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なぜ滑走路が1kmぐらいある空母を作らない
1kmあれば離陸着陸が楽になり居住空間、詰める荷物の量も増えます。 なぜ多くの空母は滑走路を300~400Mほどしか用意しないのでしょうか。 船の大型化にはどういう技術的困難があるのか教えてください。
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巨大空母のプランはありましたよ。全長600メートル、全幅100メートル、イギリスの氷山空母計画(Project Habbakuk)です。パルプを混合した氷(パイクリート)を削って平にして滑走路を儲ける計画でした。構造体自体が水に浮くし、壊れても水を掛けて凍らせれば復旧するので、正に浮沈空母計画です。 パイクリートの浮体実験までは進みましたが、最終的にはコストの問題と、そんなことしなくてもドイツに勝てそうだったので取りやめになりました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B1%B1%E7%A9%BA%E6%AF%8D http://en.wikipedia.org/wiki/Project_Habakkuk 超大型船の場合、母港の問題(シーバースみたいな形で沖合停泊も不可能ではない)、操船の問題(パナマは当然として、スエズマックスにもひっかかるので大西洋以外に展開する場合、喜望峰を回航することになる)の他に、大きな波の波頭にまたがった場合の強度の問題があります。船首と船尾が波で持ちあげられる形になったときに真ん中でポッキリ折れちゃうんですね、実際に大型船舶でこれが原因と考えられる事故が起きています。
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- eroero1919
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まず世界中どこの港にも入れません。そしてドックにも入れません。 たまに船をドックに入れて船底に着いた貝を落としたり、水漏れがないかチェックします。船乗りの友人によると、この船底の貝ってのが案外バカにできないらしくて、船底の貝が溜まると明らかに速度も遅くなるそうです。ちなみにあの日本海海戦のとき、日英同盟でロシア軍のバルチック艦隊は港に入ることができなかったので船底にはかなり貝が溜まり、速度はかなり低下していたそうです。 ドックに入れないなら、その船底の貝がこそげ落とせません。また、万が一その1kmの真ん中へんあたりで水漏れが発生しても修理もできません。 あとたぶん、全長が1kmもあったら強い横波がきたら船がポッキリ折れちゃうと思いますよ。波の影響は様々な方向から複雑にかかりますからね。そのストレスがある一ヵ所に集中してしまったら、曲がるなり折れるなりは起きるでしょう。
お礼
ドックに入れない。港に入れない。船が波で折れる。 今後も登場しない可能性のほうが高いようでとても残念です。 回答ありがとうございました。
- rokometto
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・攻撃が当たりやすい ・レーダーや衛星に捕捉されやすい ・エンジン出力を上げなければいけないのでソナーに捕捉されやすい ・燃料がばかみたいにかかる ・入れる港がない(接岸できるかできないかで出入りの効率が全く違う) ・必要な有能な人員の数がはんぱない ・経費がめっちゃかかる ・そもそも建造にすごい年数と費用が掛かる 戦艦大和をみればいいんですよ。 愛され今でも世界最大の戦艦を誇り続けてるけど、たいした戦果もあげず沈んでしまったという。
お礼
ありがとうございました
- E-1077
- ベストアンサー率25% (3258/12620)
それでなくても標的になりやすいのに? 大型の方が作るのは簡単。 小型化で効率よくする技術のほうが大変。 これは携帯電話やPCなどにも当てはまる。 まあ、駆動力を考えたら今のイージス艦あたりが適当なんでしょうねえ。 ちょうど、昨夜アメリカ海兵隊の装備についての番組見たんだけど・・・。面白いよねえ。
お礼
ありがとうございました
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
港はどこに? 操船も難しいだろうし。 エンジンの出力も相当あげないと無理でしょうね。
お礼
ありがとうございました
お礼
1kmの船は波で折れますか。 残念です。 回答ありがとうございました。