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途中でやめられなかった本は?
面白くって続きが気になって、次の日の都合も省みず一気に読みふけってしまった本はなんですか? 普段は軽いエッセイや純文学を読むことが多いので夢中になって寝食を忘れて、という風な本にほとんどあたりません。小さな日常的な事柄を切り取ったような話が好きなのでミステリ、ハードボイルド、SF、歴史小説などの分野はほとんど手付かずで残ってます。日本人作家でも海外作家でも気になりませんが何故か女性作家は苦手な人が多いです。
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- -rust-
- ベストアンサー率30% (78/255)
読書が好きで色々読んでますが、私の中では一番引き込まれた作品です。 天童荒太作 新潮文庫より、 「幻世の祈り 家族狩り第一部」 「遭難者の夢 家族狩り第二部」 「贈られた手 家族狩り第三部」 毎月1冊発売で、五巻で完結です。 昨日の発売日に三巻目を購入し、一気に読み終えました。 主要な登場人物が数人いて、それぞれが過去や現在にも何らかの悩みや傷を抱えており、それが今後どうなっていくかはまだ分かりませんが、それぞれの抱える問題には共通して「家族」というものがあります。 現在では決して珍しくはなくなった、子供が親を殺したりする事件。ここでもそういう痛ましい事件も軸となり、家族とは?愛とは?社会とは?と、登場人物だけではなく、読んでいるこちらまでもが考えさせられます。決して、他人事でない、と。 天童荒太さんは、描写力に優れた方だなぁと思います。現在、彼の他の作品を読みあさってる最中です。 ちなみに、同文庫で「孤独の歌声」も興味深い内容でした。
こんにちは。 海外ミステリで一点挙げますと、私の場合 『九尾の猫』エラリー・クイーン でした。 犯人像はそれほど新鮮ではないのですが、探偵の「お悩み」が延々と描かれていてその面白さゆえ止められず寝不足になりました。純文学の好きな方には楽しんでいただけるのでは。 最近の国内小説では、 『輝く日の宮』丸谷才一 はもうお読みになりましたか。 研究+恋愛小説?それとも教養小説?何に分類されるのかわかりませんが面白さでは抜群と感じました。旧仮名使いがお嫌いでなければ、是非。 最後にエッセイというか、新書から一冊。 『神、この人間的なもの』なだいなだ 岩波新書 タイトルにやられて手に取り、その夜のうちに読了しました。何というか、脳みそからウロコがぼろぼろっと落ちたような気になりました。
- reg428jp
- ベストアンサー率11% (6/52)
宮部みゆき 「クロスファイア」 「蒲生邸事件」 「理由」 です。宮部さんのは比較的読みやすいと思うのですが…。
- mil_tea
- ベストアンサー率32% (26/80)
井上夢人さん「ダレカガナカニイル」 →結末まで謎が続き、最後まで飽きさせません。 小野不由美さん「屍鬼」 →ホラーなのですが最後涙が出ました。実は私もホラーは苦手なのに引き込まれて最後まで読みました。 宮部みゆきさん「模倣犯」 →非常に有名ですね。でも面白かったです。 北村薫さん「リセット」 →日常に一番近いのはこれでしょうか。ちょっとせつない話です。 横山秀夫さん「半落ち」 →かなり惹きこまれました。読了感がいいです。 以上はミステリーの部類に入りますが以下の作品はまさに日常です。 佐藤多佳子「九月の雨」「しゃべれども しゃべれども」 →どっちもちょっとせつなくさわやかな作品です。
- madoushi
- ベストアンサー率18% (45/246)
すべて質問者の方の逆のような気がしますが、私の場合、栗本薫さんの「仮面舞踏会」(前日の23:00くらいから翌日の午前4:00くらいまでかけて呼んだミステリィのハードカバーです)、平井和正さんの「狼の紋章」(高校生時代に同じような時間帯で読破したSFです)、綾辻行人「十角館の殺人」(本格ミステリィの傑作です。午前1:00くらいから4:00くらいまでで読みました)などです。
- BlueBereee517
- ベストアンサー率21% (10/47)
