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無料BS民放に良番組があるのはなぜ
大和田獏のぐるり台湾!鉄道絶景旅 知られざる鉄道遺産を求めて http://www.bs-asahi.co.jp/gururi_taiwan/ 今日放送された番組ですが、意欲作であったと思います。 充分、地上波での放送にも耐える番組であったと思います。 制作費も結構かかるのではないかと感じました。 無料であるBS放送の視聴率はそれほど高くないと思われます。 スポンサーも大手がつきません。 どうやってテレビ局は収益を得られるのか不思議に感じました。 これに限らず、BS民放には紀行番組を中心に良番組が多いように思います。 (その一方で地上波は同じような、バラエティ番組か3ヶ月で終わってしまうドラマばかりの 気がします。)
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- vegaeagle
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1・紀行番組はそれほどお金がかかっているとは思いません。ドラマのように何十人もの俳優を長時間拘束するわけではありませんし、大掛かりなセットも必要ありません。 2・BSにも大手のスポンサーはいます。地上波に比べると、単価が安いので、長時間の広告ができます。 サプリ、栄養食品類はキリンビールやサントリー、カゴメとかがメーカー直販のものを宣伝しているはずです。地上波だと15秒とか30秒ですが、2分とか。 3・BSの大きな収益となっているのは「インフォマーシャル」。地上波でもやっていますが、ジャパネットとかの通販番組です。「番組」とは言っていますが、ジャパネットとかQVCとかいろんな通販会社が、その時間、30分や1時間の枠というか電波を丸々買い取っているわけですから、結構な収入になります。 4・そのほかの放送は地上波の2時間ドラマの再放送、買い取った韓国ドラマなどですから、それほどお金がかかってはいません。 5・BS民放で「作り手の熱意がある番組」というのは地上波に比べて多いとは思います。 今の視聴率は地上波だけが対象で、その結果で局は一喜一憂しています。「いい番組」「見てほしい番組」というより、「視聴率を稼げる番組」を求められてしまいます。結果としてどこかの局が当てると、みんな後追いするとか。 地上波でも、深夜帯の番組は比較的制約が少ないかと思いますが、深夜帯で好評だったバラエティーなどをゴールデンの時間帯に移すと、途端に面白みがなくなる、ということもよくあります。 視聴率の呪縛があるかないか、というのはかなり大きな要素であるとは思います。
- sunchild12
- ベストアンサー率49% (730/1472)
確かに民法BS、良い番組ありますね。 CMかドラマかわからないようなくだらない健康食品の通販番組も多いですが。 私は『良番組』『意欲作』と言うのは必ずしも制作費のかかった番組というわけではないと思っています。 と、言うのは、制作費のうち、最もかさばるのは出演者へのギャラだと思うからです。 で、現在のTV界で概してギャラの高いタレントは… はっきり言って『良番組』『意欲作』にマッチするタレントとは言えないでしょう。 『視聴率が取れるタレント=ギャラの高いタレント』ではありますが、彼らはそれだけなのです。 決して『良番組』『意欲作』に耐えうるだけの個性と知性を持っているかと言えば必ずしもそうではないのですね。 で、紀行番組ですが… 概して旅物は制作費はローコストだと思いますよ。 なにせ人気タレントを雛壇に並べてたけしやさんまを司会に招く必要はないわけですから…。 と考えれば、紀行番組は大手スポンサーの付きにくいBSには持って来いのジャンルとも言えるわけです。 結論… 『コストをかければ良い番組ができるわけではない』 また『視聴率偏重になればなるほどギャラにコストがかかり皮肉にも低俗番組が多くなる』とも言えるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 例にあげた番組 台湾に魅せられ何度も行く私でさえ知らなかったり言った事がないところばかりでした。(鉄道ファンでもないです。) 今回の番組は、そのような番組とは一線を画すような内容ではありました。 いかにも安いつくりの旅番組も結構あります。…温泉旅館の紹介タイプ (それもやかましいバラエティよりは楽しいのでよくチャンネルを合わせますが。騒ぐだけのひな壇タレントはやかましいだけの代物とは感じています。) ・NHK 土曜日 昼の「生活笑百科」は面白くてためになるので好きです。 これも大阪制作 そんなにコストはかかっていないように思います。 映画は邦画中心によく見にいきますが、テレビドラマは映画に比べるとたいてい内容や描写が 薄っぺらいので見なくなりました。(昔は力作ドラマがありましたが。) >結論… >『コストをかければ良い番組ができるわけではない』 >また『視聴率偏重になればなるほどギャラにコストがかかり皮肉にも低俗番組が多くなる』とも言える>のではないでしょうか。 まさにそうなのでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 「作り手の熱意がある番組」 今回例に挙げた番組がそうです。 鉄道好きに向けたものというわけじゃありませんでした。 「世界の車窓から」のスペシャルものより迫力がありました。