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上行大動脈瘤があれば腹部大動脈瘤もあるはすですか?
二年前あった中度の上行大動脈拡張の確認ですが、上があれば下に腹部大動脈瘤もあるかもしれないと言われ、腹部CT検査も勧められました。しかし、二~三年前他の病院で撮った腹部CTでは大動脈瘤がなかったので、今度胸部と一緒に腹部CTを撮る必要があるでしょうか? 大動脈瘤って二~三年でできるものですか? 体に必要以上な負担をかかる検査をできるだけ避けたいと思いますが、胸部CTだけと腹部CT検査を同時に撮るとの被曝量の差がどの位ですか?
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(Q)大動脈瘤って二~三年でできるものですか? (A)超急性の解離性大動脈瘤ならば、1日あれば十分。 一般的な急性の解離性大動脈瘤ならば、2週間。 2~3年あれば、慢性でも十分すぎる時間です。 (Q)胸部CTだけと腹部CT検査を同時に撮るとの被曝量の差がどの位ですか? (A)同時に受ければ、倍ぐらいになりますが、 それでも、10~15mSVぐらい。 機械の種類などによって違う。 個人的には、大動脈瘤を見逃す危険に比べれば、 無視してよいほどの危険性だと思います。
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- sodenosita
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回答No.1
動脈瘤によっては,急激に大きくなってくるものもありますので,2-3年前になかったからと言って,「今回も大丈夫」とは言えないのが人間の身体です。 上行大動脈に拡張傾向があるという背景を持った患者に対し,前回の検査から2-3年も間隔があいているならば,腹部の検査を勧めるのはまっとうなことだと思います。 線量は機器や体格にもよりますが,実効線量にして1mSvも差はないと思いますので,体への「必要以上の負担」はありません。検査の際の息止めも(最近の期会なら)10秒ものびることはないでしょう。
補足
正常な胸部大動脈の直径は3~4cmで、腹部大動脈の直径は2cmですが、ほぼ同時期にした胸腹部のCT所見で胸部4、5cmで、腹部2、5cmです(身長1、75cm中肉)。上下共に0、5cmをオーバーしています。動脈硬化検査は年齢に合った程度ですので、それは動脈硬化による拡張ではなく、生まれ付きのものでしょうか?