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CD音楽を旧型ラジカセのヘッドフォンで聴いたら、

音が良いので驚きました。 住環境のせいで、ヘッドフォンでしかいい音が聴けません。 オーバー、インナー、カナル型のヘッドフォンを、パワーアンプ、CDプレーヤー、USB-DACのヘッドフォン端子に差して、音の違いを試していて、何気に、SONYのCFD-100TVという10年前に購入した、普通のラジカセに差したところ、音の良さに驚きました。 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030210/sony.htm 低域から広域までの延び、ダイナミックレンジ、迫力、音量を上げても刺激がなく柔らかで聴き易い音です。当分これでいこうと思っています。 そこで誰かに訊いてみたくなりました。 こういうことはあるのでしょうか? もし、あるとしたら、どんな理由でしょうか? それとも、単なる、思い込み、錯覚でしょうか? オーディオは45/45方式開始の頃からの自作マニアです。

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回答No.1

Q/こういうことはあるのでしょうか? A/基本的には、何をもってあると考えるかの問題です。 音など、その人の趣向の問題ですから・・・もっと言えば、変なイコライザなどに流されてきた人や、スピーカーやヘッドホンの性質として、フラット特性より、重低音、高音特性が極端なものを選んでいた人なら、もしかすると、そのケースはあるかもしれません。詳しくは後述します。 Q/どんな理由でしょうか? A/要は、好みに対する迫力や、評価の問題です。人は刺激を求めますから、その刺激に飽きれば初期に戻る可能性もなきにしもあらずです。 音の善し悪しなどはその人の感性の問題ですからね。人の耳は老いに従って、高音域を聴き取れなくなりますし・・・。若い頃から重低音や高い音圧を好めば尚のこと老化は早くなります。そう言う場合には、フラットが自然だと思うケースだってあるでしょうし、そもそもそれが好きだった人が、流れて戻ってきたという可能性もあります。 老いによって、音の好みが変わることだってあるでしょう。 Q/それとも、単なる、思い込み、錯覚でしょうか?自作マニアです。 A/私は、音にも拘りますが、基本的に音の性質は倫理感や感情によっても善し悪しは変化する物だと思っています。即ち、ハードにこだわりもしますが、それ一つで満足するものではないのです。むしろ、こだわりのハードがあるなら、その逆のハード(ただ聞くだけ)もあるのですよ。その二つまたは複数があってこそ、そのハードが如何に素晴らしいかが評価できます。しかし、一方の優れたものだけを聞いていると、最終的に人はそれに慣れどこが優れていたかなど過去の物となるでしょう。 さらに、人は好む音が毎日変わる物です。 昨日はこのスピーカーで良い音や良い音楽と思っても、明日は違うのが素晴らしい音だと思うのです。それは、エージングなどの影響もあるでしょうけど、私の経験上はハードに限らないと思うのです。 音は、基本的に人の心に影響する物であろうと思いますから、自分が今好む物には素直に反応します。 それだけの話です。 後は、ステータスや価値観をどれだけそれに繁栄するかの問題でしょう。 ちなみに、技術面で回答が欲しいのであれば、はっきり言います。 あり得ない可能性が高いです。特に、同じオーディオ機器なら、明らかでしょう。 CIRCの処理能力も規定には従っていても、上位の方が良いでしょうし、スピーカーやアンプのノイズ率や音質も、違うでしょう。そう考えれば、低価格商品は、正確で忠実な良い音にはほど遠いはずです。 ただ、私は数万する高給ヘッドホンから、低価格の数百円ヘッドホンまで所有し、機器の使い方も様々です。それを季節や気分に合わせて使っていますけど、それぞれに味はあると思っています。 正確なビット制御を求めるなら確かに、音はより高度な演算性能や、ノイズ対策を加えたものが妥当かもしれませんが、好みとして音の善し悪しを計るなら、高ければ決して良いとは言えません。 ちなみに、老齢化すると高音域を中心に潮力が衰えスイートスポットの音域は狭くなります。 即ち、老いるのです。その場合は、音が聞き取りやすいことが音の良さに繋がる場合はあるでしょう。 以上のようになります。 この回答は決して質問者様が望む物ではないものも含まれるかもしれませんが、出来る限りの可能性を記載しています。ちなみに、高給オーディオほど音が良いのも実は錯覚です。 高級品は主に、一定の収入やステータスを持ちたい人や持つ人が買います。即ち、年齢層としては若者より高くなるのです。そのため、音の特性は高音より低音に偏る製品もあるのです。(誰でも若くても決して高音域が聞き取りやすい訳ではありません) そのため、年齢によってもハードによっても音が持つ特性は変化するものです。 それに心という日々変化する感性が加わり、さらに日々の音への慣れの差が生じると、人が好む音など、どうにでも変化します。ただし、変化しにくい人として、複数の機器での音を常に聴いている人は、比較的変化は少ないかもしれません。 これが、いわゆる音に対する拘りを持つマニアかもしれません。 マニアにはハード、音、自作などなど多種多様にいろいろいます。

yoshidaka
質問者

お礼

早速のご丁寧なご返事、恐縮です。 オーディオへの深い造詣のアドバイス、大変参考になりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#203203
noname#203203
回答No.4

