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日本画 膠の溶き方について

膠の量と水の割合についてのこつや、役に立つ情報を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • p_nonoko
  • ベストアンサー率46% (29/62)
回答No.3

三千本も粒膠も鹿膠も、現在ではすべて牛から作られています。(はるかかなた昔は、鹿膠は本当に鹿だったらしいですが) 三千本は一種類ですが、粒膠は何種類かあります。 鹿膠は、商用に牛の膠をそういう名前で売っているもので、いくつかの会社が出していると思います。 それぞれ、処理や精製の過程が微妙に違うので、不純物の割合や種類、それに膠自体の分子量(分子の大きさ)が少しずつ違います。 粒膠も三千本と同じように、どの種類も一晩膨潤させてその後加熱して使います。 濃度は、用途によって異なりますが、工芸品の修復などに使う一番濃いものでも10%、日本画を描く時は普通は数%で、好みに応じて使用する際に調整して使いますね。 冷蔵庫に保存しても数日くらいしか保ちませんので、使う予定が立ったら、前日に水に浸しておいて、毎日作成するのがよいと思います。 粒や三千本は溶液を混ぜても大丈夫だと思いますが、鹿膠は会社によっては保存料を入れていますので、その成分を考えると、混ぜた場合のことはちょっとわからないところです。

その他の回答 (2)

  • Reffy
  • ベストアンサー率32% (1317/4014)
回答No.2

追記します。 鹿はつかったことがありません。私の基本は三千本です。 ただし、ふやかすのに時間がかかるので、師匠は作業場で不足に気づいていそいで作り足さないと…というときなど粒をふやかして投入しているのをみかけます。 三千本については、解説サイトにもありますが、私は半分サイズに切って、一晩くらいふやかしてから弱火で煮溶かします。 膠専用のヒーターも鍋もありません。熱源は台所のガスだし、最初のうちは持ち手もない金属の料理用ボールでやってました。いまは100均で売っている小型の片手鍋を使っています。ぶくぶく沸騰させないようにがんばって下さいね。

kuni_chan
質問者

お礼

色々と丁寧に教えて下さって有難うございました。 とても参考になりました。

  • Reffy
  • ベストアンサー率32% (1317/4014)
回答No.1

私の使う膠は、目的が金銀箔の定着や、染色した和紙の色止めなので、ちょっと違いますが…。 日本画のために使われるのなら、下記↓に写真付きで詳しい使い方が載ってますよ。 保存料を入れていない膠は、暖かいと腐りますから、濃いめに作って密封できる瓶に入れ、冷蔵庫に保存して、使いたい分量だけ別の器にとって、水で薄めて使うとよいです。冷暗所保管していた瓶を傾けて、中身が崩れずぷりぷりしていればまだ使えます。この判断のためにも保管は透明な瓶がよいです。 ただし、口元をきちんと拭かないと、次に使うとき大変ですけれど。

参考URL:
http://www.yumegazai.com/owners/yumegazai/beginer/japan_nikawa.htm
kuni_chan
質問者

お礼

どうも有り難うございました。とても参考になりました。

kuni_chan
質問者

補足

膠には、鹿膠・粒膠・三千本などありますが、それぞれの 溶き方を教えてください。混ぜても良いのでしょうか?

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