- 締切済み
13年一緒に居た愛犬が亡くなりました
長くなってしまいますが聞いてください 私には13年飼っていた犬がいました。 名前はケンでミニチュアダックスフントです。 現在わたしは40代男性、会社員です。 数年前、妻は事故で他界してしまい、 わたしはずっとケンと二人で暮らしてきました。 息子のように愛情をそそぎ、大切に育ててきました。 しかしだんだんご飯も食べなくなり、歩けなくなり、 そして眠るように亡くなりました。 しかし私はそのとき、まったく涙がでなかったのです ケンがいなくなって悲しいはずなのに まったく泣いていない自分がいました。 自分はこんなに冷たい人間だったのか?と 涙がでない理由がわかりませんでした。 次の日からも今まで通り会社にいき、 仕事をして、今までとなにもかわらない生活がまた始まりました。 ある日帰宅して、何気なく足元をみると カーペットの一部が不自然にもり上がってました。 なんだろうと思いカーペットをめくると 小さな歯型がついたペットボトルのふたがでてきました。 ケンはペットボトルのふたが大好きで、 どんなおもちゃを買ってきても いつもこれをくわえて走っていました。 わたしはこのふたを見たとき、涙がとまりませんでした。 そしてあの時泣かなかった理由がやっとわかったのです 泣かなかったのは悲しくなかったからじゃなく ケンがいなくなった現実を受け入れることが できていなかったんだと。 でも、ケンの小さな歯型がついたふたをみたとき、 もうこれをくわえてうれしそうに走ってくるケンも、 毎日おかえり、と私の帰りを待ってくれてるケンもいない。 本当にもう二度と会えないんだ・・・ ということに気付きました。 もう家にはわたしの帰りを待ってくれている妻も、ケンもいません。 家に帰るのが辛いです。苦しくて苦しくてたまりません また新しく犬を飼うのもいいんじゃないかと まわりにはいわれますがわたしには ケン以外考えられないのです どうしたらいいのでしょうか? 愛犬を亡くされた経験のある方はどうやって この辛さをのりこえましたか? ご意見おねがいします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
このようなお話を聞くのは本当に辛いです。他人事とは思えません。 悲しみは大きいものですが、「楽しかった思い出をありがとう」と伝えてあげてください。私の長い話しの最後の方に、「感謝して旅立ったのだ」という思いを込めて書きました。きっとケン君も可愛がってもらって、感謝して旅立ったのだと思います。 犬を亡くした人が立ち直る方法は両極端に分かれるようです。私は二度と飼いたくないと思うタイプです。(でも妻に押し切られてしまいました。)妻はすぐに別の犬を飼うタイプで、私とは真逆です。近所の愛犬家も「飼うのをやめるか、すぐに飼うか」の二つに分かれるとのことでした。我が家がそうなので、この意見に納得しています。 私は結婚した時に妻が独身時代から飼っていた犬(シャネル、ヨーキー、オス)を連れて嫁いできました。連れ子のようなものでした。 亡くなったのは去年の四月(13歳)でしたので、もう一年と三ヶ月も経ってしまいました。亡くなった直後の一週間位は、仕事から帰ったら妻と泣いてばかりでした。当然ながら妻の方が落胆が大きく、特に最期の瞬間で「もう少し何とかならなかったのか」と自分を責めていました。「その場で最善と思ったことをしたのだから」と自分を責めるなと言うのがやっとでした。 妻はその後すぐに、毎日ネットを見て次の犬を探すようになりました。私は別れが辛いので、もう二度と犬を買いたくなかったのですが、妻はホームページやブログでヨーキーの記事ばかりを毎日眺めるようになりました。 まもなく気に入った犬を見つけ、ブリーダーに予約を入れ、親離れの初日に引取りには妻が一人で行きました。方向音痴で電車にも乗れないのに、一人でタクシーも乗り継いで、片道二時間もかけて行ったのです。この時、愛犬を亡くした妻の心の隙間の大きさに改めて気づきました。新しい犬が我が家に着いた時、亡くなった犬の生まれ代わりが来たとの思いがこみ上げてきたものです。 新しい犬が来るまでは、シャネルの気配のようなものを感じていました。(気のせいだと思いますが)、新しい犬が来て数日後にシャネルの写真を見ていたら「そしたらもう行くから…。」と別れの挨拶をしたような気がして、それを堺に気配が全くしなくなったのです。不思議な体験でした。「あぁ、新しい犬が来たから、安心して旅立ったんだなぁ。」と思います。 思い返せばシャネルが亡くなった日は朝から病院に預けていて、夕方引き取る予定の時間の直前になって病院から「心肺停止になったから、すぐに来てください」との連絡があり、飛んでいきました。到着すると蘇生していて、声をかけると立ち上がるまでに元気になりました。しかし救急病院へ転送する途中で再び心肺停止になり、そのまま息を引き取りました。立ち上がったのは私達に最後の挨拶をしたのだと思っています。 ここからは後日談ですが、妻の心は新しい犬一匹では埋めることができなかったようです。七月に親離れする犬を同じブリーダーから買い取り、我が家の愛犬は二匹になってしまいました。一匹では心の隙間が埋まらなかったようです。これも亡くなった犬の存在が妻にとって如何に大きな存在であったのか、という証だと思っています。 つい私事を長く書いてしまいました。慰みにはならないと思います。と言うより私もこんなことを話せる相手が欲しかったのだと思います。