>それとも、単なる、思い込み、錯覚でしょうか?  思い込み、錯覚でもないです、御自身の耳の性能を信じましょう、誰が何と言おうが誰も  質問者様の耳の中の音の世界は判りません、良い出会いだと思いますよ、至福の時ですね。  物作り日本の時代の製品を侮るなかれ、30年前に購入した、SONYのラジカセが未だ、現役  で元気です。 自分の耳を信じないと、お金に羽根が生える世界が、所謂、オーディオ地獄と呼ばれる 世界かと・・・ ヘッドフォンは、騒音問題の解決の為、不本意ながら我慢して使用する物の位置づけと 思っていましたが、急激に進化していて、ヘッドフォンの音の世界を確立しつつある様に 思います、部屋の環境に影響されないのが良いですね。

yoshidaka
質問者

お礼

ご返事ありがとうございます。 >誰が何と言おうが誰も 質問者様の耳の中の音の世界は判りません、良い出会いだと思いますよ、至福の時ですね。 大変参考になりました。

回答No.3

よくある事ですよ。 理由は「何度も試聴して、練りに練られた製品だから」でしょう。 『Audio の落とし穴』として、よくありがちななことは「良い音と言われる Component 製品を『買って置いて鳴らす』だけで『良い音』だと盲信してしまうこと」です。 Audio 雑誌の試聴室や Audio 評論家の自宅は「良い音」がするように丹念に調整されている『試聴室』ですし、その道に長けた人達が最適な Setting で試聴しているのに対して、一般家庭の Audio Room は家具や調度品が優先するために Audio Listening Room としては決して理想的な状態ではありません。 家具や調度品が所狭しと壁を埋め尽くしている狭い部屋に大きな Speaker Sytem と重くて大きなだけでの Multi Media Audio Component 機器を積み上げるぐらいならば『良く練り上げられた Compact Audio Sytem』を Near Field Monitor 方式で聴収した方がよっぽど良い音がしたりするものです。 良く練り上げられた Compact Audio Sytem』というのは、その Maker のその製品 Category を代表する製品として長寿の製品寿命を誇っているもので、著名なものとしては BOSE 社の AWMS (古くは Wave Radio からの Long Seller 商品です) などが挙げられます。 私は BOSE AWMS (Accoustic Wave Music System) (下写真右上) も 28 万円という非常識な値段の CD- Radio-Cassettecorder である AWMS-VIA (AWMS - Virtual Imaging Array) (下写真左上) も愛用しましたが、AWMS-VIA は 28 万円の DENON DVD5000 から 58 万円の McIntosh C34V を介して 6 万円の BOSE AM5 III を鳴らす System を Living Room から寝室に押しのけて Living Room の Main System に鎮座してしまうほど音の良いものでした。 その AWMS-VIA よりも素直で音が良いという User 評価が無視できなかったことから AWMS-VIA の次に AWMS も購入したのですが、確かに「机の上に置いて聴く Near Field Monitor」としては AWMS の方が素直で良い音という印象でした。 ただし、不思議な事に、AWMS も AWMS-VIA も内蔵の CD Player で再生する限りは非常に良い音なのですが、その音の良さを期待して AUX 入力に DENON DVD5000 などの高額 CD Player を繋いでも決して良い音にはならず、内蔵されている CD Player や Cassettecorder、FM/AM Radio でのみ素晴らしい音がするように念入りに Tuning されているものでした。 SONY CFD-A100TV は 21 世紀 (2003 年) に開発された、比較的新しい商品ですが、実は SONY には 8F48 (下写真右下) という 1968 年に当時の価格制度で優遇制対象 (確か¥9800 までだったと記憶します) 外となる ¥12,500 で発売された『木目仕上げの音が良い FM Home Radio』という画期的な Radio から Concept を受け継ぐ伝統的な Status Radio であることから、8F48 の頃から SONY の木目調 Radio をこよなく愛してきた Fan の機体を裏切るようないい加減な製品にするわけには行かず、2 万円という価格制限の中で如何に良質の木目 Design と音質を維持するかで相当な練り上げが行われている製品です。 子供の頃の私は親に強請って SONY 8FC59 (下写真左下) という FM/AM Radio 時計を買ってもらった事からか近年も BOSE AWMS をこよなく愛用したのですが、当時は兄が使っていた 8F48 の音の良さが羨ましかったものです。 SONY CFD-A100TV は真剣に聴いたことがないのですが、見るからに 8F48 からの SONY が意地でも PANASONIC や他の Maker には負けたくない Home Radio の Design を踏襲している上に価格も 1 万円前後の廉価品とは一線を画する製品ですので、開発予算の許す限り試聴を繰り返して練り上げられている製品なのだろうと思いますよ。 ただし、CD Player を CFD-A100TV に繋いで鳴らすというような手法でも良い音であるとは限りません。 先述したように内蔵する CD Player や Radio、Cassetecorder からの再生音で「良い音」になるよう練り上げられているものですので、どんな性格の音色がするものなのか判らない外部機器を繋いでも良い音になるというわけではない筈です。 SONY 8FC59 も CFD-A100TV も、中に入っている Speaker Unit は数百円で市販されている Radio 用 Speaker Unit でしかないのですが、念入りに Tuning が施された完成度の高い Body や Amplifier 回路と組み合わされた音は「買って置いて鳴らした」だけの Audio Component とは比較にならないほど高い完成度を示すものでしょう。 勿論、高額の Audio Component System もそれを鳴らすことを最優先にして Listening 環境を整えれば更に良い音を望めるものなのですが、家具や調度品を放り出して Audio Listening 専用 Room を作れる人など滅多にいないでしょうし(汗)・・・。 良い音は価格に比例しない・・・正確には「高額製品を手にしてもそれを活かせる環境で使用しない限りは Italian Exotic Sports Car で都内の渋滞道路を走るようなものでしかなく、小回りの効く軽乗用車や Moped、或いは電動自転車の方が遥かに快適だったりする」のと同じようなものなのかも知れませんね。 素敵な Audio Life を(^_^)/

