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つめる歯の種類について

先日、歯医者に行きクリーニングのあと、今後の治療方針について先生から話がありました。現在銀歯で覆ってある歯の歯肉がよわっていて、かぶせてある銀歯も摩耗しているので治療した後、つめる歯を変えた方がいいと言われ3種類紹介されました。1つは銀歯で、保険がきき、¥2,000ですが、保証期間がなし。金歯は保険がきがず¥30,000ですが保証期間が10年、今回奥歯で目立たないところということと、金は一番歯になじみやすく、金属アレルギーの方にもおすすめということ でした。その他に白色のハイブリッドで保証期間6年で¥30,000です。現在の銀のつめものも結果的に15年はもったのですが、どの歯(つめもの)がいいか悩んでいます。どなたか経験などをふまえどれを選んだらよいかアドバイスを頂けないでしょうか?よろしくお願い致します。

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回答No.3

歯科医師ではありませんし、実際の内容を拝見していませんので、参考程度にしてください。 基本的に考え方にもよりますが、個人的なアドバイスとして  ・審美性を重視するならハイブリッド(もしくはセラミック)  ・金銭的に余裕があり審美性を考えないなら、もっとも良いのは金歯  ・費用対効果で優れているのは保険の銀歯 と考えます。 ・金歯 使用する金の種類にもよりますが、生体親和性に優れます。 ただし一般的に使用される金は軟性なので、現在の銀歯が摩耗するなら金冠はさらに摩耗します。 金冠だとむし歯にならないとか、長期に安定しているとか説明されるかもしれませんが、 臨床では、金冠や金の詰め物でもむし歯や歯周病で再製になる場合はそれなりにあります。 実感としては、銀歯よりかなりまし程度です。 また、使用する金合金の種類でも性質は大きく異なります。 歯肉が弱りやすいならば、歯頸部(歯の根元部分)は装着当初に辺縁封鎖がよくても、 経年による歯茎の退縮によって隙間が生じることがあります。 強い力が加わらない歯肉部分は歯肉の状態にあわせて伸縮することはほぼありませんから、 退縮し易い人は数年で適合不良になります。 歯周病治療も含め、施術される歯科医の技量と本人のケアによって予後が大きく異なります。 また、口腔内に異種金属を使用すると、唾液が電解質となってガルバニック腐食という現象で、 腐食や微細電流による違和感が起こるおそれがあります。 (理科の実験でのボルタ電池と同じ理屈です) http://www.ha-channel-88.com/jiten/galvanic.html (注:おそらく参考サイトの非金属(銀)は非貴金属の誤植です) 金歯でされるなら、今後もできるだけ同じ合金の金歯でされることをお勧めします。 余談ですが、1級インレー(かみ合わせの部分だけの詰め物)や側面だけの等の場合、 昔は24Kの金を充填していたそうですが、現在はほとんどが銀が含まれた金合金を使用します。 (金銀の比率が違うだけということ) http://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/alloy/golda03.html 金はむし歯にならないけど、銀は腐食するから絶対むし歯になるといって金歯を勧める医院は、 保険で手抜きをして診療をしていると思います。 ・ハイブリッド 強度のある樹脂を使用します。審美性に優れますが、強度は金属に劣ります。 また、強度と色調を維持するために歯を削る量も非常に多くなりますので、つめものが破折して 横からむし歯になった場合より深刻な穴があきます。審美と健康のどちらを優先するかの問題です。 見えにくい奥歯なら、強度を優先されることをお勧めします。 ・保険の銀歯 当然ですが、価格が魅力です。 適合性など、価格以外は金歯に劣りますが、通常の使用には殆ど差を実感できないと思います。 保険で使用される銀歯は一般的に金銀パラジウム合金といわれるもので、殆ど腐食しません。 (注:最近は金属価格が高く、安価な銀合金などを使用する医院もあります) 既に経験されたとおり、適切な治療なら長期間使用できることも多いつめものです。 かみ合わせが強くてすり減りやすい場合や、歯周病で歯茎が下がるおそれがあるなら、 保険の銀歯で十分です。 ただし、使用する金属には金・銀・パラジウムの他に亜鉛・インジウム・イリジウム・銅等があり、 金属アレルギーのリスクは高くなります。 個人的には金属アレルギーなら金歯でも起こる危険があるので、ハイブリッドの方がお勧めですが、 15年間問題が無かったなら気にする必要はないと思います。 ≪参考≫ 金属アレルギーについて(少し専門的になるので、興味が無ければ無視してください) 金属アレルギーで安易に金歯を勧められる医院がありますが、実際の金属アレルギーの場合には、 パッチテストや金属イオンの溶出傾向の確認などを行うべきで、当然ですがパッチテストでは 金を確認することも多く、パッチテストに反応がなくても化合物で反応することもあります。 また、DMAメーター(歯科用金属溶出傾向測定装置)の測定可能合金には金合金も含まれます。 http://www.dental-plaza.com/gakujitu/magazine/contents/dm115/P046-049_CR.pdf 最近はネット情報などで安易に金歯にして、金属アレルギーが悪化する事例もありますし、 抗原(この場合は原因となる金属)を取り除いても症状が良くなるのに数か月~数年かかります。 もし金属アレルギーの疑いがあれば、つめる前に皮膚科などでよく調べてもらってください。 長くなりましたが、おだいじになさってください。

回答No.2

見た目さえ気にしなければゴールドをお勧めします。 耐食性、辺縁封鎖性、歯質との協調性が優れていますので、歯に優しい素材です。 ドクター自身も自分の歯を治療する場合、目立たない部位はゴールドを使う場合が多いです。 保険適応の銀合金は価格以外で選択するメリットはほぼありません。 また、ハイブリットセラミクスは簡単に言うと物凄く硬いプラスチックです。 多少なりとも吸水性がありますので変色の危険性があり、被せる歯の削除量も金属に比べると多くなりがちです。

  • 000210
  • ベストアンサー率85% (6/7)
回答No.1

現役歯科勤務です。 まず、ものとしては金が最良です。 金はおっしゃる通り適合も良く、菌をはねのける力もあり腐食しません。 やわらかい金属なので歯肉の状態にあわせ伸縮し、欠けもしない一生ものです。 (よっぽど噛みあわせに問題があったりすると欠ける事もあります) 銀は必ず腐食する金属です。銀歯が腐ったらどうなるのか? かぶせてある銀歯の下に菌が溜まって虫歯になり、銀歯をはずし また虫歯の治療です。 それを繰り返すと神経や根まで菌が到達し、最悪の場合は歯を失います。 銀歯というのは、絶対にもう一度虫歯になる補綴物です。 一般に銀歯の寿命は5年と言われています。 だから保険が効いて安いし保証もありません。 ただ、私が補綴を選ぶなら白にします。 まず腐食しないことが大事。次に見た目です。 金はかなり目立ちます。 特に下の歯は喋っていても見えるところですから、たとえ奥歯でも下顎なら白をお勧めします。 腐食するかは白にも粗悪な白・良心的な白と色々あり、院で扱う成分比にもよりますので 「ハイブリッド」だけでは何とも言えません。 金歯で3万円というのも当院よりかなり安く、私には成分比が分かりません。 この辺りは歯医者より技工士の話になってきます。 直接「白は腐食しますか」と聞くのが一番良いと思いますよ。 私なら、欠けるリスクはあるけれど腐食しない白の陶器を入れたいですね。

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