私もかなりのおばあちゃん子でした。
祖母が私の母代りとも言えるくらい、大きな存在でした。
私が腐らず、ひねくれず、迷いながらも真っ当に生きてこれたのは祖母のお陰です。
私は、祖母が亡くなった時、正直ほっとしました。
急に亡くなったのではなく、苦しい入院生活を経てだったので。
もう十分頑張ったよね。お疲れ様でした。今までありがとう。私は大丈夫だから心配しないで安心してね!
・・・そんな気持ちが強かったです。
祖母が亡くなって、もっと喪失感が強くなると予想していたのですが、まったくなく
むしろ「祖母は私の中にいる」そんな一体感の方が強くなりました。
亡くなって目の前にいなくても、こんな時祖母なら何と言うか、空耳で声が聞こえてくるほどハッキリと心に浮かびました。
それくらい、祖母と過ごした今までの時間、祖母が私に教えてくれた事、全部が私の血となり肉となっているのだと深く実感しました。
死後の世界のことはそれほど信じるタイプでもありませんでしたが、祖母なら絶対に私を守ってくれる。
絶対に私のことを見守ってくれてる。そういう変な自信がありました。
だから、余計に、淋しい気持ちより、ずっと一緒に生きて行こうねという気持ちが大きかったのかも。
もちろん、ここにはもういないっていう淋しさを感じる時はありますけどね。
質問者さんも、いつかはおばあ様と別れの時がきます。
人間、未熟な赤ん坊として生まれ、強く育っていき、まただんだんと弱っていく。それが人生です。
おばあ様がそうしてくれているように、質問者さんも、おばあ様の人生を丸ごと受け入れて見守ってあげて下さい。
そして、別れが来たあとは思い切り泣いてあげて下さい。
一通り泣いたら、少しだけ心を静かにして、耳を澄ましてみて下さい。そしたら、きっとおばあ様の声が聞こえるんじゃないかな。
おばあ様が、心配で成仏できなかったら可哀想ですよ~。おばあ様が信じてくれてる自分を信じましょう★
だいじょうぶ!