全国の国立大がこれまでの「国の付属機関」から自主運営組織である「法人」に移行するのが「国立大の法人化」です。
国が行う必要のない事業を独立採算制の事業主体に移す「民営化」とは異なり、経営権を大学に移し自律的環境で活性化を図るというものです。
文部科学省は「国立大は国の責任で使命を果たす」とし、民営化の第一歩とはしていません。
各大学は学長を最高責任者に、自立した経営を求められるようになります。
教職員は「非公務員」となり企業の役職員と兼務できるようになります。外国人の学部長就任も可能になります。
企業からの寄付なども受けやすくなるでしょう。
その一方で、教育研究や財務状況については外部機関の評価を受けるようになります。説明責任も、より明確になり、学長には経営者としてのリーダーシップが求められます。
お礼
すごく良く分かりました。大変ありがとう御座いました。