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yoshidaka
質問者

お礼

早速のご返事ありがとうございます。 長年、実際に使ってこられた愛機の写真拝見しました。 造詣の深いアドバイス、大変参考になりました、

noname#182196
noname#182196
回答No.2

思い込みではないと思います。 質問者さまが、ラジカセのイヤホン端子の音が一番良かったっということは、 「好みの音がラジカセだった」っということだと思います。 100人が聴いて、100人ともラジカセが一番いい音だ。っとは言わないと思うのです。 しかし、質問者様が一番いい音の組み合わせっということですから、 いい音なのは間違いないと思います。 ラジカセとヘッドホンの相性も良かったのではないでしょうか。 私も、ヘッドホンを一時期多用していました。 1970年ごろのヘッドホンがダントツで好きでした。 しかし、古いためかあっさりと壊れてしまいました。 Lo-Dの製品でした。 なので、古いラジカセだから、音が悪いっということはないと思うのです。 ヘッドホンで使う人のためにも、手を抜かないでヘッドホンアンプをしっかり作ったのかもしれません。 たとえばの話しですが・・・ 私がヘッドホンの音を聴いて、柔らかい高音、弾むような低音、耳に優しい音。でいい音だなぁ。っと思っても、、 他の人には、高音がものたりない、低音の低いところまで聴こえない。音がぼやけている。 っという評価になるかもしれません。 人それぞれ、いい音の基準が違いますし、重視している点も違うと思います。 なので、質問者様のように好みの音を見つけることができたっというのは、非常にラッキーだと思います。 ただ、どのヘッドホンも、低音から高音まで良く延びて、ダイナミックレンジ、迫力もラジカセが上っということは、 私の長々と書いた、「好み」だけの話しではないかもしれません。 もちろん、ラジカセのイヤホンの音は、間違いなく質問者様の好みのど真ん中だと思いますが、 それプラス、ラジカセの出来が良かった。っということではないでしょうか。 一番素晴らしいと思ったのが、「音量を上げても、刺激的な音をださない」っという点です。 音楽を聴く上で一番気になるところだと思います。

yoshidaka
質問者

お礼

早速のご返事ありがとうございます。 >ラジカセとヘッドホンの相性も良かったのではないでしょうか。 ヘッドフォンとヘッドフォン出力回路の(本来は音質低下になる)抵抗とが、たまたまダンピングファクタの相性がよい作用になったのかな、など思っています。