やくざは何故怖いんですか?
前から真剣に思っていたくだらない事なんですが、「やくざ」を怖いと皆口をそろえて言うのですが、いったいヤクザの何がそんなに怖いのでしょうか。
たとえばアルカイダやオウム真理教の様なテロ集団なら、無差別に大量の人を殺すわけですから、これに付いては間違い無く怖い物なのですが、ヤクザは特に目だつように人々に恐怖を与えるような行動は何もしていない様に思うのですが、良い年した大人までもがヤクザを怖いと言います。
人を殺すと言う面では、昨今ヤクザに限らず様々な職種の人間が殺人を犯していますし、姿形が「ゴツイ」「厳つい」と言うことであれば、これもヤクザに限る事では無いように思います。暴対法もある事ですし、何かで追い込みを掛けられても何も怖がる事はないんじゃないかと思うんです。
そもそもヤクザなど本当にこの世に存在するのかどうかも、正直な話半信半疑なんです。なぜなら今まで生きてきてヤクザみたいな人は見た事がありますが、ヤクザを見た事が無いからです。ヤクザに怖い思いをさせられた等の体験談的な物すら聴いた事がありません。
16、7歳の頃ヤクザについてやたら語りたがる困ったちゃんは学校にいましたが、今ひとつこの謎を解決するには至りませんでした。
ここからは自分の勝手な想像ですが、要するに大げさに言うと、映画やドラマ等の影響でヤクザは「カッコイイ物」「強い物」「男らしく根性があり芯の通った立派な人間」というイメージを植えつけられた結果「ヤクザは怖いよ~」と言ってヤクザに詳しいふりをする事で、自分にはお前らには普段見せない影の部分があって、「キミ達とは別次元に住んでる人間なんだよ」と言う自己満足に浸るのが快感だという気持ちが心のどこかでひそかに働いている事から来てるんじゃないだろうかと、思ったりもしてしまいます。
それとも何か僕の知らない「とんでもない怖い面」がヤクザにはあるのでしょうか・・・