- powapowa11
- ベストアンサー率37% (126/337)
私も一昨年ですが、16年間飼っていた愛犬を亡くしました。 本当に辛かった。今まで生きてきた中で、一番辛かったです。 愛犬との出会いは、私が12歳の時でした。それ以来、いつも一緒にいました。寝る時も同じベッドで。休みの日のお出掛けも一緒。旅行にも必ず一緒に連れて行きました。 そんな愛犬との別れは、本当に突然でした。今思えば、体はすごくキツかったはずなのに、心配かけまいと元気に振る舞っていたのでしょう。 亡くなってからしばらくは、本当に気が狂いそうでした。泣いて、泣き疲れて寝て、目が覚めると愛犬がいない現実にまた泣くの繰り返し。 火葬して、遺骨を持ち帰り。遺骨を見ては泣きました。この遺骨は、確かに私の可愛いあの子だけど、あの子はこんな姿じゃない。遺骨を抱く手が、震えて止まりませんでした。 世界がすごく色褪せて見えました。幸せそうにしている家族連れなんかを見ると、とても冷めた気持ちになりました。私の可愛いあの子はいなくなってしまったのに、どうしてみんな幸せそうなの?どうして世界は何も変わらず回っているの?と。 こんなことを言うと、本当に目や耳が不自由な方は怒られると思いますが。心の底から思いました。目が見えなくなってもいい、耳が聞こえなくなってもいい、お願いだから、あの子を返してって。 それが、本当に些細なきっかけでしたが。 仕事中、一人で車を運転していた時だったと思います。 ふと、ああ、この道もあの子を乗せてよくドライブしたなぁと思ったんです。 そして、気づきました。 この世界は、あの子の好きだった景色で溢れてる。あの子が好きだった人達が沢山いる。ああ、捨てたもんじゃないな。 そう思えた瞬間、世界に色が戻ったようでした。 その後、私は愛犬の遺骨が入ったネックレスをオーダーで作ってもらい、肌身離さず着けています。 私も愛犬を亡くした時、よく言われました。また飼えばいいじゃないとか、新しい犬を飼えば寂しくなくなるとか。 その言葉を言われる度、悲しかった。周りから見たらただのペットでも、私にとっては、世界で一番可愛くて愛おしい、弟みたいな我が子みたいな存在なのですから。代わりなんかいないんですよね。 私は、もう二度と飼わないと決めていました。あの子以外の犬を可愛がりたくない、もうあの悲しみを味わいたくない、そう思ったからです。 しかしあの子が亡くなって1年半ほど経った頃、捨てられた子犬を保護しました。里親を探しましたが見つからず。とても悩みました。私はこの子の命を助けることができるのに…でもやはり、飼いたくない…と葛藤。 母に相談すると、母は猛反対。理由は私と同じでした。あの子以外を可愛がりたくないし、もうあの悲しみを味わいたくない。 母が猛反対し、私もやっぱりそうだよね、と思い、動物愛護センターに預けに行くことに。そこなら、毎週譲渡会が開かれ、子犬はほとんどもらわれていくと聞いたからです。愛護センターに向かう道すがら、車の日除けに、愛犬に似ているからと買ったマスコットをぶら下げていたのですが、それがポトッと、母の膝に落ちたんです。母も私も「…あの子が、飼ってあげてって言ってるのかな…?」と感じました。とても優しい子でしたから。 それでも踏ん切りがつかず、愛護センターに到着。ケージに入れられた瞬間、その子犬が立ち上がり、「置いて行かないで」と言うように必死にこっちを見つめていました。こんなに私を慕ってくれているのに、もう会えなくなるのかと思った瞬間、私は泣いてしまいました(涙腺は緩くありません)。結局母も納得し、連れて帰ることに。 その子犬は、とにかくやんちゃで悪戯好きで。賢くてお利口だったあの子とは全然違いますが(^_^;)、飼ったからには全力で守っていこうと思っています。 私は信じてます。あの子は今でも、私のそばにいてくれてる。優しい子だから、今飼っている子犬が悪戯するのを見て、「おいおい、そんなことしたらまた怒られるよ」と慌ててるかも、なんて。 ただ、姿が見えないだけ。 私がいつか人生を全うしたら。また見えるようになる。そしたら、思いっきり抱っこしてあげよう。今飼っている子犬も一緒に、また色んな所に出掛けて、旅行に行こう。そう信じているから、生きていけます。 質問者様も、今が一番辛い時だと思います。でも、あなたのように愛してくれる飼い主に飼ってもらえて、あなたの愛犬は本当に幸せだと思います。 いつかまた会える。そう信じて、少しずつ前を向いていきましょう。 長文になり、すみませんでした。