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仁川のトランジットの税関検査と荷物の取り扱いについて
- 仁川トランジットには入国手続きをする方法と換乗通路を利用する方法があります。
- 換乗通路を利用する場合は税関検査を受けずに入国できます。
- 入国手続きをする場合は税関検査を受ける必要があり、荷物についてはデポジットと保管料を支払えば税関に預けることができます。
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こんにちは。 トランジットの荷物ですが、私の経験からすると、大切なのは韓国ではなく、日本の出国時にあると思います。日本で搭乗手続きをする時に、一時でも韓国仁川で入国するのか、入国しないのか。預ける荷物を韓国仁川で受け取るのか、それとも受け取らずに韓国仁川からの乗継便に自動的に移してもらうかの選択をしっかりしておく事だと思います。それによって仁川での対応が変わってきます。なお、預入荷物を乗継便に自動的に移してもらうと、荷物の受け取りは仁川の次の空港(目的地空港)になります。 蛇足ですが、航空券については日本で搭乗手続きをする時に、乗継便の搭乗券をもらっておくと便利です。同じ航空会社の飛行機の乗継ならば、普通は言わなくても乗継便の搭乗券の発券をしてくれるとは思いますが、他社便への乗継の場合はケースバイケースです。航空会社のカウンターで確認をして、指示に従います。 なお、日本で発券できなくとも、仁川で発券はできます。 韓国仁川のトランジットにも2通りがあって、上記したように入国手続きをするのか、しないのかです。 仁川で入国手続きをしない時には、日本出国時に飛行機に預ける荷物は乗継便に自動的に移すことを選択します。仁川ではトランジットブースでの機内持ち込み手持物の検査・身体検査(セキュリティ検査)と、パスポート・搭乗券(航空券)の確認だけで済みます。免税範囲以上の品物があっても課税は原則されません。検査・確認後、免税店のある搭乗エリアに出ますので、チェック・手続きはこの検査で終了です。後は時間まで免税店で買い物などをして時間をつぶし、時間になったら搭乗口から乗継便に乗るだけです。仁川の免税店で買った品物は乗継便に機内持ち込みすることになります。酒なども大丈夫です。 この方法が一般的なトランジットですが、問題は日本の免税店で買った品物、それも酒類などの液体物です。日本の免税店での購入ですから、機内持ち込み手荷物ですし、仁川のトランジットブースでの検査に持ち込むことになります。一般の品物は上記のように原則課税はされませんが、液体物はセキュリティチェックに引っかかる場合があるとされます。日本の免税店で密封するので大丈夫だという話もありますが、日本酒以外の酒であれば仁川の免税店は日本の免税店と同様以上の品揃えですから、酒類は仁川でお買いになれば問題はなくなります。 仁川で入国手続きをする場合でも、荷物は受け取らず、日本で手続きして乗継便に自動的に移してもらうことができます。この場合は、機内持ち込み手荷物だけ持って韓国の入国手続きをします。しかし、入国書類・税関申請書は書いて、提出しなければなりません。飛行機を降りてから、入国審査(入国書類を提出・返却)、その後税関審査(税関申請書を提出)を受け、入国となります。普通の入国と変わりはありません。入国後は時間さえあれば、ソウルなどまで出かけることも可能ですし、免税ではなくとも韓国の土産も買えますが、出国手続きの時に、制限のある品物、たとえば酒などの液体物は持ち込むことはできません(手続後に免税店では買えます)。一般的な土産ならば畿内持込み手荷物として持ち込めます。出国手続き後は搭乗エリアの免税店での買い物は当然OKです。この場合、乗継便の搭乗券を日本で発券してもらっていれば、韓国では航空会社のカウンターに寄らなくても直接出国手続きができます。 仁川で入国手続きをし、なおかつ仁川で飛行機に預けた荷物を一旦受け取る場合は、日本の航空会社のカウンターで、荷物を預ける時にはっきり言っておきましょう。仁川での入国手続き・書類は上記とほぼ同じですが、入国審査後、ターンテーブルで預けた荷物を受け取ることが増えます。出国の場合は、少し違います。まず、日本の免税店で買った酒類などの液体物、韓国入国後に購入した液体物は、預け荷物に入れれば、持ち出せます。また、出国前に航空会社のカウンターに寄って、荷物を預かってもらわなければなりません。この場合、日本で乗継機の搭乗券をもらっていても、預け入れはできます。搭乗券をもらっていない場合は、航空券を提示して、発券してもらいます。カウンターでの手続き後は上記と同じです。 この方法の場合、荷物を持って、観光などに行くのかどうかです。3階の出国カウンターのあるエリアには、手荷物預所が2か所あります。そこにスーツケースなどは預ける方法もあります。場所は、滑走路側の両端にあります。 さて、「トランジットの事情を説明しましたらデポジットと言い保管料さえ払えば 税 関に荷物を荷物を預けることができます」というのは、ポンド預けと言います。ほとんどの国の国際空港にある制度ですが、あまり使われません。私も使ったことがないので、保管・返却などの実際の状況はよくわかりません。 ただ、免税条件を超える(課税される)物品を持ち、なおかつ入国しようとするとき、物品を税関に預けることによって、課税されない制度です。人間は入国しても、物品は入国しないようにするのです。 ですから、入国しない場合や、課税されるような荷物がない場合、入国しても荷物が乗継機に自動的に移る場合は関係がありません(日本からの機内持込み品物が免税条件を超え、なおかつ入国する場合と、日本の免税店で買った物品と手荷物の合計が免税範囲を超え、なおかつ入国する場合は別です)。預け入り荷物を受け取って、入国する場合、荷物に免税範囲を超えた品物がある場合だけです。 そもそも、韓国に入国するのでしょうか?入国するとなると、入・出国手続きには1時間程度かかると見なければなりません。さらに、ソウルへ観光で出かけると往復に2時間は最低かかります。そのように考えると、仁川到着から、仁川出発の間が6時間以上なければ難しいのではないでしょうか。仁川市内の観光であっても5時間ほどの余裕がないと難しいと思います。 細かくなってしまいました。逆にわかりずらいかもしれません。その場合は補足に記載いただければと思います。
補足
丁寧な御返事、ありがとうございます。書き忘れてしまったのですが、成田→仁川一泊→トルコ観光をして仁川に戻り一泊&観光→成田と云うちょっと変わったツアーをします。トルコから課税対象になるお土産を買って来る予定です。そうなると税金を払うかデポジットを払うか悩んでしまいます荷物を成田までスルーする方法もあると思うのですが、ソウル観光でお土産も買いたいしとワガママな悩みが出て来てしまいます。 アドバイス、よろしくお願い申し上げます。