>今一現首脳(?)の行っている事がいつしか日本の為になるのかがわかりません
これは,誰にも分からないと思いますよ。
政治とは結果が全てです。
手段がどうであろうと,結果が良ければそれで良いのです。
しかし,結果が分かるのは最低数ヶ月,長ければ数十年先ってことだってありえます。
今日予算や法律を通したからといって,明日結果がでるような類のものではありません。
例えば,小泉構造改革で単純労働の派遣を解禁しました。
これは,失業対策や企業の競争力を付けることを目的にされた政策でした。
数年後,派遣切りという大問題も引き起こしました。
リーマン・ショックという不確定要素があったとはいえ,そもそも単純労働派遣の解禁をしなければ起こらなかった問題でもあります。
もちろん,あの時点で解禁していなかったらもっと経済が悪くなっていたかもしれません。
結局は,その時になってみないと分からないわけです。
これは,アベノミクスにも言えることです。
円安や株価上昇など,近視眼的に見ればそこそこ成果を上げいていると言えます。
しかし,1年後2年後先がどうなっているかは誰にも分かりません。
これは,憲法改正についても言えることです。
憲法第9条を改正し国防軍を作ったことで,より安全保障が高まるかも知れないし,逆に戦争に巻き込まれることになるかもしれない。
それは誰にも分かりません。
とは言え,何もしなければ,それはそれで状況が悪化するだけですし,政治によって何らかの対策を打たなければ国が滅亡するだけです。
なので,政治家は目標を示し,その為の手段を示す必要があります。
有権者は,よりよい結果をもたらしそうな政治家・政党・政策(マニフェスト)を選挙で選ぶ必要があります。
そして,その結果については政治家・有権者ともに責任を負わなければなりません。
>総理とは何をしておられる方?
安倍総理は,アベノミクスと言われる景気対策によって日本の景気を良くすると共に,憲法改正して「日本を取り戻す」ことを目指しています。(誰から取り戻すのかは謎)
アベノミクスは, 大胆な金融政策・機動的な財政政策・民間投資を喚起する成長戦略を三本の矢としています。
大胆な金融政策では,2%のインフレ目標・大胆な量的緩和などによって経済に刺激を与えること。
機動的な財政政策は,国土強靱化計画を打出し大規模な公共事業を行い,雇用を創出すること。
民間投資を喚起するは,TPP・環太平洋経済連携協定への交渉に参加することで,企業が積極的に海外展開できるようにし,景気を良くしようということです。
憲法改正では,憲法改正の手続きを定めた第96条(「憲法改正には衆参3分の2の議決による提案と,国民投票による信任が必要」)を改め,「衆参の議決を2分の1に緩和する」としています。
発議しやすくなった後に,第9条改正で国防軍を創設したり,新たに緊急事態時にどうするかを加えたり,色々手直ししていこうとしています。
以上が,簡単に纏めた安倍総理の政策ですね。
ではでは,参考になれば幸いです
お礼
大変参考になりました 単語の意味こそわかりかねますが、 きちんと調べ、きちんと理解しようと思いました。