仕事の合間にコッソリ回答してます(汗) 数はそんなに読んでませんが、読み始めるとトイレ以外はブッツリ読んでしまいます。基本的になんでも読みますが現実逃避できるファンタジーが好きみたいです。 ●「十二国記」 小野不由美 ファンタジーです。架空の世界で葛藤、成長しながら国を治めていく国王達のお話。すごい世界観です!まだ完結してないはず・・・ ●「青の炎」 貴志祐介 映画にもなりましたが(観てません)、高校生の殺人犯が主人公です。とっても切ない。 ●「クリムゾンの迷宮」 貴志祐介 目が覚めるとそこはまるで他の惑星のような世界だった・・・というところから始まり一気に読みきりました。いろんな知識も手に入るので面白かったです。 ●「流しの下の骨」 江國香織 もしかしたらimanaさんは既読かもしれないですね。宮下家の日常、特に何もないけれど何度も読み返してしまいます。 ●「こころ」 夏目漱石 高校の授業がきっかけですが、祖母に本を借りて上・中・下一気に読みました。下の先生の遺書、素晴らしかったです。 番外・・・怖くて一気に読んじゃった作品です。 ●「黒い家」 貴志祐介 これも映画化されました。観てないですが。 保険金殺人の話でしたがクライマックスは怖くて怖くてかなり飛ばして読んじゃいました(汗) ●「BATTLE ROYALE」 高見広春 まさか映画化されるとは・・・映画より生徒一人一人掘り下げているので、一人死ぬ毎につらくてたまりませんでした。 パッと思いついたものを挙げました。最近読書してないので、他の方の意見も参考に本探そうかと思います。
- tauhon
- ベストアンサー率24% (104/421)
こんにちは。 私の経験では、「奪取」(真保裕一) ですね。 読んでいたら朝になってしまいました。 「ホワイトアウト」よりもこちらの方が一気に読めます。
- satoshilove2
- ベストアンサー率16% (999/5904)
ミステリーがやはりやめられなくなったことおおいです。 女性作家ですがやはり宮部みゆきさんのものは・・。 「R・P・G」「スナーク狩り」ついつい・・。 「クロスファイヤー」「蒲生邸事件」は長いので一気という訳にはいきませんが・・。 野沢 尚さんの作品も・・。ドラマ化されているものも多いのですがもうすぐ放送される(4月2日テレ朝)「砦なき者」。ほか「深紅」もおもしろかったです。
- hiromixx
- ベストアンサー率40% (598/1474)
こんにちは。 一番のオススメはアレックス・シアラー著「魔法があるなら」。 そんなに分厚くないですし、とっても読みやすいです。 著者が、自分の子供さんのために書かれた本だそうですよ。 ドキドキワクワク、久し振りに子供の頃感じた本の楽しさを思い出した、という感じです。 私も女性作家は苦手ですが、例に挙げられているような分野が好き、しかも長編が好きですね…(^_^;) 次の日も気になってしかたがない、という本は 東野圭吾さん、恩田陸さん、浅田次郎さんの本が多いです。 東野さんなら「秘密」「白夜行」 恩田さんなら「ロミオとロミオは永遠に」「蛇行する川のほとり」 浅田さんなら「プリズンホテル」「壬生義士伝」 などがおすすめです。 エッセイなら、向井万起男さんの「君について行こう」が面白かったです。 是非一度手にとって見てくださいね。
- zephyrus
- ベストアンサー率41% (181/433)
>何故か女性作家は苦手な人が多いです。 私もそのクチです。女性は話上手な人が多く、お話のつむぎかたも抜群にうまいのですが。 純文学系の人にも比較的向きそうなものを二つ選んでみました。お気に召しますかどうかはわかりません。 「招かれざる客たちのビュッフェ」クリスチアナ・ブランド(深町真理子他訳)創元推理文庫 は短編集ですが一挙に読んでしまいました。16種の秀逸きわまりないミステリーレシピをどうぞ。作者は底意地の悪い絶世の美女との噂。 梗概が読めます→http://www.cityfujisawa.ne.jp/~katsurou/mystery/brand/buffet.html 「ヴァーチャル・ガール」エイミー・トムスン(田中一江訳)ハヤカワ文庫 は一転、清新なSF。美少女ロボット、マギーは生まれるとすぐこの世界の多様さに驚き、やがて辛い苦しい試練のあと、主体性を確立してゆくという魂の成長の物語。小説としてのぎこちなさがなきにしもあらずですが、さわやかで清純なSFとしていまだに印象に残っています。 評価はさまざま。これは絶賛のほう→http://www001.upp.so-net.ne.jp/comet5/dokusyo/a_at.html
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