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歯石は歯周病の原因？

2004/03/27 07:57

毎月一回歯石を取りに来いといわれて歯医者に通っています。しかし、よく歯石が付くのは下顎の前歯6本ほどですが、はっきり言ってこれらの歯が私の一番しっかりした歯です。むしろ、歯（歯茎骨）が弱くて、歯がぐらつく感じがするのは、全て上顎の歯ばかりです。私以外の人に聞いてみても、歯が弱るのはまず上顎カラ。従って毎月せっせと歯石を取ってもらっているのは一体何の為かと思ってしまいます。（長年歯医者に行ったことはなく、従って下顎の前歯は長期に渡って、歯石が溜まりっぱなしだったはずです）本当に、歯石は歯周病と関係あるのでしょうか？

zenidaikojp
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デンタルケア
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remonpakira
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2004/03/27 14:54 回答No.4

歯石そのものにい害性があるか、とういう点に対しては研究者の中でも見解が分かれるところなのですが、歯石は軽石のように多孔性のため、日本人の食生活では確実に感染する、つまり歯周病の原因菌の住みかになっているため歯周病の原因の一つではあります。これにはin vitro(試験管内）　in vivo（生体内）のどちらでも科学的に効果は実証されています。なので歯石除去はEBMに則した治療であり、本当に歯周病の原因なのか？という質問に対しては明確にそうだと言えます。ではなぜ、明確な相関関係がない場合があるのかと言えばこれは歯周病に限らないのですが、病気とはさまざまな要因の複合要因により引き起こされるものだからです。例えば、糖尿病は寿命を短くする要因ではありますが必ず糖尿病の人がそれに罹患していない人より短命であるという事ではないですよね？体の強さなどを含めてさまざまな要因が関与して寿命は決まります。歯周病もこれと同じです。要因には歯石や歯周菌のような要因の他に宿主の要因も含まれてきます。たとえば、上顎は下顎より骨が薄いため、歯周病の進行が早いですし、糸きり歯は根が長いため歯周病には強い歯です。また舌の下には舌下腺という唾液がでる腺があるため、下の前歯は歯石はつきやすいが、歯周病にはかかりにくいといった事がありますこのようにさまざまな要因が関与しているため、歯石があまりついていないのに歯がぐらぐらで歯石が沢山ついているのに歯がしっかりしているという状況が一口腔内でも生まれます。ただ、それでも歯石が歯周病の悪化要因であることは間違いなく、下の歯にしても進行の度合いが違うだけで歯石によりダメ－ジは受けているので除去の必要はあります。

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WEBB
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2004/03/27 16:22 回答No.5

歯石には「歯肉縁上歯石」と「歯肉縁下歯石」があり、後者は鏡で見ただけでは見えません。歯肉縁上歯石にしても患者さんが鏡で自分の目で確認できるのは下顎全歯舌側歯石ぐらいだと思います。歯周病に大きく関与してくるのは、歯肉ポケット内の歯肉縁下歯石ですから、鏡で見て歯石がついていないからといって安心はできません。歯石はプラーク（歯垢）が唾液内のCaやPと結合した無機質なものですが、ザラザラの表面にはプラークが非常に貯まりやすくなります。歯周病の主な原因になっているプラークの除去が、治療の第一ステップであることを考えると歯石の除去は不可欠です。歯石が機械的に歯肉を刺激することも歯周病の原因になるとの考え方もあり、歯石は歯周病の直接の原因ではないかもしれませんが、歯石が歯周病に大きく関係していることは間違いありません。唾液の性状・組成やプラークコントロールの状況によっては数週間で歯石がつく方もおられます。歯周病の状態によって、定期健診の間隔も１年～数ヶ月と人さまざまです。

matherlake
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2004/03/27 08:22 回答No.3

僕の素人判断では、歯周病を防ぐには、歯間ブラシで歯の間を磨くことだと思ってます。以前歯周炎で歯医者に行くと歯石取りを進められました。金と手間と痛いのを我慢しましたが、そのとき歯間ブラシを進められました。歯間ブラシは最初痛くて血だらけになったので驚きましたが、ゴミが取れ、歯茎が鍛えられていると思っています。私の考えでは、歯周病は食べ物の雑菌が引き起こすものだと思います。歯石はそこにたまりやすい原因にはなっても直接歯周病の原因ではないのではないかと考えています。だから歯周病を防ぐには、やさしく丁寧に歯磨きすることと歯間ブラシで歯の間のゴミと歯茎を鍛えるのがもっとも効果的だと考えています。