしまうのではないかと懸念しています。
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いままで何回か書いてきましたが,人文・社会科学では研究室訪問は一般的ではありません。なぜなら,個人営業の側面が強く,必ずしも指導教員とおなじテーマでなくてもかまわないからです。 したがって論文は単著で発表しますが,このことは,理系室内実験系のように研究室のみなで共著にして「ダブリ」で本数をかせげないことを意味します。公表論文をかせいで学位請求論文(博士論文)にまとめられるかどうかは,ほとんど自己責任です。だから,授業料は「○○大学大学院」の名義使用料と,ときどき研究について指導を受けるコンサルティング料と考えるほうがいいです。 あなたの場合は社会人なので(修士からの持ち上がりではないので),上記のように「博士課程ってどんなところ?」・「こいつは独力でものになるかな?」とお互いに確認しあう必要があるかもしれません。その意味で面談しておいたほうがいいと思います。「授業料を払ったのに,ろくに指導してくれない」などというトラブルは避けたいですから。 説明会に当該の教員が欠席していたのなら,「当日にお話をうかがおうと思っていたのがかなわなかったので,日を改めてご相談申し上げたい」というメールを送るのは,妥当かと思います。
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最初から気になっていたので,やっぱり追記しておきます。 >迷惑であったりかえって悪い印象を与えてしまうのではないかとアポを取るのに躊躇 No.2にも書いたように,「ひとつ○○大の△△教授に,喧嘩を売りにいこう」くらいの意気込みでいこうよ。△△さんが苦労人でしっかりした学識者なら,「おれとタイマン張れるようになったら学位を出すよ」くらい答えるかもしれません。ここで「3年間でドクターがとれるようなテーマを与えてください」なんて言おうものなら,湯飲みを投げつけられて「帰れ!」ときてもおかしくない。 なお,「現在の完成度」を求められるのは確実なので,すでに書いた論文(学術雑誌論文,なければ修士論文)を持参するのは常識でしょう。
>個人営業・・・単著 ここ(OKWave)では,「研究室の人間関係がうまくいかない」という質問が散見されますが,それは理系のはなしです。人文・社会科学では,問題のとらえ方からして師弟で見解がぶつかることがあります(それくらいでなきゃ「オリジナリティがある」なんて言えんでしょ?)。その場合でも「破門だ」とは言われず,「その仮説や方法論でやれるもんならやってみろ」と突き放されるでしょう。自己責任と自由は一体なのです。 ぼくは大学院までは理系でしたが,その関係をおおいに享受しましたね。内心では指導教員を弟子のほうから破門していたし 笑。そのくせ,「東大の○○先生の弟子のpでござい」の名義は,ちゃっかり使用させてもらいました。 あなたは,そこまであくどいオトナですか。文学博士とか社会学博士なんてのは,そうとうに食えない連中なんですよ。理系の課程博士なんて,ほんの洟垂れ小僧。
お礼
訪問の件のみならず、考え方や今後のことまでご意見ありがとうございました!