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ルーターについて
現在8M程度の回線速度です。 これを4つに分岐してそれぞれがPCを使うことを考えています。 この場合、それぞれの使用が他の回線を圧迫しないように、 誰かが使っている時には、最低2Mの帯域は確保されるようにする というような設定のできるルーターはありますか? 1人が使ってる時は、8Mで構わないけど、2人以上ならお互いが最低でも 相手の2Mは侵食しないように自動で設定してくれる、ということです。
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No.3 です。 > Aが軽めの動画などを見てて(2Mで十分)、Bが重めの動画やネットゲームで利用してて、 > Bの利用によって、Aが影響を受けて途切れ途切れになったりすることを避ける方法と > して考えました。 残念ながら、自宅においてある(=インターネット側から大量のデータを受信する側の)ルータでは、そのような制御は、原理的にできません。 まず、考えなければならない点は、上記のようなケースでは、Bのほうも、Aの影響で、帯域不足が発生しているということです。 一方的に、B が Aの帯域を奪うことはありません。 そして、通信が阻害されるパケットの量は、お互いに必要量に対して、「同じ割合」のところでバランスします。 次に、「大量のデータを受信する」場合、そのデータ自体のコントロールは、「送信側」が行っているということです。 インターネット側と8Mbps でつながっている場合、その8Mbps の帯域に合わせてデータを送ってくるのは、インターネット側のサーバーの責任です。 自宅のルータは、8Mbps の帯域を使って送られてきたデータを、LANに振り分けることしかできません。 ところが、8Mbps だと、LAN側の帯域の方が広いのが普通ですから、自宅のルータは、「送られてきたデータを単純に振り分ける」ことしかできません。 つまり、データごとに帯域制限をするとしたら、送信側(つまり、インターネット側のサーバー)をコントロールする必要があるわけです。 すでに取り上げられている QoSも、説明にあるとおり、「入力側の帯域が大きく、出力側の帯域が小さいという構成でのみ動作します」です。 自宅のルータの立場で、大量のデータを受け入れる場合、「データの入力側(ルータから見て、大量のデータが入ってくる方)」は8Mbps でつながっている外部回線です。 で、出力側(ルータから見て、大量のデータを押し出す方)」は、最低でも10Mbps(最近は、100Mbps だたり、1Gbps だったり)の、「自宅のLAN」です。 つまり、「(ルータにとって)入力側の帯域が小さく、出力側の帯域が大きい」というのが実際のところであり、QoSは機能しないことになります。 入出力の関係が、わかりにくいと思います(パソコンから見た入出力ではなくて、ルータから見た入出力だから) しかし、No.2で引かれている、 http://jp.yamaha.com/products/network/solution/advanced/qos/point/ にある図から、「LAN側からインターネット側に大量のデータを送り込む」時に機能することがわかると思います。 ですから、QoSというのは、「大量のデータを送り出す方のサーバ」で使用されるものであり、No.3の回答につけた、 > また、モバイルがらみでよく言われる「帯域制限」は、「相手の帯域を残す」のではなくて、 >「該当する人の帯域を狭くする」という操作ですから、目的は同じでも、実現方法は別です。 >(通信速度を遅くするというより、通信のレスポンスを落とすという方法です) という機能の説明にもなっています。
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- asciiz
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> 業務用だけあって結構高いんですね まあ、そういう訳なんです。 「QoS機能の動作」資料を読んでいたところ、お望みの機能は「 Dynamic Traffic Control」に該当し、もっと上位機種のRTX1500やRTX1100シリーズでないと、つかえないかもしれないことに気付きました。 買ってみるならそちらの方が良いかもしれません。 でもアマゾンで検索してみたところ、同じぐらいの価格で出てますね。(定価はずっと高い) さらに、マーケットプレイスの中古品なら、1万円以下でも買えそうです。 でもたぶん、設定は難しいですよ。 クロスのシリアルケーブルを用意してPCと接続し、キーボードから設定コマンドをいくそこまでやる気があれば、どうぞ…。つも打ち込んで、動作設定していきます。 (実際には、テキストファイルで用意したコマンド群を流し込むんですけど。) 矛盾した設定をしてしまっても警告は出ず、単に、動かないだけです。 どこがおかしいのか、マニュアルと自分の組んだコマンドをにらめっこして、直さないといけません。 そこまでやる気があれば、どうぞ…。
