ネトウヨと呼ばれると怒り出すネトウヨ
この前の東京都知事選挙に泡沫候補として田母神俊雄が立候補しておかしな主張を繰り返し、多くの人々の笑い者になりましたが(少なくとも私は笑った)、彼の主張はいわゆる「ネトウヨ」に非常に支持され、一種の社会現象になりました。
田母神とその背後の団体であるチャンネル桜や全国行動委員会は正にネトウヨ思想そのものの右翼です。
各メディアを見ていると、この都知事選に関連付けて「ネトウヨ」という言葉が半ば公然と用いられ始めています。
ネトウヨは一躍社会の表舞台に躍り出た感も無きにしも非ずですが、しかしネトウヨは「ネトウヨ」と呼ばれると気分がどうも悪いらしい。怒り出す人もいる。
で、質問ですがなぜですか?
青山繁晴という商業右翼はネトウヨ思想に非常に近い価値観を表明していますが、彼は「右翼」と呼ばれることを極端に嫌います。
この青山繁晴とも関係のあるチャンネル桜一派も自分らを「右翼」と呼ばれることを嫌い、「右翼じゃありません! 保守です!保守!」なんて言ってますが、アレラは右翼ですよね。
ちなみに中国宣伝部が「日本の右翼団体」と呼ぶ場合には高い頻度でチャンネル桜関係の右翼団体を指しています。
「右翼」と呼ばれると嫌がる右翼。「ネトウヨ」と呼ばれると怒り出すネトウヨ。
なんで?
ちなみに私は右翼、それも極端な右翼ですのでいわゆる「極右」ですが、極右を自認してます。が、これは自慢してますけど?
なので他人を「右翼」と呼ぶ時は褒めているつもりなのですが。勿論当然私はネトウヨではありませんけどもね。