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ペンキが剥がれてしまいました。
http://okwave.jp/qa/q8014243.html ↑上記で質問させていただき、回答を頂いたものです。 早速、砥の粉を購入し戻ってくると 写真のようにペンキを塗った部分が剥がれ出していました。 うろこ状になっている部分となっていない部分があります。 時間差はあれ、結局剥がれてしまうのでしょうか? 一度、全て剥がして砥の粉を塗って一からペンキを塗りなおすほうが いいですか? ちなみに剥がれたのはペンキだけなく、つやもなくなり つやのない木目が現れました。
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いずれにしても、すべてサンディングで落としたほうが良いでしょう。 >早速、砥の粉を購入し戻ってくると まだ砥の粉は塗ってないのですよね。 >木製品によっては乾かすうちに黄色っぽくなってしまうものや、 >中には塗るそばから黄色く変色するものもあり困っています。 元々、白木(何してない無垢)ではなく、塗装されているのですか? 塗装されている場合は、新しい塗料の溶剤で古い塗料が溶けだしてくることがあります。特に老化が進んでいる場合は。 多分、購入されたのはペンキではなくラッカーか水性塗料だったのでは? ラッカー(アクリルラッカー)は硬質なアクリル樹脂を強い溶剤で希釈したものですから、元々塗られていた塗料がペンキ(乾性油)でしたら溶けてきます。そしてすでに硬化は失われていますから、はがれていきます。 また水性塗料も水がなくなった後で同様の溶剤が下地を犯すことがあります。水性塗料のすべてがそうではないですが。 まったく無垢の白木に塗るのではなければ、砥の粉は不要です。というか使ってはなりません。 砥の粉の用途は、木の目止めです。塗料が浸み込んでしまうと乾燥したときに穴だらけになってしまうからです。なお、無垢の木の場合も砥の粉を練って塗て乾燥したら、表面の砥の粉はすべてふき取る必要があります。--砂上の楼閣じゃないですが塗料がはげます。 すでに塗装してある場合は、表面の弱くなっている塗膜だけサンディングで落としてから、1度下地を薄く塗ります。これは下地との密着を増すためと、古い塗料がさらに溶け出すのを防ぐためです。そのときも塗料の種類に気をつけてください。元々の塗料との兼ね合いがあります。 プロだと、なにに、塗られていたか、硬さ、老化の状態などでおよその見当はつくと思います。それぞれに合わせた塗料・作業手順を塗料店に聞いてください。DIYじゃ九分九厘、答えられないでしょう。 いわゆるペンキは、亜麻仁油などの乾性油( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%BE%E6%80%A7%E6%B2%B9 )(空気中の酸素で不飽和の部分が酸化されてポリマーになって硬化する--溶剤が飛んで乾いて固まるのじゃない)を利用したものです。 時間はかかりますが、一挙に厚く塗れる特徴があります。いわゆる油絵の具と同じ。 一方、ラッカーは硬い樹脂を強力な溶媒で希釈したもので乾くのが早いですが、原理的に厚塗りは出来ませんよね。 水性塗料は乾性油のペンキを水に分散させたものと、ラッカーのようなアクリル樹脂を分散させたものがあります。後者は下地を溶かすでしょう。 まあ、上塗りされるのでしたら乾燥時間が長いものを使うというのも、ひとつの目安になるでしょう。 いずれにしてもプロに相談すべきでしょうね。 私でしたら、一旦オービタルサンダなどで表面の塗料を出来るだけ落として、ウレタンなどのプライマー・シーラーを塗って下地調整後に、塗装します。古い塗料の上塗りでしたら最低でも2回、場合によったら何回も塗り重ねることを覚悟します。
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- nitto3
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砥の粉を塗ってサンデイングをしましたか? はがれたのは砥の粉の層でしょう。 サンドペーパーできれいにはがし木材の表面を出して、 砥の粉を塗ります、きれいにふき取って、サンデイングをして、 (砥の粉は溝などに入ったものだけが残ります。) その上にペンキを塗ります。 ペンキが油性なら、砥の粉はシンナーで、水性なら水溶いて塗りますよ。
お礼
砥の粉にも塗り方があるんですね。 ありがとうございます。 まだ砥の粉は塗っていないので もともとの塗装だったのだと思います。 勉強になりました。
お礼
もうもの凄く勉強になりました。 細かいことまで丁寧に教えてくださって 本当にありがとうございます。 おっしゃる通り確認すると水性塗料と書いてありました。 ホームセンターで「ペンキはどこですか?」と聞いて 渡されたものなのでてっきりペンキかと思っていました。 >まったく無垢の白木に塗るのではなければ、砥の粉は不要です。 >というか使ってはなりません。 >砥の粉の用途は、木の目止めです。塗料が浸み込んでしまう >と乾燥したときに穴だらけになってしまうからです。 >なお、無垢の木の場合も砥の粉を練って塗て乾燥したら、 >表面の砥の粉はすべてふき取る必要があります。 >--砂上の楼閣じゃないです>が塗料がはげます。 そうなんですね! 危うく大失敗をしでかすところでした。 重ね重ねありがとうございます! 木材と塗料の相性なんて考えもしませんでした。 アドバイスありがとうございました。