お礼
どうもありがとうございます。
- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
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おそらく、そういうルータはないと思います。 実際には、普通に使っているインターネットの通信方法は、「パケットという小さな単位にまとめた通信を」「早い者勝ち」でやりとりするという方式なので、自然に、お互い必要な速度の、可能な範囲での最大値に、平均的に調整されます。 これ、原理的な話です。 考えてみてください。 一人が動画を見ている。同時に他の一人がチャットをしている。 この場合、「どちらも2MBpsは保証する」というのは、意味があるでしょうか? 実際には、動画を見ている方は、頻繁に、「送信」や「受信(のための送信要求)」が発生します。 一方チャットをしている方は、人間が文字入力薄る頻度で、送受信が発生します。 トータルの8MBps で間に合えば、帯域制限は必要ありません。 では、二人同時に動画を見ていてる場合は、どうなるでしょうか? もしも、どちらもかなり頻繁に送受信が発生することになります。 もしも、どちらもサーバーからの動画転送速度が同じ場合、8MBps でまかないきれずにそれが重なれば、「ランダムに」「どちらかが」待たされることになります。 これが、パケット単位で発生しますから、平均すると、どちらもが同じように待たされる=同じ転送速度に平均化されることになります。 一方で、片方のサーバーだけが早ければ、そちらの送受信がより高い頻度で発生します。 つまり、「高速が必要な方が、より、高い頻度で通信できる」ということで、平均すると、必要な速度に応じて帯域が分割されることになります。 もともと、そういう仕組みの通信なのです。 また、モバイルがらみでよく言われる「帯域制限」は、「相手の帯域を残す」のではなくて、「該当する人の帯域を狭くする」という操作ですから、目的は同じでも、実現方法は別です。 (通信速度を遅くするというより、通信のレスポンスを落とすという方法です)
お礼
Aが軽めの動画などを見てて(2Mで十分)、Bが重めの動画やネットゲームで利用してて、Bの利用によって、Aが影響を受けて途切れ途切れになったりすることを避ける方法として考えました。 8Mをルーターで分けて、4部屋に配線し、それぞれで利用する場合に、自分は大して負荷のかかる利用をしてないのに、他の人が負荷をかけているせいで快適に利用できない、他の部屋でネットゲームを始めたら、ブラウザの閲覧が急に遅くなったという事態を避ける目的です。
- asciiz
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通信種別や、IP宛先などにより、帯域制御(帯域確保)する技術は、「QOS (Quality of Service)機能」と呼ばれます。 > 【用語説明(ネットワーク)】QoS(キューオーエス) >http://buffalo.jp/php/lqa.php?id=BUF13177 しかし、この機能は民生品のルータにはほとんど搭載されていません。 搭載されていても、「ムービーエンジン」などと特定用途専用のものであったり、「高中低」の優先順位だけが設定できて、具体的なbps指定などは出来なかったりします。 YAMAHA RTシリーズとかなら載ってるようですね…? >QoS機能の動作 >http://jp.yamaha.com/products/network/solution/advanced/qos/point/ >優先制御 >http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/qos/priority.html 例えばこれで大丈夫ですかね… >YAMAHA RT58i [生産完了品] >http://jp.yamaha.com/products/network/routers/rt58i/ >http://www.amazon.co.jp/dp/B000H6SX2Y/
お礼
ありがとうございます。 隣の部屋でネットゲームしたら、 ブラウザの閲覧が急に遅くなった、 というような事態を避ける目的です。 業務用だけあって結構高いんですね。
- violet430
- ベストアンサー率36% (27472/75001)
その様な製品は聞いた事無いです。。 本当に速度安定が必須なら、別に回線を引けば済む話です。
お礼
ありがとうございます。 そうすると高くなりますから、避けたいわけです。
お礼
ありがとうございます。よく分かりました。