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将来性は??
今就職活動真っ只中の学生です。そこで一つ質問なんですが、派遣会社とは普通の会社より将来性がないのでしょうか?親に相談しても派遣会社のデメリットしか言っていないような気がしてしまいます。男の子がそんなんではダメだと。ですが、派遣会社から派遣先の会社へ就職をしたという話も聞いたことがあります。派遣先へ就職できない人とできる人の違いはなんなんでしょうか。派遣会社のメリットや、派遣会社で実際に派遣社員として働いている方、派遣会社の仕組みなど知りたいです。質問ばかりで恐縮なんですが、わかる方ぜひ教えてください。
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- okozyo
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派遣会社の本社に就職したいのか、派遣会社の登録社員に登録したいのかがいまいちわからないのですが、後者のほうと仮定してアドバイスをします。 そもそも派遣会社とは、派遣会社(以後A)が提携(登録)企業(以後B)に一定期間の契約のもとで派遣会社の登録社員(以後C)を派遣するというものです。ちょっと意味合いが変わるかもしれませんが、Cの立場は短期アルバイトの社員バージョンと考えてもらえばわかると思います。賃金体制は契約や会社の方針によって違うでしょうから詳しくは述べませんが、聞いた話ですと、派遣されていないと最低限の生活ができる程度らしいです。 派遣会社のこの制度によって AはCを派遣することによりBから契約金が入る。 Bは必要なときに必要な人材のみを使えるので無駄な人件費を削減できる。 というメリットがあります。 Cには色んな仕事を経験できる、好きなときに働けるなどのメリットがあるように思えますが、実際の社会の中でそんなに都合よくいくものではありません。 派遣会社とは合理性重視の社会が生んだものですので、手に技術のない者等は登録はできますが、A的にはおよび出ないのです。 派遣会社から派遣先の会社に就職したという話は実際にあります。但し、Bが即戦力になり、人件費等を合理的で判断して派遣会社から派遣されるより雇ったほうがよいと判断した場合にBから声がかかるのものです。決して誰でもかかるとか思わないことです。 将来性はまぁ、東証一部上場の会社が大量の不良債権を抱えて倒産する時代ですのでなんともいえないのですが、安定を将来性の基準にするなら普通の会社のほうがよいでしょう。現在、団塊の世代がリストラで削られてたので、若者の雇用については徐々に安定していく傾向になるでしょう。派遣会社は、Bがなくなれば派遣会社もなくなるので安定を規準にした場合は将来性は普通の会社よりはないです。 ご両親のおっしゃることは現時点においてはもっともなことです。例えば自分はこういう職に就きたくて専門学校にかよいながら実際の現場も体験してみたいとかいうなら別ですが、手にたいした技術もない人が派遣会社の登録社員になったら30代から足元見られてろくな収入はありません。50代で大卒の平均初任給以下の給料でもいいというなら別ですが(噂では実話。信憑性有)。 元々派遣会社はアメリカの様な労働体制のもとで確立して、不況の中、企業の合理性のみに重点をおいて日本で出てきたものですので、現在の日本労働体制や好況の時にはCの立場は、分の悪いギャンブルに身を投じる様なものです。 最後に、アドバイスを少々。 自分の将来ですから最終決定権は自分にあります。しかし、ご両親が子供の将来を心配するのは親として当たり前のことです。知識や経験という点においてはどうしても埋められない差というものもありますし、自然の摂理どおりなら基本的に親は子供より先に死にます。今はご両親が衣食住の面倒をみてますが、死んでしまえば面倒をみることはできませんし、お金がなくては生きていけない世の中です。 このことを念頭におきながら、「なぜ自分は派遣会社に就職したいのか」という気持ちに向き合い考えに考え抜いてください。 その時の結論が、「したいから」、「やってみたいから」、「やることがないから」とか言う理由なら、やるべきではありません。「するべきだ」、「やるべきだ」という結論なら行うべきでしょう。 そして、考えるだけでなく行動に移すことが重要です。行動に移さなければ「取らぬ狸の皮算用」、「絵に描いた餅」と同じです。 ご自分の人生を左右する選択のひとつですので焦らずじっくりと考えて決めてください。 一部みづらい部分や表現が不適切な部分等、不愉快にさせる表現があるかもしれませんがご容赦ください。