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古いマンションの配水管等について

中古マンションの購入を考えています。 築1970~1980年くらいのマンションのいくつかが候補なのですが、 配水管等が外についている方が、交換ができる=長くもつというようなことを聞きました。 これは外から見た時に配水管等が見えている物件の方が長持ちするという意味なのでしょうか? パイプが外から見えていない物件はコンクリートに埋め込まれている部分が多いので交換が不可能、或いは困難ということはあるのでしょうか?

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  • tandol
  • ベストアンサー率37% (9/24)
回答No.3

築34年のマンションに17年住んでいます。購入時に専有部分のフルリフォーム。 専門家の一人として、その後2回の全体大規模改修の委員をしました。 70~80年代の、と言うとちょうど該当するかと思いますので以下状況を紹介します。 汚水・雑排水の配水管はトイレ背面のパイプスペース(以下PS)に集中配置。 PSの壁はコンクリートブロックで囲われており、調査のために特定の家のPS壁を 壊させていただいてファイバースコープで目視検査をしました。修復費用は管理組合負担です。 結果、さびや汚れによる動脈硬化状態がわかりました。委員会内で様々な配管改修工法を検討。 配管内部を真空にする気流で、工業用ダイヤモンドの砂を渦巻き状に動かして 内部の汚れを搔き落とし、その後、樹脂コーティングをする。と言う工法で、 既存のパイプを活かして再生させました。 現在工事から10年以上経っていますが、今のところ大きな問題なく使っており、 液状化が話題になった浦安に近い立地ですが3.11でも破損はありませんでした。 外からパイプが見える、というのは、雑排水(風呂キッチン)や汚水(トイレ)では ほとんどあり得ないと思います。雨水配管ならば良くあります。いわゆる雨樋です。 上海や香港の古いアパートなどではメンテナンスをやりやすくするために外に排水や配線を 回しているモノを観たことがありますが、誰でも触れられるところに大事な血管を露出している ようなモノで、レベルの良い建物とはいえません。 新しいマンションでは鞘配管などを使って、点検スペースも共用部に確保した造りになっている ところが多いですが、古いからと行って単純に善し悪しはいえません。 管理がきちんとなされているか、修繕積み立てをきちんとして、計画がきちんと造られ、 履行、見直しがされているかを、チェックした方がよいです。

nazenazeosiete
質問者

お礼

専門家、経験者の方からの回答大変参考になりました。 チェックすべきところも教えて頂きましたので、さっそく問い合わせてみたいと思います。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • merciusako
  • ベストアンサー率37% (909/2438)
回答No.5

築1970~1980年くらいのマンションで、配管が外に出ているマンションはありますよ。 当初はパイプスペースなどを通っていたのでしょうが、交換工事の経費の問題で外から回す方法に変えたと言うことですね。 「交換ができる=長くもつ」ということはありませんが、配管関係は30年位は保つものですから、そのようなマンションであれば今後配管関係の交換というような大きな工事はないでしょう。 その前に、「建て替え」という話が出てくると思います。 因みにパイプスペースですが、マンションの設計思想によります。 扉を付けることはそれだけコストがかかりますから、配管の全面的な交換を想定しているか、というと必ずしもそうではないです。 扉が全くない場合もありますし、あっても、ジョイント部分の点検・補修用というようなものもあります。 まあ、30年以上先のことまで考えちゃいない、ということですね。

nazenazeosiete
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 建て替えに関しては、実際に行うのはいろいろな条件が必要でとても難しい。 そしてまず配水管等が朽ちて住めなくなるという話を聞いたもので、配水管等を気にしていました。 古いマンションは30年後のことは考えないで作られてたりするんですね。 大変勉強になりました。

noname#184677
noname#184677
回答No.4

>新築年1970~1980年くらいのマンションのいくつかが候補なのですが、 この時代は、専業デべだと大京・藤和あたりの物件が多い一方、低層のタウンハウスも多かった時代ですね。 中層マンションだとパイプシャフトを設けますが低層(3~4階)だと露出配管という物件もあるでしょう。 給水管・排水管・汚水管とガス管がありますし、その上に通気管が立ち上がりますからやはり隠してあったほうがいいんじゃないですかね。 パイプシャフトも70年代の物件は狭すぎるものが多いです。現状が収まるギリギリのスペースでは、配管取替の際スペースが不足して外部に露出して設けることになってしまいます。 築35年物件では配管は取り替えたあとである場合もあり、その配管が露出しているのを「メンテがしやすい」とか説明するのは間違っていますね。 いずれにしろこの年代の物件を買われる際は「耐震診断の結果」「配管の更改」「エレベータ更改」など細かく吟味しなくてはなりません。 そういう意味ではタウンハウスは、耐震性(低層なので比較的安心)配管、エレベータはついていないという点でリスクは少ないですし、中には優良設計事務所の作品とかあったりします。

nazenazeosiete
質問者

お礼

パイプは隠してあった方がいいのですね。 外付けされた配管の理由もわかりすっきりしました。 回答ありがとうございました。

  • inon
  • ベストアンサー率20% (773/3794)
回答No.2

給排水管が露出というマンションはあまり知りませんね。 もしあったとしても物件が長持ちするわけでもありませんし、確かにその部分の交換はやりやすいですが 横引管になるところで、躯体を貫通する必要が出てきますので返って工事は大変でしょう。 沢山のマンションで給排水管の更新工事は行われています。配管の更新が不可能と言う事はまずありません。

nazenazeosiete
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 外についているものはあまりないし、工事がかえって大変になるものなのですね。 もし良ければ、No1の方と同じ事を質問したいのですが、 パイプスペースというものは、普通開け閉め可能な扉がついているものですか? もし扉がないとしたら、コンクリートを壊して交換するのでしょうか?

  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.1

通常、マンションにはパイプスペースというものがあります。 なので、パイプの交換は可能です。 でも、外についているほうがパイプ交換は簡単でしょうね。

nazenazeosiete
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 もし良ければもうひとつ教えて頂きたいのですが、パイプスペースというものは通常開け閉め可能な扉がついているものでしょうか? もし扉がないとしたらコンクリートを壊して交換するのでしょうか?

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