三陸大震災の義捐金について

質問

今日で過去最悪の大震災から二年が過ぎました。
お亡くなりになった大勢の犠牲者の方のご冥福をお祈りします。
また、未だ仮設住宅に住み、不自由な生活を余儀なくされている皆様の心中察します。
一日も早く以前の平穏な暮らしに戻れますよう願っています。

さて、世界各国から集まった多大なる義捐金ですが、どの様に誰がどこへ使われているのか全然わかりません。
被害にあわれた方々へ直接使ってもらいたく募金されたわけなので、各国へ向けての詳細報告が必要と思います。？
例えば、新型の給水車買いました、移転のための土地や建物を買いました、三陸の企業復興のために機会の購入資金に使いました…などなど。
個人や企業レベルではなく国としての報告などはされているのでしょうか？
国内ではほとんど、どの様に使われているのか報告内容が不明…というか、一般に報道されていない様です。

集まった義捐金と復興予算、東電保障金とは全然別問題なので、世界各国の善意がどの様に使われているのか知りたくなりました。

よろしくお願いします。

回答No.4

blackhill · ベストアンサー

＃２です。若干の誤解が気になるので、回答を補足します。

　大災害に際し救援金を贈る仕組みは、1906年のサンフランシスコ大地震で日本政府が行ったのが始まりだといわれています。1921年の関東大震災のときは、逆にアメリカ政府と市民から莫大なお金と物資が届きました。
http://www.myfood.jp/w_myfood/us_discovery/2012/03/post.html

　関東大震災では、義捐金を使って同潤会が設立されました。同潤会は、木造住宅が犠牲者を増やしたという反省から、中層の鉄筋コンクリート集合住宅を大量供給しました。現在の団地住宅の起源です。

　今回は、海外からの寄付は、被災者に直接』配分するのではなく、日赤の事業に使われています。アメリカ赤十字社のホームページには、寄付の使途が書かれています。英文ですが、写真が素晴らしいので、ぜひご覧ください。
http://www.redcross.org/images/MEDIA_CustomProductCatalog/m6340390_JapanEarthquakeTsunami_OneYear.pdf

　なお、ソフトバンクが設立した公益財団法人東日本大震災復興支援財団の活動については、財団のホームページで公開されています。
http://minnade-ganbaro.jp/shien/

　4年前に民法を改正して発足した公益財団/社団法人はガラス張りで、闇という中傷は根拠がありません。今年中に無くなる以前の財団法人（現在の名称は民法特例法人）と混同しているのかな。

お礼

震災直後は生命線をつなぐ為に衣食住は必要なものなので、現物による支援はかなり有効なものだと思います。
仕事がまだ決まらない人や怪我、病気で通院を余儀なくされている多くの方が次のステップとして現金かな？って単純に考えた時、集まったお金はどこへ？
と言う事でした。

明日生きる為には仕事をしなければならないし、仕事がなければ探さなければならないが…
現実的に先立つものがなければ、自給自足でない限り生活は不可能です～。
失業者が多くては復興も遅れますからね。

再びの回答ありがとうございました。

回答No.3

Mokuzo100nenn

ソフトバンク帝国の所有者である孫正義氏の「個人資産から100億円」と発表された義捐金の使途が下記のサイトで判ります。

http://cahotjapan.blog103.fc2.com/blog-entry-1639.html

なんと、100億のうちの40億は財団法人設立に使われており、その40億のうちのいくらが実際の支援に使われたかは闇のなかです。

お礼

義援金はすでに各個人への配布が終了しているらしい。
世界各国の皆様の善意は報われたらしい。
モヤモヤした不信感はありますがこれにて一件落着らしい…

孫社長に関しては私的には立派であると思います。
個人の資産で財団を設立し、直接的に働きかけているからです。
金額の大きさもさることながら、実行されていますから。

回答ありがとうございました。

回答No.2

blackhill

3月11日の朝刊各紙に、日本赤十字社の1ページ大の広告が掲載され、そこで義援金と海外救援金について触れられています。質問者はこの記事を読んで、疑問を抱かれたのだと思われます。もっとも、三陸大震災とは驚きました。

　まず、国内の義援金は総額3,650億円で、殆どが配分済みです。これは基本的には被災者への見舞金で、使途は生活再建資金だと決まっているわけではありません。

　次にご質問の海外からに救援金ですが、総額は約1,000億円（石油現物400億円分を含む）で、これは国際赤十字社のルールに従い、日本赤十字社が行う復興支援事業の事業費に充当されています。寄付金特別会計で処理すれば使途は明確ですが、一般事業費目に合算されているようです。

　質問者は、被災者に直接使ってもらいたく募金したといわれますが、日赤は自社の復興支援事業への寄付の扱いのようです。

http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002501.html

　なお、復興支援事業全体については、決算報告で明らかにされるのではないでしょうか。となると6月です。また日赤は民間団体なので、国としての報告は関係ないのでは。これまでも海外の災害に寄付しているし、島津社長は国際赤十字の会長を兼ねています。1年持たない首相よりずっと信頼されているようです。

お礼

赤十字の広告自体、今回初めて知りました。
海外にいたわけではないのですが、個人レベルや団体の海外や国内に向けてのお礼の広告は良く目にしていたもので…国としてのお礼はしたのかな？と思った次第です。

丁寧な解答ありがとうございました。

回答No.1

anfibi0141

義援金は、その100％が赤十字を通じて、被災者に生活再生資金として、現金で分配されるものです。報道されていたと思いますが？
http://www.jrc.or.jp/l2/Vcms2_00002320.html　(赤十字のページ)

お礼

赤十字が一括して取り仕切っていたのは知りませんでした。
現金で各自に配布したとの事なので、一段落したと言う事ですね。
各国の気持ちのこもった募金なので、正当な使い方をしている事がわかりホッとしました。
解答ありがとうございました。