CRTテレビの画面を録画した再生時のテレビの白線
テーマからは少々分かりづらいと思いますので長ったらしいですが、書き直しますと、昔のブラウン管テレビの画面をビデオカメラで録画して再生映像に映るテレビ画面に横に白い線が入る現象に関してです。
長いテーマになりましたが、こういう現象、テレビ番組でも、例えば番組中にVTR再生などで出演者がインタビューに答えている時、背後にあるブラウン管テレビに横に白い線が入る場面を見られた方はいると思います。
これに関して、ずいぶん昔に以下の様に教えてもらった文章があるのですが、
たまにテレビ番組で、テレビカメラが部屋のテレビが点いているのを写している状態を番組で流している時は、何故かテレビカメラに写っているテレビには横の白い線が入り、線の部分意外は黒くなるのでしょうか。私も昔、友人とビデオカメラを使ってテレビ画面を写したらやはり映りました
ブラウン管方式(CRT)のテレビは、その表面で光っているのは実はごく一部分。
ブラウン管方式(CRT)のテレビは画面で電子ビームで横一列に光を左側→右側に光らせます。そして左端に戻りその下の横一列を光らる・・・という作業繰り返しを、上から下まで画面の映像を描きます。これを走査線といいます。
1画面描き終えるのに1/30秒という速さなので、1秒に直すとすると30コマにもなります。ですから、人間の目にはこの高速にる画面の点滅で常に光っているように見えるのです。
しかし、これを機械、ビデオカメラなどで撮影すると、その瞬間、つまり1/30秒光っている部分しか機械は感知せず、その結果1/30秒分だけ撮影されるのです。
1/30秒の時間で画面を撮影出来れば1画面全部が1回光った画像が撮影できますが、逆に1/30秒より短いと、途中から途中までしか描かれていない状態が撮影されてしまいます。
画面が変わる時間は1/30秒、1/30秒で次の画面に映りますが、カメラでの撮影タイミングがテレビ画面のと違うと、そのタイミングがどんどんずれて、途中までしか描かれない画面が次々と撮影されます。
この内容どうでしょうか、正しいのでしょうか、間違いがあればどのあたりなのか教えて下さい、現象自体の名前が分からないので、検索しても無かったんものですから、よろしくお願いします。