お尋ねの件ですが、RAID構成というのは、サーバ機の機種ではなく、HDDの冗長構成の事を言います。
RAID構成は、その構成設定により、HDDの負荷を分散したり、データ保存の信頼性向上のための構成ですので、RAID5となると、HDD×2+HDD×1台を利用し、RAID0(ストライピング)と同様の機能にてデータ保存を2台のHDDに同時書き込みを実施し、データ保存が正常かどうかを判断させる為パリティエラーチェック(ECC)書き込みに1台のHDDを利用する形式ですが、データ保存の際のパリティ書き込みの分だけデータ保存待ちうけ時間が発生する形態となりますので、書き込みデータが多くなると、HDD自体の耐久性や回転数による遅延は免れない形態となります。
RAID5の場合は、2台のHDDが同時に故障しなければ、データ保存は問題ないかと存じますが、保存しましたデータが損失すると言う事は、HDD自体の稼動状況及びスマートチェックが必要かもしれません。
RAID5といっても、利用していますRAIDボードのCPUやメモリ、HDDの機種(シリアルATAか、SASディスクか、回転数は7,200rpmか、15,000rpmか、20,000rpmか)により、データ保存及び起動レスポンスが遅いのは仕方が無いかと存じます。
もし、シリアルATAを利用している場合には、サーバ常時稼動状況や負荷により、1日8時間程度の利用で2~3年程度で交換が基本となります。(24時間稼動である場合には、1年程度が限界かもしれません)