はじめまして。
>政治家は、国民が政治に関心をもたないでいてくれる方が
>都合の良い場合もあります。
>それはどんな場合か?
1.まずは「政治・行政の場で抱えている深刻な問題を、国民の負担増で
まかなおうとしている、又はそうしなければならない」場合が挙げられるでしょう。
近年議論に上がり続けている「消費税増税政策」がこれに当たるでしょう。
昨年の(元)民主党の衆議院選の候補者は軒並み、質問者さんが挙げたような心境で
消費増税法案提出~選挙戦までの日々を過ごされたと思います。
国民が政治に無関心になり、現状を甘んじて受け入れる人が多くなるほど
現職の政治家はやりやすいと思います。
2.資金源を豊富に持つ政治的実力者が己の意見をよりたやすく押し通せるようにするため
つい先日まで政治とは無縁だった者を「タレント候補」として立てて
当選後その恩義で無条件に政策を賛同させ、実質独裁の実現を図るようなケースでも
上記主旨に該当するでしょう。
民主党政権時代の「小沢チルドレン」やその前の自民党政権時代の党派を問わない
タレント候補擁立は、民主主義の根幹を空洞化させ見た目の華やかさばかりを
国民が追い求める「衆愚政治」を狙っており、国民の政治への関心度を低下させ
ひいては特定の政治家の実質独裁を許し国や国勢への関心をも無くすよう仕向けた、
愚策中の愚策という以外無いでしょう。
3.巨大な特定団体の支持を受け、一定の組織票を持った政党が
政治への関心の低さ=投票率の低下により、組織票が投票率に与える影響が
より高まることを期待するような事象も、質問主旨に該当すると思います。
特定の圧力団体や宗教団体、政治結社の全面的支持を受けているところは
軒並み該当するでしょう。
4.党綱領が現実社会と既に乖離し、社会的使命を終え実質破綻している事実を
隠したいような政党が、バラ色の政策を挙げつつその原動力となる財源を
挙げずに言葉巧みにアメの部分だけを有権者に刷り込ませ支持を募るような政党も
表面上は政治に関心を持ってほしいと叫びながらも、一旦味方に引き入れた者に対しては
政策への盲従を要求する=政治に多く関心を持ち、己の矛盾点を指摘するように
したくないとする向きがあると考えます。
5.政治家としての活動費を外国(支持)勢力に頼り、その意見を通して国力を疲弊させ
果ては外国勢力の傀儡を目的とした政策を、表立てては政治家として終わってしまうため
有権者を言葉巧みにだますような政治家も、該当するでしょう。
民主党政権時代に、日本国籍を持たない個人・法人から政治献金を受け取ったり
海外へ出て反日集会や、他国の高官にべらべらと自国(日本)について政権批判する者は
真実の姿がさらけ出しては今後公人として活動しにくいでしょうから軒並み該当し、
そしてもっとも性質が悪い動機といえるでしょう。
多かれ少なかれ、政治家には上記質問主旨に走る傾向があると思います。
自らの主張を押し通し、実現へ強引にでも持って行きたい性格の人達の
集まりなのですから。
私としては、有権者かつ一国民としての立場で、その中でもよりバランスのとれた
共存共栄が見込める政治家を見極め、選挙で政治の場に送り込みたいと思う
今日この頃です。
いかがでしょうか。
参考になりましたら幸いです。
お礼
すごく参考になりました(o'∀'o) そういうことだったんですね\(^o^)/ ありがとうございました☆