募金しない人を責めるということ
以前テレビの力で、心臓移植が必要な少女のために募金を募っていたそうなのですが、それが知り合いの間で最近話題になりました。
ある人は「すぐにお金を振り込んだ」と言い、またある人は「生きたくても生きられない子はこの子だけじゃない、他にも資金が足りなくて死んで行った人がたくさんいる」と言って募金はしなかったそうなのですが、その人に対して募金した人は「何で募金しないの!?それでも人間?」みたいなことを言っていたのですが、募金とは何だろう?とふと疑問になりました。
私はその番組を見ていないのですが、募金って善意のものではあると思いますが、他人に「何で募金しないの?」と言われて、自分の本心が伴っていないのに募金をするという行為にも疑問があります。
よく「やらない善より、やる偽善」とは言いますが、偽善でも誰かの命が助かるならいいとも思います。
では、自分はどうしているかというと、動物への募金はよくしているのですが、ユニセフなど飢餓難民への募金はしていません。
それは、別に飢餓難民に助かって欲しくないとかいうわけではなく、ペットを飼っている自分にとっては、まず「動物を助けたい」という思いが先に立ってしまうからです。
それで、少ないやりくりの中、少しでも多くの金額を動物達の為に使ってもらいたいと思っている訳なのですが、そこで「何で飢餓難民に募金しないの!?動物の命と人間の命と、どっちが大事なの?」と言われても困ってしまいます(^^;)
話は冒頭に戻りますが、今回の心臓移植のケースのような場合、募金をすること自体は善意で素晴らしいと思うのですが、しなかった人に怒りを向けるのもどうかなと思うのですが・・・皆様ならどうお考えでしょうか。
ちなみに、募金された方、されなかった方それぞれのご意見も伺えると光栄です。
(お礼は遅くなりますので、ご了承いただけますと幸いです)