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サドルレザーへのオイル入れ過ぎ?
- サドルレザーのオイル入れ過ぎによる柔らかさの問題について
- オイル入れ過ぎでベルトループ部のコシがなくなってしまった場合の解決策
- 革についての知識がまだ不足しているが、頻繁なオイルの塗布は柔らかくするだけでなく硬くする可能性もある
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 もう一方のご質問の方で回答させていただいた際はお世話になりました。 リクエストがありましたのでお邪魔いたしました。 で、こちらのご質問の件ですが、単純に「週に1回程度」のペースという計算でいいでしょうか? 結論から言うと「入れ過ぎ」ですね。 サドル独特の「コシ」が無くなったのも全てこの入れ過ぎが原因です。 新品の場合、本気でアジのあるアメ色+コシもある革にしようと思ったらオイルは「月に1度」でも充分ですね。 色が変わって「出来上がった革」になれば、それ以降は「年に数回」でもいいですよ。 ちなみに私が普段使っているカーヴィングのビルフォールド(2つ折りの財布)はもう10年選手ですが、これもオイルは年に2回程度しか入れていませんので。 後は使っているうちに「手の脂分」とタンニンが混ざることでどんどん色が変わって行きます。 オイルはまぁホースオイルでも問題は無いですが、通常はミンクオイルかニーフットオイルを使うのが圧倒的です。 新品に塗った場合にはニーフットオイルの方が革の色が濃く変色するという特性があります。 なので「早くアメ色にしたい」ということでニーフットオイルを使う方が多いんです。 ただ、どのオイルを使うにしても量的にはごく少量で、塗った後の乾拭きは確実にやってください。 今回の場合、そんなに極端にブヨブヨではないんでしょうから、とりあえず暫くはオイルを入れるのは避けてください。 乾拭きは週の終わりに1回程度はしてやってください。 後は天日干しも続ければもしかすると硬さが戻るかもしれません。 日焼けは1回に付き長くても「半日程度」が限界です。 革が高温になってしまうようではマズイのでご注意ください。 ある程度使い込んだ革なら「洗う」という選択肢もアリなんですが、新しいようですから濡らしてしまうのは勿体ないので止めておいた方が無難でしょうね。 この辺を踏まえた上で、普段は手入れをしながら使っていただいて様子を見た方がよさそうですね。 この先何か状態に変化があった際にはまたご質問いただければ出来る限り回答させていただきます。
お礼
毎回ご教授頂きありがとうございます。 大変参考になり助かります。 しばらくはオイルは避け様子見したいと思います。 ありがとうございました。